2024年の7月に2泊3日で栃木県日光市の温泉宿へ宿泊する旅行をしてきました。暑い時期に避暑地に行ってリフレッシュしたいと思い、日光にある以前から泊まってみたいと思っていた宿が真夏の繁忙期になる少し前の時期の金曜日で予約ができたので今回の旅を計画。翌日もどこか泊まりたいなと思い探すと日帰り入浴で行った事があり宿泊もしてみたいなと思っていた宿の土曜日1人泊の予約枠があったのでそちらも予約。暑い時期なのであまり観光などはせずに避暑地でのんびりと過ごす旅にすることにして気持ちいい温泉に入り美味しいものを食べたりもした3日間でした。
今回の旅は川越駅からスタートです。前回日光に行った時は新宿まで出てJRから東武への直通の特急列車に乗っていったのですが今回は節約普通列車の旅です(笑)
川越線の列車に乗ります。車両はE233系7000番台。
まずは大宮駅で乗り換えます。埼京線地下ホーム~地上2階にある通路~1階のホームへと登ったり降りたりで移動。
宇都宮線(東北本線)の列車に乗ります。車両はE233系3000番台。
久喜駅で大宮駅で乗った快速列車から普通列車に乗り換えます。
宇都宮線の列車に乗ります。車両はE231系1000番台。
栗橋駅でJRから東武に乗り換えます。
この駅ではJRの新宿方面などから東武の日光方面へと乗り入れる特急列車が使用するJRと東武の連絡線も設置されています(連絡線には乗客用のホームが無いので栗橋駅ではホームが無い所で乗務員さんが交代するために停車(乗務員さんが乗り降りするためのデッキがある)はするもののお客さんは乗り降りできません)以前日光に行った時は新宿駅からスペーシアきぬがわに乗って行ったのでその時はその連絡線を通りました。
東武日光線の列車に乗ります。車両は20000系の20400型。
車内のシートはイチゴ柄でした。栃木らしさ!
吊革もイチゴ型。
下今市駅で乗り換えます。下今市駅は東武日光線と東武鬼怒川線が乗り入れている駅で先ほど乗ってきた列車は鬼怒川線方面に乗り入れる列車でした。
東武日光線の列車に乗ります。車両は20000系の20400型。
この20400型は東京を中心に活躍していた20000型を改造して作られた車両なんですが、20000型の一部の車両は都心のラッシュに対応するために5扉車で作られていました(5扉の車両以外は3扉)。それが日光あたりで使用される24000型に改造されるときに、都心みたいに混まないからそんなに扉いらないだろ。むしろ席があった方がいいでしょう。と2つの扉を塞いで3扉に改造されたのですが、ステンレスの車体で自然な感じにドアを埋めるのが難しいのか5扉時代のドアの部分がパネルをはめて埋めただけみたいな見た目でめちゃ好みです。この画像の車両は元5扉を3扉に改造した車両で扉と扉の間に元扉だった部分があります。しかも4両編成の中にこの元5扉車と元から3扉車が混ざっている(3扉だけの編成もある)のがまた最高です。
車内は元々扉だった部分にもちゃんとシートはありますが、窓の造りが変な感じになっていてめちゃ良いです。
こちらは最初から3扉だった車両。普通の窓が並んでいます。
車内からの窓周りもめちゃ普通な感じします。
翌日に同じく下今市駅に来た時に留まってた20400型。
こちらは最初から3扉だった車両。スッキリとした自然なデザインです。
こちらが5扉から3扉に改造された車両。明らかに元々扉だった場所をパネルで埋めてる感じになってて最高です。20400型に改造されるときに追加になった半自動ドアのドアボタンを設置するスペースが足りなかったようで窓の一部も埋めているようですがこれも埋めてる部分がよく分かるのがまた良いです。
話がそれましたが、日光線に乗って東武日光駅に到着しました。
東武日光駅は東武日光線の終着駅で駅舎も立派です。1階には広めの待合室やお土産物も買える売店、観光案内所などもあり賑わっていました。JRの日光駅は徒歩で数分の場所にあるのですが別の駅ですがJR直通の特急列車も含め東京からの特急列車はこちらの東武日光駅に到着しますので観光客の多くはこちらの東武日光駅を利用しているようです。
駅前には東武日光軌道線という昔、日光で走っていた路面電車の車両が展示されています。
宿の方へ向かう前に昼ご飯を頂きます。事前に調べておいた いろは食堂というお店で食べたいと思ったのですが、お店に行ってみると臨時休業...
夕食までにちゃんとお腹がすくように昼は早めに食べておきたかったのでバスに乗る前に食べたいなと思い、以前泊まったことがある東武日光駅近くのホテル近くにあるラーメン屋さんを思い出し行ってみる事に。
らーめん梵天 日光店というお店です。梵天醤油ラーメンをいただきました。スッキリとした醤油味のスープに平打ちの縮れ麺のラーメンでした。あっさりとしつつしっかりとした味だと思いました。東武日光及び日光駅周辺は夕方早めの時間までの営業のお店が多いですが、こちらのお店は昼から夜まで営業しているので東武日光駅周辺で夕食を食べたい時にも良さそうです(以前、近くのホテルに泊まった時に見つけておいたお店でした。その時は駅から離れた所にある他のお店に行きましたが)らーめん梵天はこちらの店舗の他に日光市内にもう一店舗あるようです(もうひとつの店舗は今市の方にあるようです)
駅前ロータリーの前の国道に出て歩いてすぐの所にあります。前回日光に来た時はこのお店の隣のホテルファミテック 日光駅前というホテルに宿泊しました(カプセルホテルタイプの部屋もあって手ごろな価格宿泊できました)。
東武日光駅前から東武バス日光の運行する路線バスに乗ります。車両はいすゞの大型路線バスエルガ。
運賃の支払いは現金や交通系ICカードも使用できる他、日光エリアの路線バスはお得なバスのフリーパスや東武の鉄道とセットになっているフリーパスなどもあるので何度も乗り降りする予定がある場合は東武バスのHPなどで調べてみると良いと思います(前回日光に行った時はフリーパスを使用して観光しました。今回は中禅寺湖に行くだけでフリーパスとほとんど値段が変わらなかったのでICカードで乗車しました。中禅寺湖までの往復でもフリーパスの方がちょっとお得なのでフリーパス買った方がよかったのですが)。
車両前方と中央の2か所に扉がありますが車体中央の扉は使用されておらず乗り降りとも前の扉からでした。ICカードは入り口扉付近にあるICカードリーダーにタッチして降りる時は運転席近くのICカードリーダーにタッチするようになっていました。
いろは坂を上っていきます。いろは坂は登りと下りで分かれていて登りは第二いろは坂です。途中にある明智平ロープウェイに乗りたい場合は登りの第二いろは坂にあるので行きに寄った方が良いかと思います(中禅寺湖までいってから明智平ロープウェイに乗りたい場合、一度いろは坂を下まで下ってから登り直さないとになるため)。
中禅寺温泉バスターミナルに到着しました。いろは坂を登った場所にあります。華厳の滝や中禅寺湖がすぐ近くにあり飲食店やお土産物店なども近くに沢山あり奥日光観光の拠点的な場所です。
チェックインまでまだ時間に余裕があるので観光を。まずは華厳の滝を見に行きます。華厳の滝は有料のエレベーターで降りて行って下の方からみる事もできますが、今回は無料の別の場所から見に行くことにします(数年前に来た時も同じところから見ましたが)
無料の展望台からの華厳の滝の眺めです。有料エレベーターの観瀑台は20年くらい前に来た時に行って以来なのでまたの機会にエレベーターの方も行ってみたいと思います。
中禅寺湖の湖畔にはG7 NIKKOと書かれたモニュメントがありました。これはG7栃木県・日光男女共同参画・女性活躍担当大臣会合が開催された時に作られたようです。
大きな鳥居の先に向かいます。
日光二荒山神社 中宮祠にお詣りします。
日光二荒山神社は男体山がご神体の神社で日光連山8峰や華厳滝、いろは坂などを含む3400haが境内になっています。本社は日光東照宮の近くにあり男体山の頂上にある奥宮との間にあるこの地に中宮祠があります。中宮祠の奥に見える大きな山が男体山です。
そして中宮祠が男体山の参道の入り口になっていて男体山への登山口(登拝口)がこちらの中宮祠にあり登山の受付も行われています。この男体山、登ってみたいなと思っています。
宿のチェックインまで少し時間があったので船の駅中禅寺へ。こちらは中禅寺湖遊覧船の乗り場で、前回日光に来た時こちらから観光船に乗りました。
この船の駅中禅寺の建物の中に前回来た時は中禅寺湖エリア唯一のコンビニ(とはいえ夕方17時くらいまでの営業)があったのですが閉店してしまったようで自販機コーナーになっていました...
船の駅中禅寺のすぐ近くにこの日に宿泊する宿があります。
ホテル 湖上苑です。このホテルは外国大使の別荘があった場所で営業しているホテルで避暑にはピッタリの宿です。以前から泊まってみたいと思っていたので今回念願の宿泊です。
ホテル 湖上苑について詳しくはこちらの記事にて。 続きを見る
日光中禅寺温泉 ホテル 湖上苑
この宿に泊まりたいと思った理由はこの部屋からの景色です。中禅寺湖の湖畔にあるホテルなので部屋から中禅寺湖を眺める事ができます。
部屋にはベランダがあってベランダのチェアに座って避暑地気分を満喫しまくりました。もうここに住みたい位でした(笑)
そしてこちらの宿では源泉かけ流しの温泉にも入る事ができます。中禅寺温泉のお湯は日光湯元温泉からパイプで引いてきている(10キロ以上)温泉なのでどんな感じなんだろと思っていたのですが、この温泉がまた素晴らしかったです。硫黄(硫化水素)の香りがする温泉で、熱々の源泉がどんどんと投入されています。そして浴槽から溢れた温泉の成分が固まり浴室の床は芸術的でした。
露天風呂もあり中禅寺湖を眺めながら温泉に入る事もできました。夜にこの露天風呂に入るのもまた最高でした。
夕食は宿の中にあるお食事処で頂きます。前菜から始まり色々なお料理が提供されるコース料理でした。前菜では日光の名物である湯波が使用されているお料理が出てきたのも嬉しかったです。
こちらの宿の名物であるニジマスを2度揚げをした唐揚げはオレンジベースのソースがかかっていて。こちらもとても美味しかったです。
そしてステーキ!他のメニューもそれぞれとても美味しくてめちゃ良かったです(食事についても詳しくは宿の記事の方に書いてあります)
食後も部屋でまったりとくつろいだりベランダに出て夜の湖を眺めたり露天風呂に入りに行ったりと満喫して大満足でした。
避暑地日光への旅の1日目は終わり次のページの2日目に続きます。