今回の旅の2日目は奈良の旅館からスタートです。前日にコンビニで買っておいた朝食を食べて早めに出発します。

2日目はカーシェアで車を借りて十津川村へ移動します。宿からも近い大和高田駅前にあるトナリエ大和高田という商業施設の立体駐車場にあるタイムズカーのステーションで予約していた車に乗ります。車はトヨタのヤリスハイブリッド。以前も他のステーションでヤリスハイブリッドを借りて乗った事がありますがコンパクトで剛性感もしっかりあるボディと運転操作をした時に一体感を感じるのが運転しやすく好きな車です。
元々は十津川村まで路線バスで行こうかなと考えて大和八木駅のバス停へのアクセスが良い大和高田駅近くの宿を予約していた(土曜日の1人泊なので予約が埋まりやすいため結構早い時期に予約していました)のですがバスですと時間が限られているのと十津川村(かなり広い)での移動手段が少なく色々な場所に行くのが難しいのでカーシェアで車を借りる事にしました。丁度宿の近くにカーシェアのステーションがあるのとカーシェアだと朝早くからでも借りれるのも良かったです。
出発して橿原高田ICから五條ICまでは京奈和自動車道を通りましたが無料の区間だったので高速代はかかりませんでした。五條ICからは国道310号、国道168号と通り十津川村へ。だいたい2時間位の距離でしたが途中でちょっと狭いとこなど運転に注意が必要な個所もありました。

道の駅 十津川郷で休憩します。利用客が多い割には駐車場はあまり広くない(川沿いの場所なのであまり広いスペース確保できないんだと思います)ので初心者マークのドライバーさんが車を停めるのに苦労してるのをみかけました。

駐車場の横で販売されていた串こんにゃくを頂きました。ダシが効いて醤油味は控えめの味付けでしたがこの串こんにゃくがめちゃ美味しかったです。
十津川村はかなり広い(東京23区より広い)ので、カーナビにはまずこの道の駅を設定して運転して来ました。
道の駅で休憩して出発。十津川村にある神社の玉置神社を目指します。玉置神社までの道は国道から峠道みたいな少し狭い道をしばらく登っていくのですがすれ違いが難しいくらいの幅の場所が多かったので慎重に運転していきました。玉置神社は”神様に呼ばれた人しか辿りつけない神社”と言われているので到着するまでちゃんとたどり着くのかドキドキでした。

無事駐車場についたのでお詣りしに行きますが、通常の歩きやすい整備された道から向かう参拝のルートとは別に昔からの参拝ルートがあるというのをネットで見かけてそちらのルートからお詣りすることにしました。駐車場から車道を少し戻った所にある玉置山への登山道へ入っていきます。

想像以上に山道でした。歩きやすい靴でないと厳しそうな感じでした。

しばらく山道を歩いて行くと玉置山の頂上に着きました。眺めが良くて気持ち良かったです。ここからは山を下っていきます。山登りするとよくあるような土と木の階段状の道になってまして結構急な下りでした。

玉石社です。木の柵に囲まれている白い小さな石に囲まれている地中に埋まった大きな黒い石がご神体です。玉置神社の基となったのがこの玉石社と伝えられていて、社殿がなくご神体の玉石に礼拝するという古代の信仰様式になっているそうです。玉置神社は紀元前37年に創建されたと言われていて熊野三社などと共に紀伊山地の霊場と参詣道として世界遺産にも登録されています。
熊野三山にお詣りに行った時の事はこちらの記事にあります。この時も和歌山まで青春18きっぷで移動して温泉に入ったりもしました。 続きを見る
青春18きっぷで温泉と熊野三山。2024年3月

この周りは聖域と言われているそうですが木に囲まれた山の中でなんだか空気が違うように感じました。

玉石社から山道を下っていく途中に鳥居がいくつかありました。

玉置神社の本社です。玉石社から本社に向かっていくと本社本殿の横に出てきます。この本社本殿は1794年年に再建された建物と言われているそうです。駐車場から通常のルートで歩いて行くとこの大きな鳥居のところに着きます。

玉置神社社務所及び台所は国の重要文化財に指定されています。本殿のすぐ近くにあり建物で神仏習合の時代に高牟婁院というお寺の主殿及び庫裏として1804年に建てられたものでその後明治時代の神仏分離で田町神社の社務所及び台所として使用されるようになったそうです。

本社と駐車場の間の道は旗が沢山たってました。
山の中にある神社でナビを設定する時にわかりにくかったのですが駐車場に設定すると良いかと思います。
玉置神社でお詣りした後に温泉に入るために移動します。上湯温泉 露天風呂という温泉を目指しますが途中からの県道がすれ違い出来る場所が所々にしかないような区間が多い崖沿いの道で玉置神社までの道よりさらに気を付けて運転しないとな感じでした。

上湯温泉 露天風呂に到着です。右側が男湯の脱衣所、左の高い位置にあるのが女湯の入り口。川沿いにある温泉です。
上湯温泉 露天風呂について詳しくはこちらの記事にて。 続きを見る
上湯温泉 露天風呂(奈良県)

無骨な造りの脱衣所から先に大きな露天風呂が広がります。大きさはかなり広く、数十人は入れると思います。そしてすぐ隣に川が流れていて最高の景色でした。この温泉の素晴らしいのは景色だけでなく温泉のお湯もとても良く白い湯花がお湯の中で舞っていて湯口付近には湯葉みたいな湯花もありました。この日は休日だったのでグループ客も多くにぎやかに楽しんでいました。
上湯温泉を出発して宿のチェックインの時間に少し余裕があったので、近くにある気になっていた果無集落という所に行ってみる事にしました。上湯温泉から一度国道まで戻り細い山道に入り登っていくのですが、この道がこの日一番運転を注意しないとな道で、崖沿いのカーブが続く道をグイグイと登っていくのですがすれ違いができる場所が殆ど無くで、対向車来ないで~。と思いながら運転していました。途中でガードレールのかわりに岩のようなものでできたものが道の淵に並んでいて海外の景色みたいな道のところもありテンション上がりました。

果無集落には無料の駐車場があり4台くらい停める事ができます。

周辺案内図。駐車場の場所が赤い文字で現在位置と書かれている場所です。

駐車場横には綺麗なトイレもありました。お店は全くない場所なのでトイレがあるのは大変ありがたいです。駐車場から道を数分歩くと目的地に着きます。

果無集落に到着です。この素晴らしき景色!天空の郷と呼ばれているそうですがまさしくその通りでした。

世界遺産の石碑です。この果無集落の真ん中を通る道が熊野古道で”紀伊山地の霊場と参詣道”を構成する一部として世界遺産に登録されています。

世界遺産登録されているも凄いですが、何よりこの景色が素晴らしすぎました。景色を楽しみながら道を歩いて行きます。完全にテンション上がりまくりでした。

道からしだれ桜が見えました。周りの空と山々の緑の中にこの鮮やかな桜があるのも最高でした。

少し歩くと階段があり集落の建物が見えてきます。

世界遺産の道の左右に住宅があります。

そしてここは普通に人が住んでいる個人宅がある集落なのです。

壁に草履や傘などがぶら下げてありました。

小さな池がありました。

池の中には大きな鯉(多分)が泳いでいました。

家が数件ある所の先はまた広大な景色が広がります。

先程の家がいくつか並んでいたところの先にも道が続いていてそちらにも家がありました。今回通った車の道ではなく、この熊野古道を麓から登ってくるとここに着くようです(Googleマップのストリートビューで古道も見れましたが登山道なのでトレッキングシューズなどの装備が必要かと思います)
旅に出る少し前にネットで見かけて、温泉の近くだから時間的に行けたら行こうかな位の感じで思ってたんですが果無集落の景色がとにかく素晴らしくて感動でした。行って良かったです。
ちなみに果無集落まで路線バスもあるのですが、月曜日に往復2本があるのみです。1日2本ではなく1週間に2本です。(2024年時点なので詳しくは十津川村HPの村営バスのページをご確認ください)今回は自分で車を運転しながらだったので途中の道では景色はあまり楽しめなかったのですが路線バスなら道の景色を楽しめるのも良いなと思いました、

時間の都合上昼ご飯を食べてなかったので果無集落を出発して一度道の駅まで戻りめばり寿司と十津川温泉プリンを買ってきました。宿にチェックインしてから食べました。

この日に宿泊した十津川温泉 湖泉閣吉乃屋です。老舗の温泉旅館で温泉も部屋も料理も素晴らしい宿でした。
十津川温泉 湖泉閣吉乃屋について詳しくはこちらの記事にて。 続きを見る
十津川温泉 湖泉閣吉乃屋(奈良県)

落ち着いた上質な雰囲気のお部屋でした。

そして部屋の窓からは十津川や山を眺める事でできます。窓の外にはベランダもありました。

大浴場は源泉かけ流しの気持ちい温泉でした。十津川村は源泉かけ流し宣言といって村にあるすべての温泉が源泉かけ流しの温泉という温泉好きにもたまらない村ですが、この宿はさらに源泉(熱い)の温度を調整する時に水を足したりせずに源泉を川の中にセットしたパイプの中を通すことで丁度いい温度にしているそうです。

露天風呂からも十津川を眺めることができます。

ビズネスプランというプランで宿泊したのでという通常より料理が少ない定食タイプの夕食だったのですがとても美味しかったです。右奥のお肉や野菜のお料理は固形燃料で加熱して温泉の蒸気で蒸して調理して食べるものでした。左の方にあるお料理は鹿の肉ですがクセがなくこちらもとても美味しかったです。
気持ちいい温泉と美味しい料理で大満足。十津川村最高です。次のページの翌日に続きます。