2024年の3月に和歌山県にある さごんの湯 に入浴してきました。とても気持ちがいい源泉のお湯で素晴らしい温泉でした。
この日は青春18きっぷで和歌山と東京を行き来した3泊4日の旅行の3日目でした。この旅行では他にもいくつか温泉に入ったり熊野三宮のお詣りにも行きました。旅行全体についてはこちらの記事にて。 続きを見る
青春18きっぷで温泉と熊野三山。2024年3月
さごんの湯はとある施設のオーナーさん所有の自家温泉で、その施設を利用した際にご厚意でお借りして入浴させていただきました。スタッフの方にお借りする時にお話を伺ったところ、その施設のサービスという訳ではなく元々は常連さん向けのサービスや地元の方が利用するための温泉との事でした。そのため、その施設を利用すれば必ず入れるという訳ではなく(施設にも公式には温泉の事について案内は無いです)施設を利用する時にこちらからお願いしてOKをもらえれば入浴できるという感じのようでした。(最近、無断で使用する人などのマナーが悪い人がいたりする事があったそうで今後もそういう事があるようだと貸出を中止するかもと聞きました)
とある施設からは車が無いと行くのが難しい場所です(僕はそのためにこの日はレンタカーで行きました)駐車場は1台のみ停められるサイズなので貸切の予約をしている時間以外は停めないようにしてくださいとの事でした。貸切の時間の予約をする際に車のナンバーも聞かれました。
駐車場から階段で降りていきます。
道や駐車場から結構低い位置にあります。
湯川温泉 源泉かけ流し さごんの湯という木の看板がついています。扉の横には自家用の表示。
入口には番号式の鍵がかかっています。受付をしていた開いた時に教えて頂いた番号を入力して開錠します。(番号は定期的に変更してるそうです)
鍵を外して中にはいります。(画像は外と中の明るさの差で扉の周りが真っ白になってます)
内鍵は針金とフックをひっかけるシンプル仕様。
建物の中に入ると脱衣所があり仕切りの先に浴室があります。
脱所は棚にカゴが置いてあるシンプルなタイプ。
脱衣所と浴室の間は仕切りがあるので最初どうやって通るんだろ?と思いましたが
一か所が開閉するようになっていました。
シンプルな造りの小屋なので浴室は周りが直接建物の壁になっています。めちゃ好みの雰囲気です。
木の浴槽で2~3人くらいが入れる位のサイズかと思います。
お湯は熱すぎず少し温めでずっと入っていたくなる温度でした。硫化水素の香り(硫黄の香り)が心地よいお湯でツルツルとした肌触りで泡付きもありました。
大きなパイプの湯口源泉が物凄い勢いで投入されていました。こんない勢いよく源泉が投入される温泉はなかなか無いかと思います。しかも浴槽のサイズからすると信じられない量で感動です。こんだけ源泉が投入されているのですから浴槽で新鮮なお湯を満喫できます。
そして源泉が投入された分浴槽から物凄い勢いでお湯が溢れています。
浴槽から溢れたお湯はそのままダイレクトに建物の外の池のような所に流れていってます。物凄い勢いで。これはテンション上がります。
泉質については分析書などは無かったので分かりませんが、近くにある他の湯川温泉の温泉施設ではアルカリ性単純泉が多いようなのでこちらもそれに近い泉質かもしれません。
シャンプーなどは地元の方の私物のようなので使用できません。自分で持っていきましょう。
この手作り感ある建物の雰囲気も最高に好みです。
入浴時間などのルールが室内壁に貼ってありました。
小屋の外には浴槽から溢れてきたお湯が流れてきています。
そのまま流れていくお湯。
お湯は小屋の周りの池(?)に流れていってるようでした。
お知り合いの方のSNS投稿で物凄い勢いで投入される源泉の動画を見て知って、入ってみたいと思っていた温泉に入ることができとても嬉しかったです。貴重な温泉に入らせていただくことができて大変ありがたいです。お湯の質もとても良い温泉で気持ち良かったです。とても素晴らしい温泉だったのでまた機会がありましたら入浴させてもらいたいです。