週末パスで長野へ。渋温泉で音泉温楽。2024年12月

2024-12-14

2024年の12月に長野県の渋温泉で開催された温泉×温泉フェスの音泉温楽2024に行ってきました。せっかく長野の温泉へ行くならフェス以外にも旅行気分を楽しもうと思い、渋温泉の最寄り駅まではJR東日本の週末パス を使用し新幹線や特急列車、快速列車などを乗り継ぎ長野では日帰りの温泉施設に行ったり渋温泉近くの湯田中温泉の温泉宿にも宿泊して来ました。

今回の旅で使用した 週末パスです。JR東日本の特別企画乗車券で、その名の通り週末2日間で使用できます。JR東日本の盛岡、青森以外のほとんどのエリアや一部の私鉄、第三セクターの路線にも乗ることができるフリー乗車券で普通列車はもちろん、特急券などを別途購入すると新幹線や在来線特急列車にも乗ることができるという便利なきっぷ。。。

だったんですが、なんとこの旅の翌年の2025年6月に販売が終了してしまいました。このきっぷでまたどこか行きたいなと思っていたので残念です。このきっぷだと18きっぷで乗れないSLばんえつ物語のグリーン車とかにも(別途グリーン車指定席購入で)乗れたんですよね(普通車は18きっぷでも指定席券があれば乗れる)。

今回の旅は川越駅から出発でした。冬の朝6時はまだ暗いです。

川越線の列車に乗ります。車両はE233系7000番台。

大宮駅で乗り換えます。ここから長野へは北陸新幹線に乗れば乗り換えなしです。

が。

高崎線の列車に乗ります。車両はE231系1000番台。

熊谷駅に到着。

ということで熊谷駅〜軽井沢駅は新幹線に乗ります。週末パスは特急券を購入すれば新幹線も乗れるので自由席特急券を購入していました。乗車する区間が短いので席が空いてなければ座れなくても良いので自由席で(安いので)。

北陸新幹線が開業(開業時は長野オリンピックに合わせて長野まで先に開業したので当時は通称長野新幹線)した際に信越本線の横川駅~軽井沢駅間が廃線になってしまった(急勾配で特殊な機関車が必要だったので新幹線ができて普通列車だけだとコスト的に厳しいからとかだと思います)ので高崎駅〜軽井沢駅の間は新幹線(もしくは横川軽井沢間をバス)に乗る必要があるのでした。軽井沢駅まで乗る場合、高崎駅からでも熊谷駅からでも新幹線の特急券が同じ金額なので熊谷駅から乗りました。

北陸新幹線あさま に乗車します。車両はE7系。8:01に熊谷駅を発車する列車で自由席もそこそこ空いてたので椅子に座れました。

軽井沢駅に到着。新幹線を降り、乗り換えます。

軽井沢駅あたりは雪もありテンションあがります。軽井沢にある小瀬温泉ホテルという温泉に以前来たことあったんですが冬の時期とかも良さそうですね。寒さは厳しいのかもしれないですが。

しなの鉄道線 軽井沢リゾート号に乗ります。車両はしなの鉄道SR1系100番台。しなの鉄道線は北陸新幹線が開業前はJR信越本線だった路線で新幹線開業時に軽井沢駅~篠ノ井駅間が第三セクターのしなの鉄道の路線になりました(その後北陸新幹線が伸びた際にさらにしなの鉄道の路線が増えています)。SR1系はJR東日本のE129系とほとんど同じような造りの車両で、そのうち100番台のSR1系はライナー車両と呼ばれている仕様で主に快速列車に使われています。今回乗った軽井沢リゾート号は軽井沢駅~妙高高原駅をしなの鉄道線、JR信越本線、しなの鉄道北しなの線を経由して運行している快速列車です。軽井沢リゾート号は全席指定席で僕はしなの鉄道のHPで予約をしておきました。当日空席がある場合は軽井沢駅などの有人駅の窓口や車掌さんから購入もできるようです。

週末パスはしなの鉄道線もフリーエリアなので運賃分の週末パス+指定席券で乗車できました。

100番台の車内はデュアルシートというクロスシートとロングシートに転換が可能なシートが配置されています。快速列車で使用するときは車両の前後方向に向けてた配置にして普通列車の時は90度回転させてロングシートとして使用できるようになっています(首都圏の私鉄とかでも有料ライナー車両で同じようなのがありますね)2両編成のうち1両は転換できるシートが車両進行方向にセットされていました。

今回乗ったもう1両はシートが向かい合わせに配置されて大きなテーブルがセットされています。

このテーブル、向かい合わせにセットされ通常だと4人座れるクロスシートのうちの2席分に大きなテーブルを設置されていて4人分の席が2人用になっているという贅沢仕様なのでした。テーブルがセットされているのは2人掛けシート×8か所で4か所が進行方向、残りの4か所が逆方向を向いていました。

この大きなテーブルは食事プランという軽食がセットになっているプランで使用するためにセットされていて進行方向に向けてセットされている席を使用するのには指定席を予約するときに食事プランというので予約します。(進行方向と逆にセットされている席は反対方向に向かう列車の時に食事プランで使用するようで食事プランで使用されない時は普通の指定席として予約できるようです)

食事プランで予約すると始発の軽井沢駅から乗車する場合はテーブルに軽食がセットされシートにご予約座席という紙が置いてありました。

軽井沢リゾート号という観光感ある列車に乗るのでせっかくなので食事付きプランで乗ろうと思い今回食事付きプランで予約していました。KT'sBakery&Cafeという千曲市にあるパン屋さんによるセットで容器のの包み紙には今回乗った車両の前面にも描かれているロゴや車両のイラストが載っているのも良いですね。

包み紙の部分を外すとウェットティッシュとペーパーナプキンがあります。

蓋を開けると美味しそうなパンやフルーツなどがセットされていてテンション上がります。

信州ミルクのホワイト生コッペパン(千曲市産神尾のたまごスクランブル、信州リンゴのカスタードブルュレ)、胡桃パンのクリームチーズサンド、季節のフルーツというセットでした。コッペパンはふっくらしつつ密度が濃い感じにしっかりとした食感もあり玉子の方もリンゴとカスタードの方も美味しかったです。胡桃パンはしっとりとしたパンにクルミの食感がしっかりしていてクリームチーズやジャムが胡桃パンを引き立てるような印象でこちらも美味しかったです。季節のフルーツはイチゴで甘味と適度な酸味もありジューシーでした。

定期的にセット内容はリニューアルしているようで現在は違うメニューになっています(2025年4月からはフレンチトースト、牛乳パン、季節のマリネというセットのようです)メニュー内容は違いますが作っているのは今回食べたメニューと同じくKT'sBakery&Cafeなのできっと現在のも美味しいかと思います。

高原を走る列車の車窓からの景色を眺めながらの朝食はとても良かったです。

長野駅に到着です。軽井沢リゾート号は妙高高原駅まで向かいますが今回の旅では長野駅で下車します。時間を考えると大宮駅から長野駅まで新幹線で来る方が断然早いのですが軽井沢リゾート号で車窓からの景色を眺めつつ美味しい朝食を食べながらの移動を楽しめたので旅気分を味わうには良いルートでした。

長野駅では長野電鉄に乗り換えます。

長野電鉄のホームに移動すると、どこかで見たことがある列車が並んでいます。

長野電鉄長野線 特急ゆけむり に乗ります。車両は長野電鉄1000系。1000系は小田急10000形ロマンスカーだった車両で小田急で廃車になった後に長野電鉄に譲渡され、11両編成から5両編成に短縮された他、長野電鉄の環境に合わせた改造をされていますが小田急時代から見た目もあまり変わらない状態で運用されています。

小田急時代は新宿駅から箱根湯本駅などへ走っていた車両が長野駅から湯田中駅への列車に使われているとは温泉に縁がありますね。

ロマンスカーといえば展望席。いつかは先頭の展望席に乗ってみたいと思いつつ小田急では現在展望席付きのロマンスカーも少なくなってしまっているのもあり予約が全然とれず乗ったことがありません。(一番後ろの席は予約が取れて乗ったことがありましたが先頭側はかなり予約が難しいです)

ところが長野電鉄のゆけむり号は小田急のロマンスカーと比べて予約が取りやすいので今回展望席の最前列のシートを予約することができました。(元)ロマンスカーの展望席先頭!!!

ゆけむり号の指定席を予約する場合は長野電鉄のHPから予約ができました。ゆけむり号は先頭側の1両が指定席(湯田中方面に行くときは湯田中側の1両、長野方面に行く場合は長野側の1両)で他の車両は自由席です。運賃の他に特急列車に乗る場合は自由席だと特急料金が100円、指定席の場合でも特急料金100円に+指定料金300円(2025年現在)と他の会社の特急列車と比べてだいぶお手頃な金額で乗れますので長野駅から湯田中駅に行く場合特急列車はお勧めだと思いました。週末パスは長野電鉄もフリーエリアなので週末パス(運賃分)+特急料金+指定料金で乗ることができました。

ロマンスカーの展望席は先頭の4つの席のうち通路側の2席からの眺めが良いので今回右側の通路側で予約していました。座るだけで発車前からもうテンション上がりまくります。

隣のホームに停まっている車両は元東京メトロ03系の3000系です。長野なのに東京感が凄いです。

発車時間になり車両が動き出します。しばらくは地下のトンネルを進んでいきますがこれも小田急の下北沢あたりの地下を走ってるのみたいな感じしますね。

やがて地上が見えてきます。

トンネルから出ると線路の周りには雪が積もっています。

地上に出て途中から単線の線路を進んでいきます。住宅街のすぐ横の真っすぐな線路もなんか良いですね。

線路と車道が一体になってる橋もありました。後で調べたら村山橋という千曲川の橋で鉄道道路併用橋というタイプの橋なんだそうです。鉄道のすぐ横に車道があって一体になっているのも珍しいですが2009年に現在の橋に架け替えられる前は大正時代からの橋が架かっていてさらに鉄道と車道が近い造りだったようです。千曲川は日本で一番長い川として知られている信濃川の長野県内での名称(新潟に入ると信濃川という名称になる)で長野市周辺の長野盆地はこの千曲川の周りに広がっています。

途中の駅の近くにある車両基地には先ほど長野駅でも見た元東京メトロ03系の3000系と元東急の8500系が停まっていました。

こちらは元営団地下鉄3000系だった3500系。現在は引退している車両のようですが先ほどの3000系と同じく日比谷線で走っていた車両ですね。

そして元ロマンスカー同士でのすれ違いも。

雪が積もった田畑が広がった風景の中を先頭展望席に乗っていくのは最高でした。

やがて線路の周りに建物が多くなってくると終点が近づいてきます。山寄りのエリアなので長野駅を出た頃より積もっている雪も多いですね。

湯田中駅に到着です。長野駅から湯田中駅まで特急列車だと45分くらいで着きました

線路の終点の先が今回の目的地渋温泉がある方向です。長野電鉄の線路を渋温泉まで延長する計画もあったようですが実現しなかったそうです。

湯田中駅から渋温泉までは路線バスもありますが時間に余裕があったのと駅から渋温泉の途中にある宿泊する宿の場所を確認しておきたかったので歩いていくことにしました。雪は少し積もっている場所もありましたが車が走っている所ではほとんど残っていなく昼間は歩きやすかったです。前回同じ時期に来たときは道などには雪は無かった記憶があるので12月でもその年だったりタイミングによって違ってくるようです。

しばらく歩いていくと渋温泉の案内板がありました。駅からだいたい20分くらいでここから少し歩いた地点が渋温泉になります。渋温泉は湯田中駅付近から広がる湯田中渋温泉郷にある温泉地の一つで約1300年前からあるそうです。源泉の数も豊富で宿や共同浴場などの温泉は源泉かけ流しで使用されていて石畳の道や古くからある建物などの町並みも温泉地らしい雰囲気がありとても好みです。渋温泉の宿に宿泊すると借りることができる(渋温泉旅館組合に加盟の宿のみのようです)カギを使い9つの外湯(共同浴場)めぐりをするのも人気があり外湯のうちの一番大きな渋大湯は入浴料を支払うと宿泊者以外も入浴できるので前回渋温泉に来たときは渋大湯に入浴しました。

渋温泉にはお昼くらいに着いたのでは昼食を頂きました。

ラーメン徳味 に来ました。渋温泉の温泉街にあるラーメン屋さんです。店内はテーブル席、座敷席、カウンター席もあり1人でも4人くらいのグループでも気軽に入れそうな雰囲気でした。

サンマーメンを頂きました。懐かしさも感じる醤油味のスープにモヤシや豚肉などが入った熱々のトロミがある餡が載っています。麺は細麵で程よい柔らかさに茹でられていました。味付けは優しめで温泉巡りの途中に休憩がてら食べるのにも良さそうです。ラーメン類の他に単品のおかずもメニューにあったので夜は居酒屋的に飲食もできるようでした。

ラーメン徳味は渋温泉で一番観光客が多いと思われる通り沿いにありました。

お昼ご飯を食べた後は温泉へ。

渋温泉 石の湯に入浴します。渋温泉の温泉宿が多く並んでいるエリアから少し離れた川沿いにある日帰り温泉施設です。以前は喫茶店もやっていたようですが温泉だけになっているようでした。

渋温泉 石の湯について詳しくはこちらの記事にて。

源泉かけ流しの温泉で熱めのお湯でスッキリとしました。タイミングよく他のお客さんが全く来なかったのでのんびりと入浴できました。天井近くの明かり窓からの光が温泉の温泉の湯気を照らし幻想的な雰囲気になってたのも良かったです。

石の湯近くにある小古井菓子店でうずまきパンを購入。こちらのお店は温泉まんじゅうなどのお菓子の他にこの うずまきパン が名物で前回渋温泉に来た時も食べて美味しかったので今回も頂きました。すぐに食べるならレンジで温めてくださるというのでお願いして温めていただきました。ほのかに甘いパンでしっとりとした食感です。温めると中に入ってるマーガリンが液体状に溶けてパンに染みて美味しいのですが気を付けて食べないと外に染み出てくるくらい沢山入ってます。お店の雰囲気も懐かしい感じで好みですしまた渋温泉に行くときはうずまきパンを買いに行こうと思います。他のメニューも気になるので食べてみたいです。

小古井菓子店は石の湯のすぐ近くにありました。周りの建物などの風景もとても良いので散歩しながら買い物するのも楽しいと思います。

パンを食べた後、受付開始時間くらいだったので音泉温楽の会場へ向かいます。

音泉温楽2024の会場である金具屋です。前回音泉温楽に来たのが2010年だったのですが、その時はメインの会場が和合会館という施設で僕は金具屋に行けなかった(金具屋も会場になっていたのですがその年の金具屋でのステージが短時間だったので和合会館でやっていた観たいライブと重なり金具屋には行けなかった)ので今回金具屋の中に入れるのを楽しみにしていました。金具屋はこの道沿いから見える斉月楼という木造4階建ての建物が国の登録有形文化財に認定されていて渋温泉のシンボル的にな存在になっています。ジブリ映画の千と千尋の神隠しに出てくる建物を描く際の参考にされたとも言われているようです。

金具屋の入り口です。入り口の扉が普通に開く以外に扉の一部だけも開け閉めできるようになってて(右側の扉の左下だけ開けられる)最低限の開閉で出入りできるようになっていたのが冬に寒いエリアの工夫を感じて印象的でした。

建物は老舗の旅館でよくある少し複雑な造りになっていて歩いて会場に向かうだけでもワクワク感がありました。

今回のイベントのメインフロアである金具屋の大広間 飛天の間です。この大広間も登録有形文化財なんだそうです。

この飛天の間がある建物も木造建築で30畳のステージと130畳の畳敷きのフロアがある宴会場です。

音泉温楽は2009年に始まった温泉地で開催される音楽フェスで、温泉で開催される音楽イベントのさきがけ的なイベントだと思います。渋温泉では毎年冬に開催されて2024年は12月14日、15日の土日が開催日でした。以前は金具屋以外の会場も含めていくつかのステージがあった年もありましたが近年は金具屋のこの飛天の間がライブフロアで、初日のライブ終了後の夜には慶雲の間という部屋がDJフロアとして使用される流れのようです。冬の温泉地で2日間で開催されるフェスですのでお客さんは渋温泉を始めとした湯田中渋温泉郷の温泉宿などに各自宿泊する方が多く、タイムテーブルも夕食の時間はライブが無い夕食時間もあり旅館や温泉街の飲食店で夕食を食べたりと温泉地全体も巻き込んだフェスになってるのがまた良いなと思います。

今回のイベントで一番のお目当てだったNaturally Dub Gushing(サワサキヨシヒロfeatテディ熊谷)です。サワサキヨシヒロさんは1994年にベルギーの有名テクノレーベルR&SのアンビエントサブレーベルAPOLLOから作品をリリースした他、国内外の多くのレーベルから作品をリリースしているテクノアーティストで僕が一番好きなミュージシャンです。サワサキさんには僕が主催している音楽イベントROMANTIC TECHNOLOGY(通称ロマテク)にも出演していただいたこともありました。テディ熊谷さんはサックスやフルートを演奏するミュージシャンで多くのバンドや作品、イベントなどで演奏なさっています。お二人はガチの温泉好きとしても有名でサワサキさんはNaturally Gushingというプロジェクトで温泉的ラウンジ&アンビエントミュージックのアルバムや温泉の映像と音楽を組み合わせた作品をリリースなさっていたりテディ熊谷さんは温泉日記を中心としたブログを投稿なさっていて多くの温泉施設について温泉好きが知りたい内容を書いてらっしゃいます。僕も温泉旅の計画を立てるときに温泉施設の情報を探して検索するとテディ熊谷さんのブログがヒットすることが多くとてもお世話になっています。Naturally Gushing毎年音泉温楽に出演なさっていて2010年に音泉温楽で観た時はバンド編成でした今回はNaturally Dub Gushing名義でアンビエント的なエレクトロニックミュージックとサックスの演奏にダブの音響を加えたようなライブでとても心地よかったです。

音泉温楽2024は8組のライブと1組のDJが出演で1日目のライブは6組ありました。大広間の畳に座って音楽をのんびりと楽しめるのもとても良かったです。

フェスなのでずっとライブを観ていても途中で他の事もするのもそれぞれの楽しみ方ができますが音泉温楽は温泉地で開催なので温泉を楽しむこともできます。ライブは夜までありますが途中でこの日に泊まる温泉旅館にチェックインしに行きました。

湯田中温泉 まるか旅館です。湯田中温泉は湯田中渋温泉郷にある温泉地の一つで湯田中駅周辺から渋温泉に向かうまでの場所に位置しています。金具屋からは徒歩で20分くらいでした。

湯田中温泉 まるか旅館について詳しくはこちらの記事にて。

この日に宿泊したお部屋です。和風の落ち着いた雰囲気でとても好みでした。

源泉かけ流しの気持ちがいい温泉に入ることができます。硫黄の香り(硫化水素の香り)が心地よい少し熱めのお湯で寒いこの時期に入るのがまた気持ち良かったです。

宿で一休みして温泉に入ったりしてからまた金具屋へ向かいます。夜になって道の雪が凍っていたので慎重に。この写真のような雪が残ってるところはまだ滑りにくいのですが車道の一度雪が解けて水分が残っていたところが夜に凍ったところが歩いていてもかなり滑りやすかったのでめちゃ注意して歩きました。

金具屋に戻ってくるとライトアップされていてめちゃ綺麗でした。

夜の飛天の間もまた雰囲気が最高でした。

今回、宿の宿泊プランは夕食無しにしてたので会場のフードで夕食を頂きました。地元の名物などを取り入れたメニューで嬉しいです。しかも値段もフェスめしにしては手ごろでした。

おにぎり(米龍風麻婆豆腐、角煮(関英製))、豚汁、温泉たまご、ビタちくおでんを頂きました。麻婆豆腐は以前渋温泉にあった米龍というラーメン屋さんの名物メニューだった麻婆ラーメンをイメージしているようです。前回音泉温楽に来た時に米龍で麻婆ラーメンを食べたのですが、その数年後に閉店してしまったようで残念に思っていたので今回このおにぎりを食べれて良かったです。角煮は関英製と書いてありましたが湯田中駅近くにある関英ドライブインというお店のもののようです。関英ドライブインも気になったので次回湯田中渋温泉郷に行くときにでも行ってみたいと思います。このおにぎり2種類、普段おにぎりで食べることが無い具でしたが美味しかったです。豚汁は野菜たっぷりと入っていて満足感ありました。温泉玉子は金具屋の温泉源泉で作ってるそうです。ビタちくおでんはこのイベントのフードの定番メニューのようです。

音泉温楽の初日のライブを観た後、金具屋から宿に戻り温泉に入ったりしましたが朝早起きだったので眠くなり早めに就寝しました。次のページの翌日に続きます。

次のページへ >

Ⓒ2021 ROMANTIC TECHNOLOGY