2024年の1月に別府にあるカプセルホテル グロリアというカプセルホテルに宿泊して来ました。別府駅の近くにあるカプセルホテルで手ごろな価格泊まれて源泉かけ流しの温泉にも入ることができます。
この日は成田空港と大分空港をLCCの飛行機で移動する2泊3日の旅行の1日目でした。この旅行では地獄めぐりや温泉の蒸気で調理する地獄蒸しなどを楽しんだり共同浴場など色々な温泉に入ってきました。旅行全体についてはこちらの記事にて。 続きを見る
LCCで行く別府温泉で温泉めぐり地獄めぐり。2024年1月
別府駅の駅前から別府北浜バス停方面に行く北浜通という道を少し歩いて行くと右側にアーケード付きの商店街がいくつかあります。そのうち やよい天狗通り という商店街を通っていくと分かりやすそうだったのでその道を通っていくことにしました。
通りの名前の由来になってそうな天狗がいらっしゃいました。デカかったです。
さらに進んでいくとアーケードが無くなります。
広い道に出る手前でコインランドリーグロリアというコインランドリーがありました。このコインランドリー、今回宿泊するホテルと同じニューグロリアリゾートグループが展開していて大分県中心に100店舗以上あるようです。このグループ、宿泊業も高級旅館から今回泊まるビジネスホテルまで幅広く手掛けているようです。
広い道ぶつかったら右に曲がると(写真の一番右にちょっと写ってるのが通ってきた道です)今回宿泊するカプセルホテル グロリアに到着です。建物全体で改装中で外側は足場などを組まれていました。横の広い駐車場の中に宿泊者が停めれるスペースもあるようです(有料)。
出入口は2つあり大きい方は建物の1階に有る駐車場(カプセルホテルの宿泊者は停められない駐車場です)の入り口兼用。左の小さい出入口は人の出入り用です。
駐車場の横に館内への入り口がありました。(道から直接入れる入り口からでも同じ場所に繋がります)
エレベーターでフロントがある3階へ。同じ建物の他の階にはカラオケボックスやジム、マッサージ店などがあるようです。
エレベーターを降りてすぐのところにフロントがありチェックインをします。下駄箱の鍵とロッカーの鍵、宿泊エリア入口のカードキーがセットになってるものを受け取ります。
靴はフロントのすぐ前で脱いで下駄箱へ。チェックインの時に受け取った鍵で開け閉めします。電子キーみたいな感じのキーで回し方にちょっとコツがいる感じでした(そんなに難しい事はないです)備え付けのスリッパは無いのでスリッパを使用したい場合は有料で使い捨てのスリッパを購入するか持参するかになります(見かけた人はみんなスリッパ使わず靴下でした)
最近新しくできた雑居ビルのカプセルホテルだとチェックイン後に他のフロアに行ってから靴を脱ぐ場所が結構あってそういうとこだと土足禁止の所を平気で靴を履いたまま歩いている人がいて嫌な気分になる事あるんですが、ここのように必ず靴を脱いで入館するところは安心ですね。
カプセルルームの使用者用のロッカールームはフロント近くにありました。ロッカーはチェックインの時に受け取った鍵で開け閉めします。こちらも電子キーのような鍵でした。ロッカーの中に館内着やタオルなどが用意されていました。ロッカーは着替えやリュックサックなどは普通に入るサイズです。
チェックインをした階は温泉などがあり日帰りのお客さんも利用しているエリアで、その奥の方に男性宿泊エリアへの入り口があります。自動ドアの手前の壁にチェックインの時に受け取ったカードキーを読み取る装置が設置されてるのでカードキーを読み込ませるとガラスの自動ソアが開きます。女性用の宿泊エリアは別の階に入口があるようです。
右奥のブルーシートの部分は改装中でした。ブルーシートのさらに奥の方に行くと貸切で利用できる温泉の家族風呂もありました。(別料金だったのと大浴場で満足したので今回僕は使用していません)
自動ドアの先に階段があって1つ上の階に登ります。ここはエアコンが効いて無いのでちょっと寒かったです(階段を登るだけの時間なので気になりませんが)
1つ上の階が男性宿泊エリアになっていて今回僕が泊まったカプセルルームのエリアとカプセルにちょっとした小部屋がついているレンタルルームエリアがあります。レンタルルームエリアにはレンタルルームの使用者用のロッカーも設置されてるようです。
カプセルルームエリアの入り口は1つ。階段上ってすぐの所でした。
沢山のカプセルが並んでいます。
今風のデザインでもなくオシャレな人が喜びそうなレトロなカプセルでもなく無骨なデザインのカプセルで最高です。
若干タイトな造りのカプセルで布団の幅より狭い感じしますが寝るには充分な広さです。布団は清潔感あるシーツや枕カバーなどで快適に熟睡できました。
内側に入ってカーテンを閉めると周りは木。木目なども無い木質ボード。
一番奥にライトが設置され小さなパネルが埋め込まれています。
ライトのスイッチとコンセントのみという潔い仕様。それでいてコンセントは2口あるのが機能的でした。
カプセルエリアの入り口前にはドリンクの自販機がありました。
共用の洗面所はそこそこの数がありました。レンタルルームの方にも洗面所は有るようなのでここはカプセルルーム使用者向けだと思います。
歯ブラシなども設置されていました。下のカゴは使用済みタオル入れ
トイレも改装中で殆どのトイレが封鎖されていました。
改装が終わっている個室はウォシュレット付きで小便器も今風のスマートなタイプに変わっていました。個室の方も改装が終わればかなり快適なトイレになると思います。
フロントがある階には休憩所もありました。テレビや漫画本などが設置されています。
テーブルも床に座るタイプとソファーに座って使用するタイプがあります。ここは宿泊者以外にも日帰りの温泉やサウナの利用者も使用できるようです。テーブルの数はあまり多くないのとお酒とおつまみを持ち込んでまったりしてる人もいらっしゃったのでコンビニとかで弁当などを買ってきてここで食べたい場合は空いてるか確認してからの方が良いかもしれないですね(カプセル内は飲食禁止だと思いますので館内で食事するならこのエリアのみだと思います)
自動販売機ではドリンクの他にお菓子などもあったので外に買いに行かなくて良いのは便利でした。
休憩所のすぐ近くの通路沿いに電子レンジやポットなどもありました。
休憩所と同じ階にも洗面台が並んでいる部屋があったので宿泊階の方が混んでたらこちらも使用できそうです。
大浴場はフロントの近くに入口があります。脱衣所に入ると広々としていました。手前に浴室への入り口、奥の方にロッカーや洗面台、トイレがあります。左側のロッカーは宿泊者用で空いているところを使用します。
ロッカーは沢山並んでいて中央にはベンチもありました。
浴室の入り口近くにはタオルと冷水のサーバー&紙コップなども設置されています。冷水が要されているのは大変ありがたいですね。
浴室は広々としています。温泉の他にサウナもあります。床などは全体的に温泉の成分で変色しているのがテンション上がりました。
浴槽は淵が階段状になって少し高い位置にあります。
左側が高温湯。高温といってもめちゃめちゃ熱いわけではなく気持ち良いくらいの熱さでした。
真ん中の低温泉の浴槽は、ぬる湯といった感じで長く浸かっていたくなる温度でした。
一番右には小さい水風呂がありました。主にサウナのお客さんが入ってました。
てんぐの湯という名前です。宿に来る途中の商店街にあった天狗由来なんでしょうかね。
浴槽の底の一部からは空気が出てくるようになっていました。
温泉の源泉は浴槽奥の湯口からそれぞれの浴槽に投入されていました。透明で少し茶色がかった色の温泉で温泉らしい香りがしてとても気持ちがいいお湯でした。泉質は単純温泉(HPに記載)です。
温泉成分表や温泉の使用状況の提示は見当たらなかったので他の事はわからないですが、すぐとなりの日帰り無人温泉施設(この日は改装中で入れませんでしたがネットからの情報で。ネットで見かけた管内の写真によるとこのカプセルホテルが管理してるようです)の成分表を見ると源泉が45度となっていたので多分こちらも加温していないと思われます(加水はしてる?) 循環無で多分塩素の投入も行っていないと思われます。
お湯は源泉かけ流しで使用されていて源泉が投入されて溢れた分は浴槽の奥にある排水溝に流れていっていました。
2千円台からで泊れるカプセルホテルでこの気持ちいい源泉かけ流しの温泉に入れるのは別府凄いなとテンション上がりました。ただ、カプセルホテルという事で夜のちょっと遅い時間帯は温泉も混みあってて明らかに泥酔してるなという人もいたので(それは繁華街近くにあるカプセルホテルなのでしょうがないとこと思います)ゆっくりと温泉に入りたい場合は早めの時間にチェックインして早めに温泉に入ると良いと思います。(土曜日の16時くらいにチェックインしましたがその頃はめちゃ空いてました)
水風呂の横にはサウナがありました。この日はサウナの方が人気ある感じで温泉の方に人がいない時間帯でも常にサウナの方には人が何人か入ってました(夜中とかはわからないですが)サウナの近くにはサウナを出た後に立ったまま使うシャワーもありました。
洗い場は沢山ありそれぞれにシャワーやカラン、シャンプー、ボディーソープなどが設置されていました。
手ごろな金額で泊れるカプセルホテルで源泉かけ流しの気持ちいい温泉に入れてとても好みの宿でした。宿の温泉も良いですし歩いて行ける範囲に共同浴場などの温泉施設もかなりの数があるのでこちらのホテルに宿泊して湯めぐりするのも良いかと思います。飲食店やコンビニなども多くあるので食事にも困らないかと思います。