焼津黒潮温泉 元湯 なかむら館(静岡県)

2021-12-26

2021年12月に青春18きっぷを使って埼玉から静岡に日帰り旅行に行きました。

旅行についての記事はこちらです。

JR東海道線の焼津(やいず)駅から住宅街の中を歩いて5分くらいで建物が見えてきます。

塀沿いに歩いて行くと施設名が。

すぐ横が入口です。

2021年の春にリニューアルオープンして、温泉の他にカフェ、整体、カルチャースクールがある複合施設として営業しているそうです。

入口を入ると左側に券売機があり入浴料のチケットを購入します。(450円でした)こちらはボディソープやシャンプーが洗い場に設置されてないので持参してない場合は受付で販売していました(タオルも販売)券売機の横が受付で、券を渡します。

真っすぐ奥に進んでいくと2階にカフェがあるようですが、今回はそちらには行っていません。

受付から右手の通路を進んでいくと温泉がある入口があります。

脱衣所は広くないので2人位先客がいる場合は少し待った方が良さそうな広さでした。鍵付きのロッカー(無料)があるので、僕のように電車での旅行の途中に寄った時のように荷物があっても安心です。

脱衣所のドアを開けると洗い場のある内風呂が。内風呂は5~6人位はゆったり入れそうな広さでお湯の温度もちょうどいい感じで気持ち良かったです。洗い場は隣との間隔がちょっと狭い感じでしたが、1つおきとかに使えばちょうどよさそうでした。ボディーソープやシャンプーは設置されていないので持参するか受付で購入(使い切りのを売ってるようです)する必要があります。(僕はあらかじめ調べておいたので持参しました)

露天風呂は内風呂のドアから出るとすぐ横にある作りでした。間の壁には窓があるので内風呂の混みぐあいもなんとなく確認できる感じでした。壁際の庭にお風呂があるような作りでちょっと不思議な気分でした。

露天風呂は奥の方にある湯口の近くは熱い源泉が入ってきてるので丁度良かったですが、手前側の方はこの日は12月下旬で気温も寒かったのもあったからかちょっとぬるかったです。露天風呂にくる人はほとんどいなかったので奥の方の暖かいとこにずっといました。内風呂が空いたら内風呂に移動しようかなと思ってましたが休日の夕方前の混みあう時間だったので内風呂は少し混んでた(ぎゅうぎゅうというほどではないですが)のでずっと露天風呂にいました。

ナトリウム・カルシウム塩化物泉の温泉のかけ流しでとても気持ちいお湯でした。お湯をすくって顔に近づけてみると磯の香のような匂いがしてテンションがあがりました。

内風呂(なかむら館HPより)

露天風呂(なかむら館HPより)

 

元々はこの写真の建物の手前に焼津温泉第1号源泉の高草50号井という源泉の温泉塔があったそうでネットの記事とかではそれも一緒に写ってる写真が多いですが、今回行った数日前に撤去されてしまったようです。

なかむら館の温泉もその源泉からひいていた(他の源泉の高草1号井からの温泉も使われた混合泉)そうですが、今は焼津港1号井という2021年に新しく完成した源泉の施設から引かれてるようです。当日は知らなかったのですが、この新しい源泉の施設、駅に帰るときに時間が少し余裕あったので散歩がてら遠回りして線路の反対側の方を歩いていたらたまたま温泉の施設っぽいところを見かけて、気になってたのですが後から調べたらその源泉だったようです(散歩してたら近くの道路の側溝から湯気が出てて気になって見に行ったらありました。)

ネットにいくつかその源泉の記事があったので見てみたら、今までのより湧出量が多くなってて、基本的には成分はほとんど変わっていないと書いてありましたがpHが高くなったという記事も見かけました。

焼津の温泉は地下1500メートルの1900万年前の地層から湧き出ている温泉で、天然ガスの採取をするための井戸を掘ったら一緒に温泉も出てきたというきっかけだったり、この新しい源泉の施設の管理もガス会社が行ってるようです。

えきから5分くらいという便利な場所でかけ流しの上質な温泉に入れるので今回のように青春18きっぷでの旅行の途中に行くにもとても良い温泉だなと思いました。カフェも併設されているので食事と一緒に利用というのも良さそうです。

営業時間等の情報はなかむら館のHPからご確認ください。

焼津黒潮温泉 元湯 なかむら館HP

 

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