常磐線で福島への旅。2024年10月

2024-10-25

福島2泊3日旅の2日目はいわき湯本温泉の温泉宿からスタートです。早めに起きて朝から温泉に入り最高の気分でした。

朝食付きのプランで予約していたので朝食は宿でいただきます。ごはんかパンは好きな方を食べれるのですが女将さんの手作りのジャムが食べれるのでパンでいただきました。おかずは少し和食よりのものが多いのでご飯でも美味しいと思います。

朝食度にチェックアウトして出発です。この日もいわき湯本温泉の宿に宿泊するのですが違う宿なので荷物は全部持って出かけます。

新常磐交通の路線バスに乗ります。日野自動車の中型バスレインボーHR。湯本駅前から出発するバスですが宿の近くに途中のバス停があったのでそこから乗車しましたが跨線橋の坂の途中というちょっと変わった場所のバス停でした。

イオンモールいわき小名浜に到着です。このイオンモールに駅前ターミナルのようになっているバス停があって各方面からのバスが発着するようになっています。福島臨海鉄道の小名浜駅という貨物駅があった場所ですが、2011年の東日本大震災の被害を受け小名浜駅は少し離れた場所に移転。このイオンモールいわき小名浜がその後造られましたがイオンモールの建物の1階と屋上は駐車場になっていて2階から4階がショッピングモールになっていますが、万が一また津波などの災害が起きたときにはこのイオンモールの3階以上が津波避難ビルとして使用できる造りになっているそうです。

イオンモールいわき小名浜のすぐ近くにあるアクアマリンふくしま という水族館に来ました。環境水族館と看板にありますがこのアクアマリンふくしまは楽しみながら学び、体験できる施設として環境学習の場にもなるように運営されているそうです。

以前、青春18きっぷの日帰り旅でいわきに来た時にイオンモールから少し歩いたところにあるチーナン食堂というラーメン屋さんにラーメンを食べに来た(その後いわき湯本温泉に日帰り入浴しに行った)のですが、その時にこの水族館が気になっていたので来てみたいと思っていました。

広々とした敷地で入り口から入っていくといくつかの建物があります。

カワウソのふち というカワウソがいる建物が入り口近くにありました。カワウソかわいいですね。

横がガラス(アクリル?)になっていて水の中のカワウソも観察できるようになっています。

ユーラシアカワウソのお食事タイム という時間が一日2回設定されていてその時間に飼育員さんが数人でカワウソに餌をあげるのを見学することできました。

カワウソのふち の近くには わくわく里山・縄文の里 という山や川の環境を再現した展示エリアもありますがこちらは改装中でした(2025年夏にリニューアルオープンしたようです)。

外の通路を歩いていくと奥にこの水族館で一番大きな施設である本館があります。特徴的なデザインの建物ですね。

本館の1階には 海・生命の進化 という展示があり過去から現代までの海などで生息していた生き物の進化や地球の環境の変化などによる影響など歴史などを学ぶことができます。

地質時代からゆっくりと進化して過去に大繁栄したものの、現代では細々とその子孫たちが生き残り先祖の形態を残している 生きた化石 と呼ばれる生物も紹介されています。こちらはインドネシアシーラカンスの標本。シーラカンスは シーラカンス と インドネシアシーラカンス の2種が現在も生存していることが確認されていてこちらにはその2種両方の標本が展示されています。この2種を同時に見られるのは世界でもアクアマリンふくしまだけなんだそうです。

カブトガニ。カニと名前が付いていて海に住んでいますがクモやサソリに近い生き物なんだそうです。カブトガニも約2億年前からほとんど変わらない姿なんだそうです。似た名前のカブトエビを子供のころに飼育した記憶がありますが(雑誌の付録に飼育セットと卵がついてきていた)そのカブトエビも生きた化石のようです。

建物の上の方のフロアは天井がガラスになっていて野外のように明るくなっています。こちらは ふくしまの川と沿岸 というエリアで川の上流から海岸までの水辺の色々な場面を植物と一緒に展示されています。

ふくしまの川と沿岸 の用水路を再現しているエリアではコイなどが飼育されていました。

ふくしまの川と沿岸と同じフロアの奥にある北の海の海獣・海鳥エリアのゴマフアザラシ。このエリアは福島県沖までやってくる親潮の源であるベーリング海やオホーツク海といった北の海の動物が飼育されていました。

オセアニック・ガレリアというエリアはアクアマリン福島が研究や活動をしている事についての展示があります。

漁場から食卓までという展示は水族館が人々に環境問題に関して考えてもらうことも大きな役割の一つとし、資源量の少ない魚介類を食べることを避け、資源量の豊富な魚介類を食べるHAPPY OCEANSという運動などに取り組むことで持続可能な水産物を確保することなどが紹介されています。

昭和時代を彷彿とさせる食卓の模型が展示されていました。お魚も並んでいます。

こちらは 海にあふれるプラスチックごみ という展示です。海岸の砂浜のようなところに、いわきの海岸に流れ着いたプラスチックごみ、日本から流されカナダの海岸にたどり着いていたプラスチックゴミなどが並んでいます。海の生物たちに大きな影響がある海洋プラスチックごみについての現状や取り組みなどを紹介しこの問題について考えるというものでした。

オセアニック・ガレリアには他にはいわきで以前行われていた捕鯨についての展示やいわきに生息している天然のウナギについての展示もありました。展示は定期的に入れ替えもあるようです。

こちらは潮目の海というエリアで潮目の大水槽という2つの大きな水槽が並んでいて2つの水槽の間は三角形のトンネルになっていて間を通ることもできます。

フィリピンや台湾の方から大陸棚に沿って北上してきた暖かい暖流である黒潮とオホーツク海などから流れてきて北海道の南東岸や三陸の沿岸を南下してきた冷たい寒流である親潮という2つの海流が福島県沖でぶつかる潮目となっているのをこの2つの水槽で表現しています。黒潮はカツオやマグロなどの魚がこの流れに乗って回遊していて親潮は栄養豊富でプランクトンが多く発生し魚のえさになるため福島の海では漁場も盛んでおいしい魚が水揚げされるそうです。

黒潮水槽と親潮水槽の2つの大きな水槽にはたくさんの魚が泳いでいます。

水槽の向かいには寿司処 潮目の海 というお寿司屋さんがあるのでこちらで昼食を。こちらのお寿司屋さんは世界人口増と海洋資源の持続可能な利用の観点から資源量の安定したお魚のお寿司を提供しています。

地球一号(鮪づくし)を頂きました。地球一号はマグロ3貫のお寿司でこの日はマグロ、漬けマグロ、マグロたたきという内容でした。僕は魚のお寿司ではマグロが一番好きなので美味しくいただきました。他にも潮目の寿司という色々なお魚が8貫のお寿司などいくつかのお寿司のメニューやアルコール類がありました。

お魚が優雅に泳ぐ潮目の大水槽を眺めながらお寿司を頂きました。この場所にお寿司屋さんがあるのは命あるものをいただくという食育的な意味があるそうで黒潮水槽にはキハダ(キハダマグロ)も泳いでいました。マグロの中でもクロマグロは資源量が少なく(以前と比べると回復している)キハダは資源量が多かったりするそうです)。

こちらラブカの標本です。深海に住むサメで古代のサメの特徴を多く残していて数億年前から姿があまり変わっていないと言われているようですが深海に生息しているため詳しい生態などはわかっていないそうです。シンゴジラ第二形態のモデルになってるとも言われてますね。

バックヤードツアーという通常は見学できないエリアに案内していただけるツアーがあったので参加させてもらいました。今回参加したツアーはボランティアスタッフさんが案内してくれる無料のツアーで(他にも有料のバックヤードツアーもあって内容が違うようです)バックヤードや魚を育てているエリアや館内に水を送っている設備があるエリアなどを見学できボランティアスタッフさんの説明もあり貴重な体験でした。元々見学用に作られている施設ではないエリアを回るので少人数でのツアーで開始時間の少し前に受付をしてもらい開始時間に集合して参加という流れでした。

野外のエリアもあり砂浜や磯のようになってるとこでは水の中に入ったり磯に住む生物に触れたりできるようになっていました。

展望台は建物全体がガラス張りになっていました。風景は良く見えるのですが僕は高いところが得意ではないのでちょっとびびりました。

出口近くには金魚館という多くの金魚が飼育、展示されている施設があります。

金魚館の水槽は凝った造りになっていてそれぞれの金魚の美しさを引き出した方法で展示になっていました。金魚は元々は中国のフナの突然変異だった魚を人間が交配して飼育、観賞用に育ててきた自然界にはいなかった魚で日本では500年くらい前から飼育されているそうです。美しさなどを追及されてきた魚という事を考えると水槽なども含めて魅力ある展示をするのが金魚の展示に一番合っているんだろうなと思いました。

アクアマリンふくしまは鉄道の最寄り駅である泉駅から距離があるのですが泉駅の他にも湯本駅、いわき駅などから路線バスがあり路線バスでイオンモールいわき小名浜までくるとすぐ近くなので公共交通機関を使用してのアクセスもしやすいかと思います(バスの本数も結構あります)車の場合は駐車場が廻りの商用施設などと共有で結構な台数停められるようですが大型連休などでは混みあう事もあるようです。

アクアマリンふくしまは広い敷地の中に多くの魚や水の中に住む生き物がいて見るのも楽しかったですし海など水の中に住む生き物たちの歴史や人々との関りなども含めた展示内容が勉強になったのもとても良かったです。

この後はいわき湯本温泉へ戻ります。バス停があるイオンモールへ移動しました。

新常磐交通の路線バスに乗ります。車両はいすゞ自動車の大型バス エルガ。

この日に宿泊したスパホテル スミレ館です。湯本駅からは徒歩10分くらいのところにある温泉宿で前日に参拝した温泉神社のすぐ近くです。こちらの宿はペットと一緒に宿泊できる部屋もあるようです。

いわき湯本温泉スパホテル スミレ館について詳しくはこちらの記事にて。

スミレ館には和室と洋室があり今回は洋室のお部屋に宿泊しました。宿泊料は手ごろなのですが部屋もベッドも広々としていました。

スミレ館も大浴場が最上階にありこちらも源泉かけ流しの温泉を楽しめました。

スミレ館は素泊まりのみの宿なのでこの日も夕食は近くの飲食店に食べに行きました。飲食店が色々とある温泉街なのでせっかくだしと思い飲食店に食べに行きましたが、コンビニが徒歩1分くらいの場所にあるので部屋で食事をしたい場合はコンビニで買ってくるのも良さそうです。

スターインドキッチンというインド料理店に行きました。

Bセット(チキン、バターチキン 中辛、ナン、ラッシー)を頂きました。Bセットは選べるカレー2種類、ナン又はライスのどちらか、サラダ、タンドリーチキン、ソフトドリンクのセットです。カレーの辛さは5段階から選べたので真ん中の中辛でお願いしました。カレーは2種類ともとても美味しかったです。辛さは中辛だとそんなに辛くなくちょうどこのみな感じでした。ナンは大きめでモッチリしてて香りも良かったです。サラダは小さめでドレッシングがあらかじめかけてありました。タンドリーチキンは今まで自分は食べたこと無かったのですがスパイシーで見た目ほど辛くも無くとても美味しかったです。

セットのドリンクでいただいたラッシーはマイルドで甘さも控えめで美味しかったです。スッキリさわやかな感じでカレーと一緒にいただくのに良いですね。

スターインドキッチンは湯本駅から徒歩で3分くらいですぐ近くです。今回宿泊したスパホテル スミレ館からも徒歩で5分くらいでいわき湯本温泉の多くの宿から徒歩で行ける場所かと思います。

旅の2日目は水族館に行ったり温泉に入ったりカレーを食べたりと満喫しました。翌日は旅の最終日。次のページに続きます。

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