2022年6月に群馬に1泊2日の群馬旅行に行ってきました。1日目に八ッ場ダムを見に行きました。吾妻線の川原湯温泉駅から歩いて行ったので行く途中にある見どころとかも写真に撮ってきたのでまとめました。
この時の旅行全体はこちらの記事にて。鉄道で駅から歩いて行ける温泉3か所や渋川で食べたラーメンなどのことも書いています。 続きを見る
群馬 温泉、ラーメン、八ッ場ダム(2022年6月)
吾妻線の川原湯温泉駅の駅前です。川原湯温泉駅は無人駅でSuicaも使用できないので乗車する駅で切符を購入するか列車の中で運賃を精算する必要があります。駅前ロータリーは八ッ場ダムでイベントがある時にシャトルバスが発着したり東京方面からの高速バスがこちらに停まったりもするようです。
駅前から伸びる道を吾妻川~八ッ場あがつま湖と道沿いに歩いて行くと大きな橋が見えてきます。
道沿いの高いところには川原湯温泉の日帰り温泉施設 王湯 があります。駅からここまで、歩いて10分ちょっとの距離です。
王湯の近くには温泉旅館や飲食店などが。この川原湯温泉は元々は違う場所にあったのが八ッ場ダム建設で湖に沈んでしまうため高台に移動してきた温泉街です。
川原湯温泉の先まで真っすぐ進んでも八ッ場ダムに行けますが、途中で左に曲がると八ッ場大橋という大きな橋があるので今回はこちら経由で湖の反対側に渡ります。
八ッ場大橋から見える八ッ場ダム。この日は天気も良かったのでとても綺麗な眺めでした。
この日はやってませんでしたが八ッ場大橋にはバンジージャンプの施設もありました。僕は高いとこ苦手なので絶対やりたくないです。
八ッ場大橋を渡って八ッ場ダム方面に歩いて行くとたんば見放台という展望台があります。スイッチバックみたいな感じに登っていくので登るとちょっと良い運動になります。王湯からここまで歩いて20分ちょいでした。
やんば見放台から見える八ッ場ダム。全体が見渡せる上に結構近くなので良い眺めです。
反対側を見ると八ッ場大橋が見えます。
やんば見放題の前には駐車場や飲食店があります。この日は平日(金曜)だったので空いていたり軽食の売店が営業してなかったりしましたが休みの日とかは混みそうです。
これから向かうのはこちら。
やんば見放台から降りて隣の敷地?の入口へ。国土交通省とか書いてあってここ入って行っていいのかしら?と思いつつ進みます。
こちらにも駐車場がありました。平日ですが結構埋まってます。僕は徒歩なので問題なし。
駐車場の横には やんば茶屋という飲食店もありました。この日は高崎で蕎麦を食べてきたのでスルーしてたのですが後で調べたら美味しいラーメンがあるそうなので今度行ったときに食べてみたいと思います。
やんば茶屋の奥にも小さめの展望台があってダムを近くに見ることができます。
駐車場の前に戻り茶屋の向かいにある なるほど!やんば資料館 へ。資料館という名前なので敷居高いかなと思っていましたがかなり入りやすい施設でした。できたのも新しいので綺麗です。
1階には八ッ場ダムの作られるまでの歴史が紹介されているパネルが展示されていました。また、ダム方面に出れる反対側の出入り口の近くにはダムカードをもらえる機材がおいてありました。
ダム周辺の模型も展示されてます。
2階にはダムの仕組みや構造など色々な展示がありました。
資料の量も多すぎない程度に見ごたえあったので八ッ場ダム見学に行ったときはこちらの資料館もセットでみるのがお勧めだと思いました。
八ッ場ダムにはお手洗いが無いそうなのでお手洗いに行きたい場合はこの施設の中のを利用するのが便利です。
入口と反対側にあるもう一つの出入り口から出るとダムが間近に見えます。
ダムのプレート。
八ッ場ダムの上です。なかなか広いです。
下を見ると勢いよく流れてる水が見えました。
ダムから流れた水の先には吾妻渓谷が。八ッ場ダムを造るときにもっと下流側に作る計画もあったけど吾妻渓谷を残すために今の位置になったという話があるのをどこかで見かけた記憶があります。
ダムから見た八ッ場大橋
ダムの途中に自動ドアがあって入れる部屋みたいのがあります。
ドアのすぐ先にはエレベーターが。
エレベーターに乗ります。一気に地下3階へ。
エレベーターを降りると長い通路が。
歩いて行くと明るくなってます。
ダムの下側に出てきました。八ッ場ダムデカい!!
RPGのラスボス感あるド迫力です。
ちょっと遠くからみると全体が見えます。手前にある小さな建物は地下にある水力発電所の入り口で、日程によっては発電所の見学できるようになっているようです。この日も見学できたようですが、入場する時間が決まっていて受付をしていっぺんに入って案内してもらう方式のようで気が付いたのが遅くてタイミング逃してしまいました。ヘルメットも用意されていてヘルメットをかぶって見学するようになってました。
ダムの上から見えた勢いよい水はこれでした。発電所で発電するために使った水がここから出てきているようです。勢いよく流れる水の力を使って発電してるのでこの勢いのようです。
近くの橋からみても大迫力。
ダムからちょっと離れたところに移動します。
何かに乗れるような施設があります。
八ッ場ダムで移転したJR吾妻線で使用されていて、廃線になった線路を自転車で走ることができる施設でした。
吾妻峡レールバイク アガッタンという名前で八ッ場ダムのすぐ近くから2.4キロ先の道の駅の近くまで行けるようです。ただ、2人乗りの自転車で1人だと乗れないそうです。こちらも出発時間が決まっているのでそれ以外の時間には乗れません(単線なのですれ違うことができないからだと思います)
少しレールの先の方まで進んでみると吾妻線の線路が架線も含めてそのまま残っていました。この線路を自転車で走るのかなり楽しそうです。
道をさらに進むと吾妻渓谷の景色を少し楽しめます。この画像だと伝わらないのですが木々の間から川がみえて癒される風景でした。
また八ッ場ダムに戻ってきてエレベーターを昇り上へ。資料館と逆方向から帰ることにしました。こちらの方には人があまりいませんでした。
資料館などがある反対側と比べてベンチのみとだいぶ質素な作りです。
さらに進んで振り返ると道の下が結構スカスカな作りでちょっとびっくりしました。最近できた施設ですし大丈夫なんでしょうけど素人からみるとちょっと心配になりました(笑)
さらに進むと車止めがありました。
ここまでがダムの施設だったようでこの門から先は一般車両は入れないようなっていました。
川原湯温泉方面に進んでいくと展望広場があったので寄ってみます。
反対側の展望台とは違い全く人がいなかったので穴場的スポットかもしれません。1人で行くのはあんまりお勧めできない感じでした。
ここからもダムは見えますが木々が結構視界を遮る感じでした。
八ッ場大橋も見えます。
双眼鏡も設置されていました。
しばらく歩くと川原湯温泉へ。この写真の右側の方に進むと駅から歩いてきた道があって王湯とかがあります。
帰りは湖側の道を使わずにトンネルを通ってみました。車は時々通りますが歩道が広いので安全に歩行者も歩けるようになってました。
トンネルを抜けると道沿いに階段が。
階段を上るとちょっとした広場になっていました。
広場から駅へ向かう階段です。
八ッ場ダムに観光で出かけるのは車で行くかたが多そうですが、川原湯温泉駅から歩いて行くルートには温泉があったり大きな橋からの眺めが良かったりしますし自然が綺麗な景色の中を歩くのも気持ちいいので、天気が良い日なら駅から歩いて行くのも楽しいと思います。八ッ場ダムは無料で見学もできてエレベーターで降りて行ったとこから見上げるのも圧巻ですし近くの展望台から湖と一緒に眺めるのも迫力ありました。