どこかにビューーン!で盛岡へ。温泉、麺、焼肉、パンや喫茶店など岩手への旅(2023年1月)

2023-01-26

どこかにビューーン!で行く岩手への旅2日目は繋温泉からスタートです。

2日目は朝から良い天気でした。何日か前までに降った雪でバス停の前の道も綺麗な雪景色。

繋温泉バス停から盛岡バスセンター行きの路線バスに乗ります。岩手県交通の路線バスで車両は いすゞの大型バスのエルガ。繋温泉バス停からは満席に近いくらいの人が乗っていましたが、多くの人はイオンモール盛岡で降りていました。

僕は盛岡駅前で降りて繁華街の方に向います。盛岡の繁華街は駅から川を渡ったりしながら10分程度歩いた大通り沿いに多くのお店がありました。大通り沿いに盛岡城跡の公園があったりしたのでお城の城下町の時代から明治以降は盛岡城跡からも近い場所にある県庁所在地としてと今まで発展が続いてきている街のようです。

この日は天気が良かったですが、車通りの少ない道はそれまでに積もった雪が結構ありました。

食道園というお店に来ました。1954年創業で盛岡冷麺元祖のお店との事です。こちらでお昼ご飯を頂くことに。

平日限定メニューの 半冷麺付カルビランチ です。カルビ、ライス、玉子、カクテキ、ワカメスープのカルビランチに半冷麺が付いてくるお得なセットでした。冷麺の奥にあるのは冷麺キムチというの冷麺に入れて辛さを調整できます。料理を持ってきてくださったときに冷麺はのびるので早めに召し上がりくださいという案内もあり。

今まで冷麺は殆ど食べたことが無かった(10年以上前にお土産の冷麺を作って食べたくらいな記憶)のですが、こちらの冷麺はとても美味しかったです。スッキリしつつダシの効いた冷たいスープにコシがあって噛み応えが心地よい弾力がある麺。具はゆで卵と牛肉ときゅうり、ネギ、ゴマ。こんなに美味しいなら半冷麺ではなくカルビランチと普通の冷麺を注文してもよかったかも思いました。

カルビの焼肉は味がつけてあるタイプで焼いてから、すき焼きのように生卵につけて食べます。これもかなり美味しかったです。カクテキやスープもとても美味しくて大満足のランチでした。

焼肉&冷麺を食べた後歩いて移動してチーズケーキのチロル大通店に来ました。大通りから角を曲がり路地に入ってすぐのところにあります。1967年に開業したお店で喫茶店激戦区でお店の目玉になるものをという事でチーズケーキを作りだしたそうです。盛岡は喫茶店が沢山ありそれぞれ魅力があるようなのでネットで調べていていくつか気になったお店の一つのこちらにきてみました。

チロルセットをクリームチーズケーキとブレンドコーヒーで頂きました。(チーズケーキと飲み物が選べるセットでそれぞれ何種類かありました)セット以外にも単品でもメニューにありました。チーズケーキが口の中でとろける柔らかさで濃厚で美味しかったです。コーヒーともよく合う味でセットで食べるの美味しいなと思いました。チロルはこの大通り店の他にも盛岡市内にお店があったり盛岡駅ビルのフェザンにテイクアウトのみのお店がありました。

この後、盛岡駅に移動し全国旅行支援のクーポン券の残り(食道園でクーポンが使えたのでその時にほどんど使いました)で何か今回の旅行の記念になるものでも買おうと思い、お土産物屋さんで東北新幹線開業40周年のキーホルダーを購入しました。東北新幹線が開業した時は大宮駅から盛岡駅の間でした。

盛岡駅からは列車にのり次の目的地へ。盛岡駅からは新幹線の他、JRでは東京方面の東北本線、秋田方面へ向かう田沢湖線、宮古方面に向かう山田線、元東北本線で東北新幹線が盛岡以北に延長した際に第三セクターになったIGRいわて銀河鉄道が乗り入れています。

今回は田沢湖線に乗りますが、田沢湖線は秋田新幹線開業時に新幹線の車両が乗り入れできるように線路の幅を一般的なJRの路線の線路に使われて狭軌から新幹線で使われている標準軌の幅に変更しています。この画像では真ん中の2線分の線路のうち、左が通常の在来線の狭軌で右側が田沢湖線の標準軌。

秋田新幹線の列車は写真左側の方の建物の中にある高架線の新幹線ホームに東京方面から到着し少し先で田沢湖線の線路に合流します。架線に流れている電気の電圧も新幹線と在来線で違いますがこちらは在来線のままの電圧で、新幹線の車両の方で切り替えてるようです。

という事で、田沢湖線の列車に乗ります。車両は標準軌用の701系5000番台。台車が標準軌用になっているので秋田新幹線と同じ路線を走ることができますが、逆に盛岡駅にくる他の在来線の線路は幅が違うので走ることができない車両です。前面が雪で凄いことになっててテンション上がりました。

ロングシートとボックスシートが並んでいる変わった作りになってました。この画像の手前の方は左手にロングシート、右手にボックスシート、奥の方は左右が逆になってます。

綺麗な雪景色を見ながらに20分弱列車に乗って盛岡市からお隣の雫石町へ。雫石町には乳製品な飲料でよく名前をみかける小岩井農場(よく見かけるのはブランド名を使用してキリンが作っているようですが)があるので行ってみようかなと思いましたが冬じゃない季節の方が楽しめそうかなと思い(ソフトクリームとか食べてみたい)今回は予定に入れませんでした。

雫石駅に到着しました。盛岡駅から雫石駅までの普通列車は1~2時間に1本位あります。(雫石駅より先はもっと本数少なくなります)

雫石駅からは、あねっこバス というデマンド交通の車両に乗ります。車両はプリウス。

この あねっこバス はバス停の位置と時刻表は決まっていますが、利用する際はあらかじめ予約をして、利用者がいるバス停のみで運行するようになってます。(予約無しでは乗れない)

あねっこバスについては運営しているNPO法人のHPに詳しく載っています。当日でも午後の便は1時間前までに予約すれば乗る事ができるようですが、僕は旅のプランを決めて雫石駅に着く時間が決まった段階で予約をしておきました。代金は回数券もしくは、現金200円(お釣りが無いように用意)で運転手さんに支払い(回数券もしくは現金)します。回数券の販売している場所も上記のHPに書いてありました。車両は予約人数等で5人乗りのタイプや10人乗りのタイプなどあるようです。

鶯宿温泉(おうしゅくおんせん)に到着です。山の間に川が流れ川に沿って温泉街があります。2022年の秋までは盛岡駅から繋温泉を経由して鶯宿温泉まで来る路線バスがあったのですが、繋温泉より先が廃止になってしまったため、自家用車やレンタカー以外で来る場合は、あねっこバス、もしくは大きな旅館だと駅まで送迎をしてくれる所もあるようです。今回行ってみてとても良い温泉だと思ったので、あねっこバスは今後も継続して運営していってほしいです。

温泉民宿 栄弥(さかえや)に到着しました。元々旅館だった宿で現在は民宿として営業されています。昭和を感じるレトロな雰囲気も多く残っていて好みの宿でした。

温泉民宿 栄弥(さかえや)についてはこちらの記事にて。

源泉かけ流しの温泉で硫黄の香り(硫化水素の香り)と白い湯花がお湯の中で舞うとても良いお湯でした。湯温はちょっと熱めで気持ちよく寒い日でしたがよく温まりました。

今回は2食付きで夕食には岩手牛のしゃぶしゃぶが付いてくるプランで宿泊させていただきました。しゃぶしゃぶの肉や野菜も美味しかったし他の料理も美味しく量もボリュームあるけど多すぎもない丁度良い量で大満足でした。しゃぶしゃぶ付きのプラン以外にステーキが付くプランもあったので気になります。しゃぶしゃぶ付きのプラン、ステーキ付きのプラン共に1万円以内。通常の2食付きのプランだと8千円前後(曜日等によって前後)というお得なプライス。(しかも今回は全国旅行割を使用させてもらったのでさらにお得でした)

この日は早めの時間にチェックインしたので温泉に入ったりテレビを見たりしてのんびりとすごしました。次のページの翌日に続きます。

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