LCCで行く福岡~熊本へ。温泉とお食事のドライブ旅。2024年4月

2024-04-20

2024年の4月にLCCで福岡、熊本への2泊3日の旅に行ってきました。久しぶりに熊本に行きたいなと思っていたのと福岡は博多に行った事無いので行ってみたいなと思っていたら、Peachのセールで成田空港~福岡空港の航空券を購入できたので今回の旅を計画しました。福岡ではうどんを食べに行ったり熊本では熊本ラーメンを食べたりカーシェアで車を借りて4か所の温泉に入ったりとしてきました。

成田空港の第1ターミナルからPeachの飛行機乗ります。Peachには同じ年の1月に別府温泉に行った時に成田空港と大分空港を往復したことがあり好印象だったので安心でした。Peachのアプリでチェックインをすませて保安検査場で荷物のチェックをしてもらい 待合所で待ちます。

ターミナルから駐機場からは東京空港交通のランプバスに乗車します。車両は日野自動車の大型バス ブルーリボンⅡ。通常の路線バスの仕様とだいぶ違う車体になっています。

Peachの飛行機乗ります。機体はエアバスのA320neo。

富士山が綺麗に見えました。大分空港まで乗った時は富士山の位置が逆でもっと近かったので同じ成田から九州への飛行機でも結構違う場所を飛ぶものなんですね。

九州の北側を飛んで福岡空港が近づくと旋回し市街地の上を飛んでいきます。福岡空港は市街地の近くとは聞いたことありましたがほんとに街中みたいなとこにある空港でテンション上がりました。

福岡空港に到着です。福岡空港ではボーディングブリッジで降りれたのでスムーズでした。ありがたいです。しかし福岡空港に着陸した瞬間に雨が降り出したのは自分が雨男かと思いました。その後この3日間の旅の間雨は降ったり止んだりでした。

福岡空港には地下鉄の駅があります。

福岡空港駅から福岡市地下鉄空港線の列車に乗ります。車両は福岡市交通局2000N系。1992年にデビューした2000系を改造してリニューアルした車両です。

博多駅に到着です。なんと5分ほどで。都市部と空港がこれほどまでに近いというのはとても便利ですね。

初めての博多で気分が高まります。まずはお昼ご飯にうどんを食べに出かけます。博多といえばラーメンも有名ですが博多以外の場所で博多ラーメンを名乗るラーメンを食べた事があったので(博多でラーメンも別の機会に食べたいですが。)今まで食べた事が無かった博多のうどんを食べに行ってみる事にしました。博多は日本のうどん、蕎麦の発祥の地でもあるそうです。

うどん平 というお店に来ました。人気店で行列が出来ていて20人くらいは並んでいたと思いますが回転も早いようで30分位で入店できました。博多駅からは徒歩で15分くらいでした。

肉ごぼううどんを頂きました。少し平たいうどんで表面は柔らかですがコシがあり嚙んでみるとモチモチとした食感に感じました。汁はスッキリとしつつダシが効いてて旨味がしっかりありました。肉は風味があり味付けは薄味でゴボウの天ぷらはサクッとした衣とゴボウの食感や風味がありました。全体的にとておも美味しいうどんでした。この肉ごぼううどんをさらに玉子でとじた他人ごぼうというメニューも美味しそうだったので次回そちらも食べてみみたいと思います(今回は最初なのでスタンダードなタイプにしようと思い玉子とじじゃないメニューにしました)

初博多うどんが美味しくて大満足。こちらのうどんは他の博多うどんともまたちょっと違うタイプのようなので他のお店のも食べてみたいです。

大名ソフトクリーム 博多店で生クリームミルクをコーンで頂きました。濃厚でなめらかなソフトクリームで弾力あるしっかりとしつつすっきりもしてて口の中でゆっくり溶ける食感だと思いました。コクがあるミルク味で甘さは控えめで美味しかったです。初めて食べた食感でしたがイタリア製のソフトクリームマシンで作ってるそうです。博多駅の駅ビル地下の店舗で頂きましたが福岡の大名の店舗が発祥で大名ソフトクリームという名前のようです。ソフトクリームの他にもコーヒーなどがありました。

博多駅から熊本駅に移動します。普段の自分の旅でしたら在来線普通列車に乗るとこですが今回はこの後の予定の都合で新幹線に乗ります。

九州新幹線つばめ号に乗ります。車両は800系。東海道山陽新幹線の700系をベースに作られた九州新幹線用の車両で最近の他の新幹線と比べ丸みをおびたデザインが特徴的でなんとなく昔の新幹線っぽい雰囲気もありますね。

九州ネットきっぷ で予約してちょっと割引がされてお得になっている切符を博多駅で発券しました。在来線改札近くのJR九州の券売機で発券しました。発券にはネットで購入した際に決済したクレジットカードと電話番号の下4桁の入力が必要でした。博多駅は山陽新幹線の駅でもあり新幹線改札近くの券売機ではJR西日本のものだったので発券できませんでした。

つばめをイメージしたロゴが側面にありますが、デビューした時は側面にJR九州の社長が手書きで書いたつばめという文字を元にしたロゴが貼られていたようです(その後、つばめ号以外でもこの車両が使われるようになって変更になったそうです)

和のイメージの内装になっていてシートの生地も和風です。普通に新幹線に乗るだけなのに観光列車に載ってる感じがして良いですね。

シート背面は木です。そして東海道新幹線などと同じような車内の幅なのですが普通車でも2列+2列の4列シート(東海道新幹線などの普通車は2列+3列でグリーン車は2列+2列)なので広々としています。

熊本駅に到着です。熊本には2回来た事ありましたがその時は阿蘇くまもと空港まで飛行機できたので鉄道で来たのは初めてです。

空港駅にはでっかいくまモンがいました。さすが本場のくまモンはデカいです。

まずは熊本駅前にあるこの日に宿泊するHOTEL THE GATE KUMAMOTOにチェックインして荷物を置いてきました。熊本駅前の歩道橋から繋がる建物にあるのでJRで移動してきた場合はとても便利です。

HOTEL THE GATE KUMAMOTOについて詳しくはこちらの記事にて。

HOTEL THE GATE KUMAMOTOはカプセルホテルに小さな部屋が付いたような造りのホテルでカプセルホテルより快適でビジネスホテルより手ごろな価格で泊まれるので大満足でした。トイレやシャワーは共用なのでそういうのが苦手な場合は普通のビジネスホテルなどを選んだ方が良いかと思いますが。

熊本市電の熊本駅前停留所も宿から道を渡った所にあります。

熊本市電の路面列車に乗ります。車両は熊本市交通局9200形。熊本のお菓子である黒糖ドーナッツ棒のラッピング車両でした。

辛島町停留所に到着です。

熊本の友達と合流して熊本城の周りなどを見てまわったり岡田珈琲というお店でコーヒーを飲んだりしました。

友達と別れた後に辛島町停留所のすぐ近くにあるSAKURA MACHI Kumamotoへ。こちらは桜町バスターミナルという高速バスや阿蘇くまもと空港へのリムジンバスなどが発着する大きなバスターミナルに作られた複合商業施設でバスターミナルの他、ショップや飲食店、大型ホール、ホテル、結婚式場などがある施設です。前回熊本に来た時はここからバスで空港へ行き来したんですが普通のバスターミナルだったので今回あまりにも違う姿にびっくりしました。

SAKURA MACHI Kumamotoの中にあるくまモンビレッジです。以前、少し離れた所にあるくまモンスクエアには来た事がありましたがこちらには初めて来ました。

辛島町停留所から熊本市電の路面列車に乗ります。車両は熊本市交通局1060形。こちらの車両は1951年に製造され(160形として製造されてワンマン運転できるように改造された際に1060形に)熊本市電で現役で走っている中で最も古い車両です。

床も木です。内装も昔からの雰囲気が残っていてよくある観光用に作られたレトロ風ではないリアルなレトロなので深みが違いました。しかもそんな車両なのにWi-Fiが使えたり交通系ICカードなどの電子決済が使えたり(交通系ICカードは2026年に使用できなくなってしまうようです。他のQRコード決済やクレジットカードのタッチ決済は引き続き使える用です。)と現代のサービスも使用できるのが本当の現役で使用され続けてる感じで凄い良いなと思いました。

八丁馬場停留場で降ります。

この電停はホームの幅がめちゃ狭かったです。

味千拉麺 本店です。味千は熊本を中心に国内で60店以上、海外で600店以上(2024年時点)の店舗がある熊本ラーメンのチェーン店でその本店がこのお店です。以前は関東にも店舗があり僕が学生時代に池袋店舗によく食べに行ってた(学校は千葉県でしたが)ので久しぶりに食べたいなと最近思っていましてせっかくなので本店に来てみました。電停からは徒歩で10分ほどでした。店内に入って席に設置してあるタブレット端末で注文するようになっていました。

味千ラーメンを頂きました。マイルドなトンコツスープに香ばしいニンニクチップが乗っていて美味しかったです。麺は少し細目でコシがあって歯切れ良い食感でした。具のキクラゲの歯ごたえもとても良いです。懐かしの味を久しぶりに食べれて良かったです。

味千は多くの店舗があるチェーン店でラーメンマニアが好むというよりは万人に人気があるタイプのお店ですが、味千の創業者がこむらさき(新横浜ラーメン博物館にも出店している熊本ラーメンのお店)の創業者らと一緒に熊本の玉名にできた豚骨ラーメンの店に食べに行った事をきっかけでこむらさきの創業者がラーメン屋を始めていたり、同じく熊本の有名店桂花ラーメンで味千の創業者が働いていた時にニンニクを使用したラーメンのレシピを考えていたりと熊本ラーメンの歴史の中で重要なお店なのかと思います(桂花ラーメンは一度経営破綻した事がありましたがその時に味千ラーメンを運営している重光産業が手を差し伸べて民事再生したという事もありました。今は桂花が重光産業の子会社になってるようです)

八丁馬場停留場から熊本市電の列車に乗ります。車両は熊本市交通局0800形で2両が繋がった造りで床が低く乗り降りしやすくなっています。今回乗ったのは0803ABという2014年に熊本市電開業90周年記念で導入された0800形の3編成目の車両だったのですが、こちらはJR九州の車両の多くも手掛けるデザイナーさんが外装や内装のデザインをしたそうでCOCOROという愛称がついている車両なんだそうです。熊本市電色々な車両が走ってますね。

本当は熊本駅方面に行くA系統の列車に乗れば良かったのですが来た列車にとりあえず乗ってみたらB系統でした。

辛島町停留所で熊本駅方面のA系統の列車に乗り換えました。

熊本市電の列車に乗ります。車両は熊本市交通局1200形。こちらは1958年に製造された車両です。

熊本駅前停留所に戻ってきました。

この後、駅の改札の前にあるコンビニで翌日の朝食を買ってから宿に戻って就寝。旅の一日目は終わりで次のページの翌日に続きます。

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