青春18きっぷで温泉と熊野三山。2024年3月

2024-03-16

2024年の3月に和歌山県へ3泊4日の旅行へ行ってきました。行きと帰りは青春18きっぷを使用し、和歌山ではレンタカーを借りて熊野詣や温泉に入ったり美味しいものを食べたりとしてきました。和歌山県にはこの年の1月に初めて来たのですが(その時も青春18きっぷでしたが違うルートでした)とても良かったのと、その時に知って行ってみたいと思った場所や前回の旅を計画してた時に気になっていた場所などもあったので今回の旅を計画しました。

今回は池袋駅から朝6時半に出発です。その前に埼玉県の自宅から東武でここまで来たので結構早起きでした。

改札で青春18きっぷにスタンプを押してもらいました。池袋駅は改札が沢山ありますが人がいる有人だったところも無人でリモート対応みたいになってる改札もあるので18きっぷのスタンプを押してもらうために時間に余裕もって行くようにしてます。(池袋では青春18きっぷの時くらいしか有人改札通らないのでどこの改札通ると便利なのか把握できていません...)

東海道線方面へ向かう湘南新宿ラインの列車に乗ります。車両はE231系近郊タイプ。

小田原駅に到着です。湘南新宿ラインの列車が熱海まで行ってくれれば便利なのですが最長で小田原までです(以前は熱海まで行く列車もあったようですが)

東海道線の列車に乗ります。車両はE231系近郊タイプ。

E231系の近郊タイプは10両(そのうち2両はグリーン車)の基本編成と5両の付属編成を連結して最大15両で走っていますが(同じ組み合わせのE233系3000番台と連結されてることもあり)今回乗った列車が付属編成の5両だけだったので車内はだいぶ混んでました。平塚駅始発の列車だったので乗換案内では平塚駅で乗り換えと出てたのですが短い編成の列車に乗る時間を短くしたいなと思い小田原で乗り換えました。

熱海駅で乗り換えます。JR東日本からJR東海のエリアへ。

引き続き東海道線の列車に乗ります。車両は373系。この373系、なんと特急列車用の車両なんですがヘッドマークに普通と表示されているとおりこの列車では普通列車として使われていたので青春18きっぷで乗ることができます。

普段は特急列車や乗車整理券の購入が必要なホームライナーで使用されている373系(以前、身延線ふじかわ号に乗った事もありました)ですが、特急列車やホームライナーで使用される合間の時間に普通列車に使われることがあり、たまたまその列車でした。普通列車に使われるのは結構少ないのでラッキーでした。

青春18きっぷのみで特急列車のリクライニングシートに座って移動できるのめちゃ快適でした。

終点の沼津駅で乗り換えます。特急列車の車両で移動できたのは3駅でした。名残惜しいですが乗り換えます(笑)

引き続き東海道線の列車に乗り換えます。車両は211系5000番台。リクライニングシートからロングシートに乗換。しかも混んでたので座れませんでした。この列車、三島駅始発なので一つ前の三島駅で乗り換えれば座れる率は高くなるのですが特急列車の車両に長く乗りたくて沼津駅で乗換にしました。

天気が結構良かったので車窓から富士山も綺麗に見えました。

浜松駅で乗り換えます。

東海道線の列車に乗ります。車両は313系1100番台。1100番台は転換クロスシート+ロングシートの車両です。

豊橋駅に到着。愛知県に入ってから最初の乗換でした。

東海道線の快速列車に乗ります。車両は313系5000番台。5000番台はすべての席が転換できる転換シートという快適な仕様です。外からみるとほとんど同じ313系ですが内装の仕様が沢山ありすぎですね。豊橋駅始発の快速でしたが先ほど乗ってきた普通列車から乗り換える人が少なかったので結構空いてました。

名古屋駅に到着です。ここで乗り換え時間に余裕があるので昼食を頂きます。

きしめん 住よし JR名古屋駅 1・2番線ホーム店に来ました。名古屋駅は多くのホームにきしめん屋さんがあり、最初は以前も食べた事ある3・4番ホームの住よしに行こうと思ったのですがすぐに店内に入れない位に混んでいたので隣のホームのお店に来ました。お昼時なのでこちらのお店もちょっと混んでいて提供まで時間がかかりましたがに店内に入れる位の混み方でした。

かき揚げきしめん を頂きました。麺をきしめんか蕎麦を選べるのできしめんで。ダシと醤油がきいている汁にコシのある麺で美味しいです。かき揚げはちょっと大きめの海老も入っていて存在感あります。上にのったカツオ節も風味が増してよいですね。

関西本線~伊勢鉄道~紀勢本線~参宮線を走る快速みえ号に乗ります。車両はキハ75。関西本線は電化されていますが伊勢鉄道から先が非電化区間なのでディーゼルエンジンの気動車です。

みえ号は一部の席が指定席(2両編成の場合は1両の半分、4両編成の時は1両)でこの日は土曜日だったので指定席を予約しておきました。また伊勢鉄道の区間は青春18きっぷで乗れないので車内で精算をしてもらいます。(18きっぷを車掌さんにみせて伊勢鉄道分の精算をお願いしますと伝えると清算してもらえます)

多気駅に到着です。

多気駅までは、みえ号に乗らないで亀山まで関西本線でそこから紀勢本線でも来ることができ、そうすると青春18きっぷのみでOKなんですが遠回りで乗り継ぎもよくなかったりで時間がかかるのでみえ号で来ました。(多分、名古屋駅で食事をする時間を削ると同じ時間の多気駅発の列車に乗れるみたいです)

紀勢本線の列車に乗ります。車両はキハ25。電車の313系に似ていますが電車ではなく気動車。2両編成のオールロングシートです。この時間帯は全部の席が埋まるという事もなく殆どのお客さんは地元の方が短距離で乗ってらっしゃる感じでしたが僕は約3時間半乗りっぱなしです。

新宮駅に到着。1日目の移動はここまでです。朝6時半に池袋を出発して19時に新宮に到着。12時間半ほどで着きました。ちなみに新幹線と特急だと6時間半くらいで着くようですが、その場合の運賃と特急券などで17,000円くらいかかるので(青春18きっぷの場合の1日分で約2,500円+伊勢鉄道で約500円)時間をとるか金額をとるかですね。片道3000円なら気軽に来ることができます(お金の他にそこそこの体力と気力が必要になります)。

和歌山県に着きましたという事でパンダがお出迎え。このシートは昔くろしお号に設置されていた(記念撮影用として)もののようです。和歌山には野生のパンダがいるわけではなくアドベンチャーワールドという施設(新宮からは結構遠い南紀白浜にある)で飼育されています。いつか行ってみたいです。

1日目の宿はステーションホテル新宮。その名の通り新宮駅近くにあるホテルです。

ステーションホテル新宮について詳しくはこちらの記事にて。

シングルの部屋に宿泊しましたが一般的なビズネスホテルといった感じで快適でした。

チェックインして荷物を置いたら夕食を食べに出かけます。

ホテルから10分ほど歩いて目的のお店を目指します。住宅街の中に明るく光っている場所があります。

自動販売機があるお店のシャッターは閉まっていますが、その右側の方に明かりがついています。

この殆ど扉だけの建物が今回食事を食べに来た新宮亭です。日本一狭い中華料理屋と呼ばれているそうでテレビ番組や有名ユーチューバーの動画などにも出たりしているようです。

後日明るい時にもお店の前を通りましたが隣の商店とは別の建物でホント細長い建物でした。しかも天井も奥に行くにつれて低くなってるようで遠近法強調みたいな感じになってました。

店内は2人掛けのテーブル席が2つなので4人分の席があります。席に着いて食べる分には特に狭いという印象はありませんでした。

壁に貼ってあるメニューから、店主さんのおすすめというネギそばを注文しました。

ネギそばをいただきました。旨味があるスープに麺はストレート中太麺とシンプルながら美味しいラーメン。そしてネギと細切りのチャーシューにピリ辛で濃い目の味付けのタレで味付けがされていてかなり美味しかったです。スープにネギのタレが合わさってくるとこれがまたマッチしていました。

日本一狭い中華料理店と言われているけど味はどうなんだろうと思っていましたが実際食べてみるとラーメンもとても美味しかったです。

ラーメンを食べた後にホテルに戻り就寝。1日目のは殆どの時間を移動でしたが美味しいものを食べれて満足です。次ページの2日目に続きます。

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