快速早春成田初詣号(JR E257系5500番台)

2022-01-08

2022年1月に青春18きっぷを使った日帰り旅行で臨時快速列車の 早春成田初詣号 に乗車してきました。成田についてからはそのまま熱海に行き温泉に入ったり美味しいラーメンを食べに行ってきました。

その日の旅行についてはコチラの記事にて。

 

快速列車の普通席なので指定席券530円+運賃で乗車できます。

早春成田初詣号は宇都宮から成田までの運行ですが、宇都宮から乗るには朝早く出ないとで間に合わなさそうだったので大宮駅から乗車しました。

E257系5500番台です。房総方面で使われているE257系500番台のうち房総方面の特急の需要が少なくなり使われなくなって臨時列車や団体列車に使う波動用となっていた分を2021年にリニューアル改造された車両です。

駅の表示と違ってシンプルに臨時と出てました。

内装は改造前のE257系500番台ほとんどそのままなので外装の新しさと比べるとちょっと年季入ってます。

テーブルの色が隣の席とかなり違います。経年劣化で席により差が出てのか、他の車両かなにかから持ってきたものなのか、途中で新品に交換されたのか。他のE257系もこういう感じの多い印象です。

同じころに500番台から改造された修善寺行の踊り子号用の2500番台はシートの生地が新しくなってる他に指定席券が購入されてる席が分かるランプが頭上に付いてたり、コンセントが使えるようになってるらしいですが、5500番台はそういうのは何も無しです。臨時列車にしか使わないので改造する経費を節約のようです。

※2022年秋追記:ネット情報によると最近になって一部の5500番台に追加でコンセントが設置されてきたようです。

500番台から5500番台に改造されたときに先頭車のシートが4席分外されて荷物置き場が新しく作られています。運転席側最前列と次の列で外から見ると窓が1つ塞がれている場所になります。通路の反対側は座席が残ってるので荷物が多い人はその席にすると便利かもしれません。こちらは1号車。

同じく反対側の先頭車の5号車。

E257系は席2列につき窓が1つなので窓の間の柱が邪魔な席と窓が大きく使える席が交互にあるのですが、今回は間違えて視界に柱がある方の席を予約してしまいました。(宇都宮~大宮~成田と大きくUの字を描くように走行するので1号車と5号車どちらが先頭か間違えた)

大宮駅を出て東北貨物線を走行していきます。ホームが無い線路なので停車駅は無し。

武蔵野線西浦和支線を通って武蔵野線へ。貨物列車やしもうさ号が通ってるルートと同じです。

武蔵野線内では南浦和駅と南越谷駅に停車。大宮で乗車した際に殆どの席が埋まってましたが、武蔵野線のそれぞれの駅で乗車している人がいました。

武蔵野線北小金支線を通り武蔵野線から常磐線へ。ここは普段は貨物列車しか走ってないので臨時列車でしか乗れないので今回楽しみでした。

常磐線の駅は全駅通過でした。柏駅近くで東武線と並走。東武アーバンパークラインこと野田線。

我孫子駅で運転停車。乗務員さんの交代とここから先の成田線我孫子支線への時間調整でしょうかちょっと長めに停まってました。

我孫子駅を出発して成田線我孫子支線へ。常磐線の横を出発し結構高い高さのところを走りながら分かれていきました。学生時代我孫子駅に通学してたのですが成田線乗ったことなかったのでこんなふうになってたのかー!と驚きました。

成田線我孫子支線は単線なのでいくつかの駅で列車のすれ違いで停車してノンビリと進みます。

終点の成田駅に到着です。

500番台の頃の黄色と青のカラーから緑と黒のカラーになってる5500番台。このカラーもカッコいいです。ドアと窓の間の窓が埋まってる所が荷物置き場があるとこです。ヘットライトも新しくなって形状が変わってます。

改造前の500番台と同じく5両編成です。

今回最後尾だった側の貫通扉には幌が着いてました。500番台のように5両編成×2で10両とかで走ることもあるのでしょうか。

早春初詣号という事で成田山に初詣に行くお客さんが多そうでした。駅からしてもう成田山ムード全開です。徒歩10分位で行けるようなので他の機会に行ってみたいと思います。(今回は時間の都合で行きませんでした)

お正月には成田駅への初詣用臨時列車が多く運行されるので駅のホームも歓迎の看板(?)が出てました。

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