勝浦温泉 天然温泉公衆浴場 はまゆ(和歌山県)

2024-07-26

2024年の8月に和歌山県那智勝浦町にある勝浦温泉 天然温泉公衆浴場 はまゆ という日帰り温泉施設に入浴してきました。港町にある銭湯タイプの温泉で源泉かけ流しの温泉がとても気持ち良かったです。

この日は和歌山県への3泊4日の旅の1日目で青春18きっぷで東京から和歌山まで移動して紀伊勝浦のビジネスホテルに宿泊しこちらの温泉に入浴してきました。翌日は湯川温泉、その次の日は紀伊勝浦の温泉旅館に宿泊し温泉などを満喫した旅でした。旅行全体についてはこちらの記事にて。

はまゆは勝浦港の近くにあり海からもすぐの場所です。この写真は入浴した翌日の昼間に撮ったものです。この写真の真ん中の奥に見える建物です。

周りが住宅街になっている場所にはまゆはあります。午後からの営業で写真を撮ったのは営業時間前だったので2カ所ある入口はシャッターが閉まっています。

入口の横には営業時間や入浴料、温泉の泉質などが記載された看板がありました。営業時間は15時から21時まででしたが2024年7月時点なので入浴しに行く際はその時に調べてから行った方が良いかと思います。

入浴しに来た時に撮った写真です。入り口2カ所が男湯、女湯で分かれています。

男女それぞれの入り口から入りすぐの所に受付があるので入浴料を支払います。靴を脱いで中に入り奥に進むと脱衣所入口があります。

脱衣所は天井も高いので広々としていました。

鍵付きのロッカーもあり使用することができます。

扇風機やベンチもありました。

脱衣所から浴室に入るとタイルが敷かれた見事な床と壁が広がり大きな浴槽があります。

浴槽のサイズは10人以上も楽に入れそうなサイズだと思います。結構深く浴槽の底に座ろうとすると頭までお湯の中に入ってしまいそうなくらいあったので浴槽淵の階段状のところに腰掛けるか中腰でお湯に浸かる感じでした。浴槽も少しレトロな雰囲気のタイルが敷かれていてとても良いです。

透明なお湯で程良い硫黄の香り(硫化水素の香り)が心地良く、薄い塩と玉子風味の味でした。温度も丁度良くかなり気持ちいいお湯でした。

浴槽の側面に湯口があり源泉が投入されています。少しお湯の中に浸かった状態の湯口で直接お湯の中に源泉が流れていました。ちょっと珍しい形状ですね。

源泉が投入された分だけ浴槽の淵からお湯が流されている源泉かけ流しでお湯が使用されています。

洗い場は壁一面に設置されています。シャンプーやボディーソープなどの設置は無いので持参したものを使用しました。持っていない場合は受付で販売もしているようです。

洗い場はシャワーは無く蛇口だけがある硬派なスタイル。片方のお湯の方の蛇口は温泉の源泉でもう片方が水が出てくるので桶の中でブレンドして好みの温度で使用します。最高です。

桶や椅子は入り口近くにあるのを持ってきて使用後に元に戻します。洋室も広々していて良いですね。

天井が高く湯気もしっかりぬける造りの建物なのも良かったです。

源泉名は勝浦温泉 はまゆ とあったので自家源泉のようでした。泉質は含硫黄―ナトリウム・カルシウム―塩化物温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)。源泉の温度は45.6度と少し高め。pH8.0の弱アルカリ性のお湯です。塩化物泉で体が良く温まるお湯だと思います。湯使いは夏場は少量の加水で温度の調整をすることはあるようですが加温、循環、塩素消毒剤の投入は無しで温泉を楽しめます。

JRの紀伊勝浦駅からは徒歩で15分くらいの場所にあります。駅の近くには飲食店なども多いので旅の途中に寄って温泉に入ったり近くで食事するのも良さそうだなと思います。駐車場は無いみたいで有料駐車場は少し歩きますが那智勝浦バスターミナルに併設されているタイムズがありました(夕方まではちょっと駐車料金が高いようです)

勝浦温泉 天然温泉公衆浴場 はまゆ とても気持ちい温泉に入ることができ、この日は青春18きっぷで半日以上の時間を列車移動で疲れていましたがこちらの温泉に入り一気に疲れがとれました。深めの浴槽に源泉かけ流しで使用されている気持ちが良い温泉に入れる共同浴場タイプの温泉施設で銭湯のような雰囲気もとても好みでした。また勝浦に行った際に入浴しに行きたいと思います。

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