2024年の4月に奈良県十津川村にある日帰り温泉施設の上湯温泉 露天風呂に入浴してきました。川沿いにある大きな露天風呂で景色が最高なうえにお湯の質もとても良かったです。(とても良かったので1回目入りにきた翌日もまた入りに行きました)
この温泉に行ったのは3泊4日で奈良、大阪への旅行に行った時でした。行きは奈良の高田まで青春18きっぷで来てカーシェアで車を借りて十津川村へ。十津川村では上湯温泉の他は玉置神社や果無集落へ行き十津川温泉の旅館に宿泊しました。旅行全体についてはこちらの記事にて。 続きを見る
青春18きっぷとカーシェアで奈良、大阪の温泉へ。2024年4月
和歌山県道・奈良県道735号龍神十津川線沿いにあります。僕はカーシェアで借りた車を運転して十津川村の国道425号線側から県道を通ってきました。崖沿いのクネクネした道で対向車とすれ違えない区間が結構あるので慎重に運転していきました。県道のコーナーの途中に入口があるのと入口から駐車場までの急坂はすれ違いできないので出入りも慎重に運転していった方が良いと思います。
近くまで来れる路線バスもあるようですが本数は少な目のようなので時間はよく確認した方が良いと思います。詳しくは十津川村HPの村営バスのページにて。
十津川村の十津川温泉郷には3つの温泉地がありそのうちの一つがこの上湯温泉です。十津川村は源泉かけ流し宣言というのをしていて村内の温泉すべて源泉かけ流しというすばらしい地です。上湯温泉はこの露天風呂の他に近くに神湯荘という旅館があり神湯荘に宿泊するとこの上湯温泉露天風呂に無料で入浴できるようです。
坂道を下った所に駐車場があります。5台くらいは停められそうでした。最初日曜日の昼に来た時結構混んでいたのですが翌日朝にもう一度来た時は平日の朝だったからか空いていました。
駐車場近くに受付があります。こちらで入浴料を支払い奥の温泉施設へと向かいます。
受付の小屋の近くには植物なども並んでいました。
源泉が注がれているようです。純温泉協会のロゴが掲示されてました(純温泉協会のHPにここの温泉も掲載されています)
受付のすぐ後ろには川が流れています。
川沿いに歩いて行くと正面に男風呂の脱衣所があります。左の高い所にあるのは女湯の入り口。ネットの情報だと女湯は露天風呂ではなく建物の中で大き目の窓から外の景色が眺められるような造りらしいです。
脱衣所に入ると靴置き場があります。
シンプルな棚にカゴが並んでいます。脱衣所のカゴというよりスーパーの買い物かごのような感じに見えます。
反対側にもカゴが並んでます。壁がシンプルなパイプだけスタイルの脱衣所。最高すぎます。奥には川が見えます。
そして脱衣所からのこの眺め。テンション上がります。
脱衣所と露天風呂の間には扉などはなくシームレスにつながってる感じでした。
浴槽はかなり大きく2~30人位入る事ができそうでした。
浴槽のすぐ横は川が流れています。そして周りに広がる木々が最高な景色です。
お湯は温泉らしい香りがして色は無色透明。温度は浴槽が大きいので場所によって結構差がありましたが手前側が熱めで奥の方は手前と比べると低くなっていました。お湯はこちらも場所によってかもですがつるつるとするような肌触りも感じました。太めの白い糸のような湯花や白い溶き卵のような湯花もお湯の中で舞っていました。
壁沿いにパイプが設置されていてその先の湯口から源泉が投入されて一度器のようなところでお湯が貯められてから浴槽に注がれています。(少し温度を冷ますようになってるんでしょうか?)お湯をためている部分には大きな湯花が付着していました。源泉は高温なので湯口の近くに行くと浴槽のお湯もかなり熱かったです。
加水用のホースが脱衣所付近にありました。1日目に来た時はお湯がかなり熱くて途中から子供連れのお客さんが来た時に管理人さんが水を入れて調整なさってました。翌朝のオープン直後の時間帯に来た時は加水されてなかったですが適温に感じました、
浴槽の一番奥の淵に切り込みがありお湯が溢れていく源泉かけ流しです。
脱衣所の端に1カ所洗い場がありカランとシャワーが使えるようになってました。シャンプーやボディーソープは設置されてないようです。
椅子や桶も置いてありました。
浴槽は結構深めで肩まで楽に浸かることができます。大きな石が浴槽の中に何個も置いてあったのでお湯の中で椅子代わりに使用できました。
この景色を眺めながら温泉に浸かるのがほんと最高でした。
湯舟から脱衣所方面を見ると川の水が流れてくる風景で素敵です。
浴槽の淵にハシゴがかかっていました。
ハシゴを降りると川に入れるようになっています温泉で熱くなった体を冷ます水風呂的に使えるようですが普通に川なので気を付けて降りた方が良いと思います。
泉質は含硫黄―ナトリウム―炭酸水素塩泉。源泉の温度は59.7度と高温泉でph8.0の弱アルカリ性。源泉名は上湯温泉でした。
温泉の駐車場が満車の場合、温泉に行く途中にある道沿いにある上湯駐車場も使用できます。1日目に行った時は温泉近くに駐車場があると知らずにここに停めて歩いて行きました。
上湯駐車場の近くに上湯温泉への階段がありました。僕はここに気が付かず(ちょうど自販機でジュースを買ってる人がいたのでそのかたの車の陰になっていて見えなかった)車が出入りする坂を歩いて降りました。ネットなどで検索するとちょっと山道みたいな階段になってるようです。
国道から県道に入ってからは道沿いに走って行けば着くので道は分かりやすいですが県道735号はすれ違い出来ない場所やコーナーが多く、事故に注意の看板もあったりしたので運転していく場合は注意していった方が良いかともいます。
上湯温泉 露天風呂は川沿いの大きな露天風呂で広大な風景を見ながらとても良いお湯の温泉に入ることができ素晴らしかったです。今回は車で少し移動したところにある十津川温泉の旅館に宿泊しこちらの露天風呂に入りに来ましたが、上湯温泉にある旅館の神湯荘は大浴場や貸切風呂などがあり、宿泊者はこの露天風呂にも入浴できるそうですしお食事も美味しそうなのでそちらに宿泊してのんびりと上湯温泉のお湯を楽しむのも良さそうです。神湯荘はHPの他、じゃらんでも予約したり宿泊プランや空室、口コミなどを見たりできるようです。曜日によって1人泊もできるようなので泊まってみたいなと思いました。