いろは(JR205系)

2020-10-17

2020年の10月に行った日光への旅行で日光線の いろは に乗車しました。

旅行についてはこちらの記事に書いています。2泊3日の日光旅行でいろんな乗り物に乗ったり観光したり温泉入ったり美味しいものを食べてきました。

JR日光線を走っているこの いろは ですが、山手線、京浜東北線、埼京線などなど首都圏で以前沢山走っていた(今も都心から少し離れたとことかでまだまだ走ってます)205系を改造して作られた観光列車です。日光線にはこの いろは 以外にも普通の205系が走ってます。(22年に日光線の205系を新型車に置き換えるという発表がJR東日本からあったので、今後のことがちょっと気になります)
山手線あたりを走っていた205系よりちょっとかわいい感じの顔ですが、京葉線で使われていた車両です。

17時過ぎの日光行きという遅い時間だったからか、この今市駅で多くのお客さんが下りていき、貸切状態でした(日光はこの時間には観光施設もお店もほぼ閉まってしまうし、旅館に泊まる方とかはそろそろ夕食でしょうし)

元はロングシートの205系にクロスシートの座席が。この写真右側は2人掛け。向かい合わせなので4人グループの旅行とかにピッタリです。(一人で座って向かいに知らない人が座ってるとちょっと気まずい席)

反対側は1人掛けのシートの向かい合わせ。カップルやご夫婦座るのにちょうどいいですね。

シートがあるところは床が微妙に高くなってました。ほんと微妙に。景色が良くなるほどの高さは無いように思えるので何かの機器とか車両の構造とかの関係でしょうか?
僕はいろはに乗れるのにテンション上がって車内を歩き回ってたので足を引っかけて転びそうになったのでトラップかと思いました。

窓の周りにも木が。東京で満員電車の通勤列車として使われていた時には想像できなかったような変化と思います。

ロングシートもあるので一人で乗った時に向かい合わせに人が座って気まずい思いもしないですみます。
また、観光列車でありながら日光線の普通列車として使われてるので通勤通学ラッシュ時にはロングシート必須なのかもしれません。

写真では微妙にしか写ってませんが、ロングシート前にはつり革が。これが木の輪っかです。おもてなしのような、でもそもそもおもてなしだったら立ったまま乗るのはどうなのかという微妙な感じが最高です。

スーツケースのような大きな荷物を置くのにも困ならい荷物置き場もありました。コロナとか落ち着いたらまた海外から日光に旅行とかきてもらいたいですね。

日光駅について折り返し宇都宮行きの表示が出ています。元々通勤列車用の車両がベースだけあって広い両開きのドアの観光列車というのも珍しいと思いますがスーツケースを持った観光客の方とかだとか帰りのお土産を買いすぎた観光客の方も出入りしやすいというのはあるかもしれません。そんなことないかもしれません。4扉の車両でしたが外側の2つがそのまま残されていて。。

内側の2つはこのように扉ではなくなってます。あきらかに違和感あるこの改造感が最高に好みです。

こんなに楽しい日光線のいろはですが、普通列車なので運賃だけで乗れますし全席自由席ですので日光線に乗る機会があればぜひ乗ってみるのをおすすめします。
運行予定や時刻表といった詳しいことはJR東日本の いろは のHPに載ってます。

※2023年9月追記

2022年3月に運行を終了し、その後廃車となってしまいました。個性的な列車だったので残念です。

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