下諏訪温泉 旦過の湯(長野県)

2021-12-30

2021年12月に青春18きっぷを使って長野の下諏訪に行ってきました。

その日の旅行記はこちらの記事にて。

下諏訪は駅から徒歩で行ける源泉かけ流しの温泉施設が沢山あり、どこに行こうか迷いましたが、初めての下諏訪だったので、ロッカーとかもあり入りやすそうな場所でお湯も良さそうな場所にしようと思いこちらの旦過の湯に。下諏訪駅からは徒歩15分くらいですが、道はあらかじめ調べておくかスマホの地図アプリが無いと分かりにくい場所かもです。

Googleの混雑具合の表示でお昼ご飯の時間帯が一番空いてそうだったのでその時間に来ましたが、それでも駐車場には車が何台も停まっていました。

駐車場の横の看板が屋根についてる建物は源泉があるところみたいです。この源泉は旦過の湯以外の温泉施設や旅館にもひかれているようです。

入口を入って下駄箱のすぐ近くにある券売機で入浴券を購入します。なんと240円で入れます。下諏訪の公衆浴場となってる温泉はこの価格帯のようです。

元々、鎌倉時代からの歴史がある場所(鎌倉時代に修行僧が泊まるための施設の旦過寮といわれる施設が由来らしいです)とのことですが、2012年に建物を建て替えてリニューアルオープンしたのもあり、建物も綺麗で清潔感がありました。ボディソープやシャンプーは設置されてない(この価格なら無くて全然良い)ですが、券売機で石鹸やシャンプーの券も売ってました。(僕は携帯用の小さいボトルに入ったボディソープを持っていきました)他のお客さんは車で来る地元の方が多いようで、マイお風呂セットを持ってきてるかたが多かったように見えました。

券売機で買った券を受付で渡して脱衣所へ。脱衣所にはカゴの他に有料(100円)のロッカーもあり、車で来たりで荷物が無い方はカゴへ、僕のように列車の旅の途中で荷物がある場合は有料のロッカーもあるので安心という感じでした。公衆浴場タイプの温泉だとロッカーが無い場所も結構あるのようなので温泉行くときはそこらへんも調べておきました。

浴槽は内風呂に2つ、露天風呂に1つあり、この温泉は温度が熱い事でも有名みたいで、”あつめ”という内湯の1つは47度目安に調整してるそうで、ほうほう、熱めの風呂とはどんなもんじゃい、、と入ったら膝まで入ってギブアップしました。内湯のもうひとつの”ややあつめ”は45度目安に調整してるそうで、こちらはギリ入れました。それでもそこらへんの普通の温泉の熱いとこより熱いように感じました。パッと、入ってあまり長湯せずに出てスカッとする感じで気持ちいいなと感じました。

内湯はそれぞれ小さめのサイズですが、その分かけ流しの新鮮な源泉の温泉に入れるので温泉のお湯重視の場合良い所だと思います。

洗い場は数も充分あったり、マイお風呂セットを置ける置き場のようなのもありました。ボディーソープやシャンプーは設置されてないので持参したものもしくは受付で購入したものを使用するかたちです。

露天風呂は42度目安に調整しているそうで、こちらはノンビリとつかることもできる熱さでした。それぞれの湯温の調整は水を加えて低くしてるのではなく、いくつかの温度の違う源泉を割合を変えて投入しているらしいです。露天風呂は外にあるものの柵に囲まれた庭のようなところにあるので景色が良いわけではないですが、解放感はあって気持ちよかったです。

お客さんはパッと入って出ていく人が多い感じで”ややあつめ”の内湯が人気ある感じでした。露天風呂は人が少なかったのでのんびりはいれました。

温泉の泉質はナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物温泉という種類で、体が良く温まり湯冷めしにくいので(しかも湯温が熱い(笑))温泉で冬に入るのにピッタリだったなと思いました。切り傷にも効くと言われている温泉で武士が傷を癒すのに使われてたというのもさすが鎌倉時代からの歴史ある温泉です(塩による殺菌効果があるという感じみたいですが、それが昔から利用されていたというのは温泉凄いなと思います)。お湯は無色透明でクセが無く入りやすい感じに思いました(内湯は熱いけど(笑))

駅から徒歩範囲で熱くて気持ちいいかけ流しの温泉に入れるので、今回のように青春18きっぷでの旅行だったり、近くに諏訪大社があったりするので観光の途中とかにも良さそうです。入浴料も手ごろで建物も綺麗なのも良い点だと思いました。

下諏訪には他にも駅から徒歩範囲に公衆浴場がいくつもあるようなのでまた行ってみたいと思います。

営業時間等は下諏訪の観光・旅行情報サイト”おいでなして しもすわ” でご確認ください(早朝から深夜までやっているようです)

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