玉勝温泉別館(青森県)

2024-11-16

2024年の11月に青森県東北町にある玉勝温泉別館に宿泊して来ました。日帰り入浴施設の玉勝温泉の別館となる宿泊施設で宿泊者専用の温泉にも入ることが出来る他、本館の日帰り入浴施設にも入浴することができました。とても気持ちがいいモール泉の源泉がかけ流しで使用されていてとても好みの温泉施設だったのですが2025年に源泉設備に不具合が出て温泉が使用できなくなってしまい本館の方は営業終了、別館の方は2025年11月時点で宿泊はできるようですが温泉は使用できなくなってしまってるようです。

この日はJR東日本のどこかにビューーン!という抽選で目的地が決まる新幹線での旅行で八戸に行くことになり八戸からはカーシェアの車を借りて温泉巡りやご当地グルメを食べに行く2泊3日の旅の2日目でした。こちらに宿泊した翌日には八戸の朝市に行ったりもしてとても楽しい旅でした。旅行全体についてはこちらの記事にて。

 

玉勝温泉は青い森鉄道線の上北町駅近くにある日帰り温泉施設でその別館が宿泊できる施設でした。青い森鉄道線は沿線に温泉施設が多く特に東北町にはモール泉の温泉施設が沢山あります。温泉街のような感じではなく普通の街中に温泉施設がある感じでとても好みな感じでした。

日帰り入浴施設の玉勝温泉は道を挟んで向かいにあります。宿泊のチェックインは別館ではなくこの向かいにある本館でした。本館の中にある受付で宿泊料を支払い部屋のカギを受け取り別館へ移動します。こちらの宿は予約サイトなどインターネットでの予約は無く、HPやSNSアカウントなどもなかったで宿泊の予約もGoogleマップで電話番号を調べ本館の方に電話をしてお願いしました。

玉勝温泉別館の入り口は建物正面にあります。

玄関は広々としています。靴を脱いで下駄箱に置いて館内へ。

スリッパもラックに用意されていたり大きな鏡が設置されています。指名手配のポスターも。

廊下にある黒板にはこの日の宿泊者の部屋割りが掲示されています(自分以外のお名前は画像を加工してぼかしています)月行事予定表という黒板を流用しているのも含めて最高です。

客室は1階と2階にあり2階へは住宅感ある階段を上っていきます。

2階の階段を上がったところからいくつか通路があり各部屋に行くことができます。

部屋への廊下には物干し竿+物干し台が設置されて洗濯物が干してありました。なんというか下宿というか寮のような雰囲気にテンションあがりました。

部屋の入り口扉には分かりやすく名前が掲示されていました。

今回宿泊したお部屋です。畳が敷かれた落ち着いた雰囲気の部屋ですが家具などは住宅のようなアットホーム感もありとても良いです。

柱などで部屋の一部が狭くなっている部分がありますがその奥にテレビなどもあります。

建物正面側のお部屋だったので窓からは道の向かいにある本館が見えました。

窓には冷房のみのタイプのエアコンが設置されてました。11月で外は少し寒い時期でしたが部屋の中は暖かかったので床暖房的なものがあるように感じました(温泉の熱を使用されている暖房ですかね?)。

テレビは液晶の新しめのタイプです。

テーブルの上にはテレビのリモコンと灰皿、ティッシュが。全室喫煙部屋のようです。

ポットも用意されていました。

入り口側の壁には廊下との間に窓があったりカレンダーも貼ってありました。

清潔感あるお布団と浴衣も用意されていました。

紐が室内に張られてハンガーやピンチハンガーが吊るされています。湯治で長期滞在する時などに洗濯物を干したりするのでしょうかね。

素泊まりのみの宿で食事の提供はありませんが炊事場があります。こちらは2階にある炊事場で階段近くにありました。炊事場前のスペースにはベンチと洗濯物、ごみ箱などがありました。

炊事場は広々としていました。

奥にも流しがあります。

電子レンジや冷蔵庫もありました。

1階にも炊事場がありました。こちらは1階に宿泊している人向けのようです。

2階と同じく一通り自炊できる設備が備わっていました。

廊下には自由に読める漫画本がありましたが漫画本の重さに耐えきれなかったと思われるカラーボックスが歪んでるのも味わい深かったです。

トイレは部屋には無く共用です。灰皿が設置してあるトイレというのもは初めて見たので自分はたばこは吸いませんがテンションあがりました。なんというか昭和的な感じが良かったです。

建物中には自動販売機は無いですが玄関出てすぐの所に自動販売機があるので飲み物を買いたい時などに便利ですね。他には本館のロビーにも自動販売機がありました。

温泉の浴室は1階の奥に男女別で1つづつありました。

脱衣所も十分な広さがあります。奥の方にはパイプ椅子や灰皿などが設置されています。

脱衣所には洗面台もありました。

ロッカーは無く棚と籠のみのシンプルなタイプです。

脱衣所と浴室の間はガラスの扉があります。

扉から脱衣所に向かうとタイル張りのトンネルのようなちょっと変わった造りになっていました。

浴室は天井や壁などにタイルが敷かれたレトロな雰囲気でした。床は温泉の成分で茶色くなっています。

浴室奥に浴槽がありました。3~4人くらいは入れそうなサイズでしょうか。

浴槽のお湯は少し温めで薄い茶色でした。源泉は微かにモール泉的な香りがするように感じました。ゆっくり浸かりたくなるようなお湯でとても好みでした。

浴槽の奥の角にある湯口から源泉が投入されています。タイルが貼られた湯口は3ヶ所のパイプのようなところから源泉が出ている変わった造りでした。素晴らしい。こちらも温泉の成分が固まっています。

源泉が投入された分だけ浴槽からお湯が溢れていて源泉かけ流しでお湯が使われています。

浴室の床は浴槽付近から入り口方面に斜めになっていました。洗い場はこちらの壁沿いに3ヶ所あります。

反対側にも5か所ありました。

洗い場のお湯と水は別々に出てきて桶の中で好みの温度に混ぜて使用するシンプルなタイプです。

お湯は温泉の源泉が使われていました。この場所はレバーの丸いのが両方赤くなってますが片方が源泉で片方が水だったと思います。

浴室側からみた脱衣所入り口。タイルでかわいらしいですね。

源泉名は南谷地泉6号泉で泉質はアルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性高温泉)。源泉の貯湯槽での温度は46.1度。pH8.53でアルカリ性のお湯です。お湯は源泉かけ流しで使用されていて加温や循環も入浴剤、塩素系消毒剤のお湯への使用も無いようです。源泉の住所が玉勝温泉別館と同じ場所だったのでこの宿の敷地内にある自家源泉のようです。

温泉に入浴できるのは朝5時から夜22時まで。ですがそれ以外の時間も静かになら入っても良いようです。

玉勝温泉別館の隣にある高橋薬局という薬屋さんも玉勝温泉と同じ経営のお店でした。

高橋薬局の前には蛇口とバケツが設置してあり常に源泉がかけ流しになっていました。

最寄り駅の青い森鉄道線(元JRの東北本線)上北町駅から徒歩5分くらいの場所で駐車場は本館前にあり停められる台数も多かったです。

玉勝温泉別館は他の温泉宿ではなかなかないような昔からある下宿や寮のような雰囲気も感じる宿で多分好みが分かれれると思いますが僕はめちゃめちゃ好みですし温泉もモール泉の源泉がかけ流しで使用されている気持ちがいいお湯でした。炊事場がある湯治宿として以外にも地元のお客さんで駅近くの飲み屋さんなどで飲んだ後に車では帰れないので泊って翌朝帰るというカプセルホテルみたいな感じで泊ってる方もいらっしゃるようでした。宿泊した翌年の2025年に源泉設備が壊れてしまい温泉が使用できなくなってしまったようそうなのでもうあの温泉に入れないというのはとても残念です。2025年の秋にネットで調べたみかけた情報だとお風呂は使用できないですが宿泊の営業はしているようです。

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