箱根で温泉とお食事。2024年2月

2024-02-04

2日目の朝は宿泊したゲストハウスからスタート。

こちらの宿は朝食の提供は無いのですが近くに朝から営業している系列のカフェがあるのでそちらで朝食を頂くことにしました。

COFFEE CAMPというカフェで8時から営業していて強羅駅とHAKONE TENTの間の道沿いにあります。

ホットドッグ +ドリンクセットを頂きました。このセットにはオプションでヨーグルトやスープをつける事ができたのでヨーグルトを。ホットドックはサクッと焼いてありパリッとしたソーセージが美味しかったです。香ばしいフライドオニオンのザクザクした感じやレタスのシャキシャキした感じも良かったです。コーヒーも香りが良く美味しかったです。ヨーグルトはプレーンのヨーグルトにハチミツのような風味と甘さがあるレモンがのっていてナッツがアクセントになっていました。

箱根に停まったので箱根の観光をしようかなと思ってたのですがこの日はなんとこれから雪が降ってくるという天気予報。雪が沢山積もると登山鉄道が止まるかもとゲストハウスのスタッフさんに聞いたので念のため雪が降る前に箱根を出る事にしました。

宿と強羅駅の間にある箱根町老人福祉センター やまなみ荘という施設にある日帰り温泉施設に入ってから帰ろうかとも思ったのですが、丁度この時期に改装工事を行っていた関係で男女別に時間帯を分けてでの営業だったので時間が短くなってる分だけ混んでるかなと思いまたの機会に行くことにしました。ネットで見かけた温泉分析書などの情報を見た感じ、HAKONE TENTと同じ源泉を使っているような感じがするので気になります。

強羅駅から箱根登山鉄道鉄道線の列車に乗ります。車両は1000形。

テーブル付きのボックスシートで快適でした。ドリンク用に窪みがあるのは傾斜やカーブがきつい路線を走るからでしょうか。天気は良くないですがそれはそれでちょっと切ない感じの景色がまた良かったです。

箱根湯本駅で乗り換えます。

引き続き箱根登山鉄道鉄道線の列車に乗ります。車両は小田急1000形。

風祭駅で降ります。

駅の近くの温泉に入りに行こうと思ったらGoogleマップの営業時間が間違えていて(現在は変更されています)営業開始まで時間が結構ありました。そのまま入り口前で待つには時間がありすぎるので近くのお店で時間をつぶすことに。

風祭駅の前にある鈴廣かまぼこの里の中にあるこゆるぎ茶屋というお店に来ました。かまぼこの里は蒲鉾で有名な鈴廣の商業施設で同じく蒲鉾が運営している施設も周りにあり(箱根登山鉄道で使われていた車両があるカフェとかもあります)風祭駅の周りに観光地を作り上げてる感じでした。こゆるぎ茶屋も蒲鉾の手掛けるお店のようです。テイクアウトでおはぎやお茶などを販売している他、店内のイートインスペースで注文して飲食する事もできます。

お召し上がりセットを頂きました。おはぎ2個、漬物、がセットになっていて、おはぎは好きなものを選べたので こしあん と つぶあん にしました。きびや粟などの五穀で炊いたもち米を使用しているおはぎで こしあん はまろやかで丁度良いスッキリとした甘さ、つぶあんは小豆の風味がとても良かったです。漬物は途中で食べるとアクセントになってよく合ってました。お茶は丹沢大山茶というお茶でした。丁度良い濃さでスッキリとした味でおはぎと一緒に頂くのにも良かったです。このお茶は鈴廣のかまぼこを作る時の材料となる魚のカマボコで使わなかった部分を元に作られた肥料で育てられてるそうです。

窓際の席からは風祭駅のホームがよく見えました。

営業開始時間になったので再び温泉へ。小田原温泉 八里という日帰り温泉施設に来ました。こちらは以前も来た事があってその時は行楽シーズンの休日だったのもあって混んでいたのでまた平日にでも来たいなと思っていました。

小田和田温泉 八里について詳しくはこちらの記事にて。

源泉かけ流しの温泉です。クセのないすっきりとしたお湯で気持ち良かったです。熱いお湯では無いですがゆったり入浴して体がよく温まる感じのお湯で雪が降る日に癒されました。今回は平日の昼間(しかも雪)だったので空いていてのんびりできました。

箱根登山鉄道鉄道線の列車に乗ります。車両は小田急1000形。

小田原駅で乗り換えます。

小田急小田原線の列車に乗ります。車両は小田急1000形。

結構雪が降ってきました。念のために箱根を早めに出てきましたが正解だったかもしれません。

海老名駅で乗り換えます。

相鉄本線の列車に乗ります。車両は相鉄10000系。この車両は基本的な造りがJR東日本のE231系と同じらしいです。(前面のデザインはだいぶ違いますが)

二俣川駅で乗り換えます。

相鉄本線から新横浜線に乗り入れる列車に乗りました。車両は相鉄20000系。

新横浜駅に到着。最近新横浜に来ることが多いですがいつもの場所へ。

新横浜ラーメン博物館にやってきました。ここはラーメンも美味しいですが館内の雰囲気もとても好きです。

ラーメン博物館は昭和33年(1958年)の街の風景を再現していますがラーメン博物館が出来た1994年の時点で36年前の再現だったのが2024年の今になると66年前の風景の再現になるので時間を積み重ねて新しい意味も出て来てる感じがして凄いなと思いました。汚れやサビ、塗装のはがれのようなのはすべて演出でそのように作られているものなのでそれを維持してるというのも大変な作業なのかなと思います。

あの銘店をもう一度という過去にラーメン博物館に出店していたお店が期間限定で再び出店するという企画が2022年から2024年にかけて開催されていたのですが、その企画で1994年のラーメン博物館開業当時に出店していた札幌のすみれが出店していたので食べに行ってきました。

30年前の味噌ラーメン+ライスを頂きました。濃厚で熱々な味噌味のスープで美味しいです。コシのある熟成太縮れ麺はパンチの有るスープに負けない存在感がありスープと一緒に食べるのが美味しかったです。今回食べに来た一週間前にも食べに来たのですがその時は味噌の味が強めに出てて今回はバランスが良い感じ。それぞれが美味しかったですがこの違いは今回の企画が札幌の すみれ の社長が期間中ずっとお店にいる以外にすみれで修行した全国のラーメン店主人が交代で助っ人に入りラーメンを作るという事で同じラーメンを作ってもその日に寄り特色が出ていたというものでした。ラーメン奥深いですね。濃い味のスープなのでライスもよく合い、麺を食べて余ったスープとライスを混ぜて食べるの美味しかったです。

新横浜から東急新横浜線、東横線、東京メトロ副都心線、東武東上線と直通する列車に乗ります。車両は東急5050系4000番台Shibuya Hikarie号。このShibuya Hikarie号仕様は1編成だけしかないレアな車両でよくある広告ラッピングだけした仕様ではなく車内も色々と凝った造りになっていてのシートがハイバックで豪華になっている等普通の編成と違いがあります。また、10両編成の車両のどこかの手すりの1カ所だけハートのマークが付いてるそうです(見つけると幸福になるという噂的な)他にも走行できる路線が他の同じ4000番台より多く、そのため車幅が若干狭くなってるらしいです。

という事でこの列車に乗って埼玉県の自宅まで帰りました。

強羅まで行って美味しい物を食べて温泉に入り泊まり、帰りも温泉に寄ったりと美味しい物食べたりという2日間でした。天気の都合で箱根観光などはできませんでしたが、まったりのんびりとした旅になったのでこれはこれで良い旅でした。箱根は埼玉からも遠くないですし公共交通機関でも便利に行けるのでまた行きたいと思います。

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