2024年の5月に静岡県伊東市の宇佐美温泉にある民宿 中島荘へ宿泊して来ました。源泉かけ流しのとても気持ちがいい温泉に入れる宿で海側の部屋に宿泊すると部屋から海も眺めることができたのもとても良かったです。宿で頂いたお料理では海の幸も味わう事ができました。
この日はゴールデンウィークに箱根。熱海。清水、伊豆、横浜とのんびりと温泉に入ったりちょっと観光したりという旅でした。旅行全体についてはこちらの記事にて。 続きを見る
箱根、熱海、清水、宇佐美、横浜へ。温泉とカスタム君。
最寄り駅はJR伊東線の宇佐美駅です。伊東温泉がある伊東駅と熱海駅の間に位置していて熱海駅から普通列車で大体25分くらいで着きます。東京方面から伊豆に向かう特急の踊り子号は停車しない駅なので熱海駅で普通列車の伊東線に乗り換えますが伊東線は伊豆急行から乗り入れているリゾート21という展望席などがあるリゾート列車も普通列車として走っているので時間が合えば乗れることもあります。(リゾート21の使用される列車の時刻表は伊豆急行のHPで見る事ができます。)
宇佐美駅の駅舎を出てら真っすぐに伸びる商店街があるので商店街を通っていきます。駅前にタクシーも停まっていたり近くにタクシー会社もあったのでタクシーで行きたい場合も乗りやすそうでした。
行きは雨が降っていた(道や宿の外観、周辺の写真は翌朝晴れていたのでチェックアウト後に撮影したものです)のですが商店前の歩道に軒先テント的な屋根がついているので歩きやすきて助かりました。
やがて道の先に海が見えてきます。近くの熱海温泉や伊東温泉も良い温泉に入れる温泉地ですが宇佐美温泉はそれらと比べると落ち着いた雰囲気ですのでのんびりと温泉と海を楽しむのに宇佐美温泉も良さそうです。
突き当りが海になりますがその手前にT字路で左に曲がれる道があるので左に曲がっていきます。
そのまま真っすぐ進んでいきます。
民宿 中島荘に到着です。駅からは徒歩で10分かからない位でした。
建物は3階建てで入口が正面にあり上の階には山側の部屋の窓が見えます。こちらの宿は1967年創業で50年近い歴史がある宿のようです。
宿の斜め向かいに駐車場もありました。
建物の入り口と反対側は国道135号宇佐美-網代バイパス沿いになっています。
道を挟んだところが海になっています。
道路から海岸に降りると砂浜が広がっていました。5月でもかなり気持ちい風景でしたが夏とかに来るのも良さそうですね。
海側の客室が並んでいます。人の名前の書いてある看板のようなものが設置されていますが、こちらの宿のオーナーさんの名前で伊東市議会議員も務めてらっしゃるようです。
海と反対側の道沿いにある入口から中に入ります。
玄関はアットホームな雰囲気も感じました。
玄関には下駄箱があり建物の中で履くスリッパも用意されていました。
客室には玄関近くにある階段で登っていきます。
客室があるフロアは真ん中に通路があり通路の右側が海側の部屋、左側が山側の部屋になっています。山側の部屋の方が宿泊料はお得なのですが、海の近くの宿だし海が見える部屋が良いなと思い今回海側の部屋で予約しました。落ち着いた雰囲気の部屋に泊まって温泉と食事を楽しみたい場合お得な山側の部屋も良さそうです。山側の部屋には広縁もついているようです。(予約サイトの空室状況をみた感じだと1人泊の場合、山側の部屋しか予約できない日もあるようです)
今回のお部屋は3階の一番奥の客室でした。
廊下からの入り口を入ってさらに奥に進むと畳の部屋があります。
今回宿泊したお部屋は8畳で広々としていました。他の部屋は海側の部屋で人数が多い家族、グループ向けの10畳の部屋や山側の6畳といくつか広さがあるようです。
そして海側の部屋だと窓から海が見えます。チェックインした日は雨が降っていたのですが翌朝晴れてくれてこの景色が見れて良かったです。
海との間には道がありますが、3階だったのと外側の窓ガラスと内側の障子のようになっている窓ガラスで2重になっているからか車の音がうるさいと感じる事はありませんでした。(人によって気になる人は気になるのかもしれませんが)夜遅くは車も殆ど通らず心地よい感じの波の音が少し聞こえました。
海を見てるとサーファーがいたり漁船が見えたりもしました。日の出の時間から晴れてると日の出の風景も良いそうなんですが(女将さんから伺いました)この日はその時間帯まで雲がかかっていて日の出は見れませんでした。
目の前の道は左側の方へ進むと熱海や小田原方面に向かいます。(今回一番奥の部屋だったので隣の建物の看板がありますね)
右側は伊東温泉や下田の方面です。
一番奥の部屋なので部屋の側面も窓になっていました。(この部屋は隣が建物なので窓の向こうは建物です。)
反対側はシンプルな壁です。
テーブルの上にはお茶セットやお湯の入ったポット、リモコンなど。
窓と反対側の壁には襖などが並びます。
一番左は収納、その隣は廊下から入ってきた場所です。
収納の中には浴衣やタオルなどを用意して頂いてました。
右側は押し入れで寝具がしまってありました。
布団はセルフサービスなので好きな時間に敷くことができます。しっかりとしたお布団で夜はぐっすり眠れました。
廊下につながる扉の近くに洗面台とトイレがありました。
廊下への扉の近くに洗面台。
洗面台の反対側にはトイレの扉が。
トイレはウォシュレット付きでした。
今回宿泊した部屋はトイレと洗面台が付いていましたが、ネットでの情報だと部屋によってない場合もあるようです。また今回宿泊した部屋にはなかった冷蔵庫もある部屋もあるようです。
温泉の浴室は1階の通路の奥の方にあり男女別に入口が分かれています。
扉から入ると脱衣所があり棚にカゴがある他、洗面台とマッサージチェアがありました。
脱衣所の扉から浴室へ。
浴槽は3人くらいはゆったり入れそうなサイズでしょうか。無色透明のお湯で白い糸状の湯花が少し舞っていました。お湯の温度は丁度良くて気持ち良かったです。湯温は熱すぎたりはしない丁度いい温度でしたが体が良く温まるような感じがしました。
源泉は浴槽の淵の角にある岩の中にあるパイプから投入されていました。源泉は少ししょっぱさと苦みがあり塩系の味と香りがしました。
源泉が投入された分のお湯は浴槽の淵の下の方にある穴から排出されます。
パイプが浴槽の外に繋がっていてここからお湯が流れていきます。チョロチョトと出ているお湯がかわいいですね。お湯は源泉かけ流しで使用されていて循環無しです。
浴槽横の壁に蛇口もついているので浴槽のお湯が熱い時は加水もできるようです。
こちらの壁側には洗い場が2か所ありシャワーはないカランだけのシンプルなタイプです。蛇口からも源泉が出てくるのも温泉好きには嬉しいですね。
反対側の壁側の洗い場にはシャワーもありました。
浴室と脱衣所の間の扉は曇りガラスですので温泉から出ようかなと思った時に脱衣所に人がいるか分かるので脱衣所が混んだりするのを避けれるのが良いですね。
泉質はカルシウム・ナトリウム―塩化物・硫酸塩温泉(低張性・アルカリ性・高温泉)。pH8.7でアルカリ性の温泉で源泉の温度は60.2度と高めです。
チェックイン~24:00までと翌朝の6:30~チェックアウトまで入浴する事ができました。男女2つの浴室の入れ替えは無しでした。
夕食は18:00からか18:30からを選ぶことができチェックインの時に希望の時間を聞かれました。時間になると部屋までお食事をもってきていただけます(大きなお盆で部屋まで持ってきてくださり机には自分で並べます)。魚介類が豊富なお料理が提供されるようでこの日はお刺身や煮つけ、フライなど。固形燃料で加熱するお料理は牛肉鍋で底にはうどんが入っていました(この日はこちらのお料理がみそ汁代わりにもなっているとの事でした。それぞれのお料理がとても美味しかったです。
朝食は7:30からか8:00からで選ぶことができました。干物は脂がのってて塩加減も良く焼き方もよくてとても美味しかったです。朝食もそれぞれのお料理が美味しかったです。
駅から海水浴場も近くなので夏などにも良さそうですね。コンビニも近くにあるようなので何か買い物したい時にも便利そうです。歩いて数分の所にある あじ一 ひもの店 という干物屋さんもネットでの口コミの評価が凄い良いので気になります。
民宿 中島荘は源泉かけ流しの温泉もとても良い湯でお食事も美味しい宿でした。お料理はさらに海の幸が多くなるプランもあったので予約する際に選ぶこともできます。今回宿泊した海側の部屋からの景色もとても良かったです。宇佐美は初めて行きましたが熱海駅から伊東線で4駅(15分くらい)の場所に位置しているので東京などからのアクセスも良く、落ち着いた雰囲気でのんびりと過ごすのに良い場所だと思いました。
宿泊の予約をしたり宿泊プランや口コミの確認は楽天トラベルからできました。