小糸川温泉(千葉県)

2024-05-25

2024年の5月に千葉県君津市にある小糸川温泉に入浴してきました。千葉県で珍しい源泉かけ流しの温泉に入ることができ、とても気持ちがいいお湯でした。

この日はJR東日本ののんびりホリデーSuicaパスを使用して千葉の温泉2か所に入浴しに千葉のご当地ラーメンを食べてきました。君津駅からカーシェアの車を借りて濃溝温泉 千寿の湯にも入浴した後にこちらの小糸川温泉に来ました。旅行全体についてはこちらの記事にて。

周りに田畑や住宅がある中に小糸川温泉の入り口があります。道路から敷地に入っていく入口横には看板が立っていました。

道路から敷地内に入っていくと駐車場があります。駐車場は広々としていて車を停めやすかったです。

駐車場の先に小糸川温泉の建物があります。温泉旅館ですが、2024年現在は宿泊はお休み中のようで日帰り入浴とランチタイムのお食事での営業をしているようです。

建物の入り口の近くには温泉と思われる黒い液体が流れていてる小さな池がありました。

懸垂幕の横にある正面の扉から中に入ります。

玄関から中に入ると広々としたロビーがありその奥にフロントがあります。フロントの向かいには貴重品入れがありました。

下駄箱も沢山靴が置ける大きさでした。

フロントで入浴料を支払い受付をしていただきました。お昼の時間帯はお食事の注文もこちらでできるようです。(お食事は館内の食堂で頂けるようです)

建物の奥の方に男女別に分かれた脱衣所入口があります。脱衣所の近くの廊下には洗面台やトイレの入り口もありました。

脱衣所は十分な広さがあってベンチもありました。棚はシンプルに蓋が無いタイプです。

テーブルと椅子が設置されていて鏡やドライヤーも用意されていました。

浴室に入ると一番奥に大き目の浴槽があります。5~6人くらいは余裕をもって入れるくらいのサイズでしょうか。

真っ黒に見えるお湯でテンション上がります。ツルツルとした肌触りのお湯でとても気持ち良かったです。

浴槽の底は全く見えない位濃い色のお湯です。コーヒーのような濃い茶色のようで浴槽の端の方の光が当たってるところや手や桶ですくってみると茶色くみえました。お湯の中には茶色の細かい湯花も舞ってました。

二つの蛇口が浴槽の脇に付いていて片方が加温した源泉でもう一つが非加温の冷たい源泉です。見た目は凄い色ですが味や匂いはクセが無い感じでした。

加温されている方は熱めですが隣に非加温の源泉があるので両方が温泉に投入されて丁度良い温度になっていました。両方とも源泉なので出る量を調整して浴槽のお湯の温度を調整しても100%温泉なのが素晴らしいですね。

源泉が投入された分だけ浴槽の淵から溢れていく源泉かけ流し。循環無しでお湯に塩素なども投入されていないようです。

窓の外は庭とその先に林のような木々がありました。のんびりと眺めてるのが気持ちいい風景でした。

洗い場は2か所ありカランにシャンプーも付いていました。

浴室にはメインの浴槽以外に小さな浴槽がもう一つありましたがこちらは現在は使われていないようです。

泉質はナトリウム―炭酸水素塩・塩化物泉(弱アルカリ性・低張性・冷鉱泉)源泉の温度は24.8度と低めです。1キログラム中の溶存物質が3.168グラムあります。

源泉の温度が25度以下ですが溶存物質が1キログラムあたり1グラム含まれていると泉質名がつくようになっています。

畳敷きの広い休憩所もあったので湯上がりにゆっくりしたりもできそうでした。

僕は車(君津駅近くでタイムズのカーシェアの車を借りていきました)が路線バスの停留所も近くにあるようなので木更津駅や君津駅などからの路線バスで行くこともできるようです(本数は少ないようなのでバスで行く場合はあらかじめ調べておいた方が良いと思います。)

千葉県で貴重な源泉かけ流しの温泉でツルツルとした肌触りの黒い温泉でとても気持ちがいいお湯だと思いましたのでまた行きたいなと思います。今回は入浴だけでしたがお昼の時間に行ってお食事を頂いたりもしたいです(冬期限定の自然薯を使用したメニューとかもかなり気になります)建物は新しくはなさそうすがしっかりと清掃などが行われている感じで清潔感あるように思いました。この日は女将さんと旦那さんがいらっしゃいましたが丁寧かつ親しみがある対応をしていただき好印象でした。

営業日は月、金、土、日曜日で(2024年時点)他の曜日はお休みの他、営業日の曜日にも臨時休業の日が時々あるようなので小糸川温泉のHPのお知らせ欄で確認してから行った方が良いかとも思います。

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