冬の北海道で流氷とSLと温泉など。2025年2月

2025-02-28

2025年の2月~3月に北海道へ3泊4日の旅に行ってきました。今回は冬の北海道に行って流氷をみてみたい!と思ったのがきっかけで計画。道東エリアで流氷や温泉、乗り物、食べ物などを楽しんできました。

今回の旅は羽田空港からスタート。3つターミナルがありますが今回乗るAIR DOは第2ターミナルです。

今回はターミナルからバスで駐機場に停まってる飛行機の場所へ移動するいわゆる沖止めでした(AIR DOは沖止めの時とボーディングブリッジの時があります)。

東京空港交通のランプバスに乗ります。車両は日野自動車の大型バス ブルーリボン2。路線バス用の大型バスですがランプバス専用の車体でドアが3つあったり車幅が広かったりします。

AIRDOの飛行機に乗ります。機体はボーイングの737-700。タラップを上り機内へ。AIRDOの飛行機にはこの時の前年に函館に行く際に乗りましたが北海道の多くの空港に羽田から便がありチケットも早めに予約すると手ごろな価格ですがLCCより席も広く快適なのでとても好みです。ANAとの共同運航で同じ便をANAでも予約できますがAIRDOで予約する方が安い場合が多いようです(多分セールとかでなければ?)

羽田空港の預入手荷物のシステムにトラブルがあったとのことで出発が遅れ10分位機内で待機でしてから出発でした。

羽田空港を離陸してすぐにお台場などが窓から見えました。函館に行った時もそうでしたが北海道方面の飛行機だと東京の街が綺麗に見れるのがとても好みです(九州方面に行くときに富士山の近く通るのも好きです)

機内サービスで北海道ぎょれんのホタテスープを頂きました。しっかりとしたホタテの風味があり旨味もたっぷりで美味しかったです。

海の上を飛行して北海道へ。翼の先にはベア・ドゥがいます。かわいい。

北海道に来ました。雪景色!

釧路空港へ到着です。

WelcomeTo KUSHIRO ようこそ釧路へ。

空港内にバスのチケット販売機があったので購入してバス乗り場へ向かいます。

阿寒バスの空港連絡バスに乗ります。車両は日野自動車の大型バス セレガ。

空港を出発して45分くらいで釧路駅に到着しました。釧路駅はJR根室本線の駅でここからさらに東に進むとJRの最東端の駅である根室駅(この旅に行ったときはさらに東の東根室駅がありましたが2025年に廃止)方面になります。

釧路駅から列車に乗りますが隣の東釧路駅からは網走方面へ向かう釧網本線に接続するため釧路駅から網走駅まで直通する列車もあり今回乗るのも釧網本線へ向かう列車です。

SL冬の湿原号 に乗ります。車両はC11形蒸気機関車+14系客車。根室本線〜釧網本線を運行する冬の臨時列車で蒸気機関車(SL)が客車を牽引する観光列車です。2000年から毎年冬に運行されていてこの年が25周年でした。以前は北海道の他のエリアでもSLの観光列車がありましたが現在ではこのSL冬の湿原号 のみとなっています。

蒸気機関車は石炭をボイラーで燃やし水を沸騰させてできた水蒸気の力で動きます。日本では鉄道が開業した明治時代から戦後までは全国の鉄道で使用されていましたが石炭を燃やし沢山の煙を出すため1970年代には電気機関車や電車、ディーゼル機関車や気動車に置き換えられて引退し、現在は保存車両が観光用の列車として使用されいるのみとなっています。

C11はローカル線などの短距離で使用するためにつくられた機関車で石炭や水はこの機関車本体後部の小さなスペースに積んであるタンク機関車というタイプです。長距離を走るようにつくられた蒸気機関車は石炭と水を積んだ炭水車という車両を牽引するテンダー機関車というタイプになります。C11は1932年に設計と製造が開始され現在JR北海道で活躍してるこの車両は1940年に製造されたもので1975年に一度廃車になり公園に展示されていましたがその後観光列車用に1999年に復活し現在まで臨時列車で使用されています。

C11に牽引される14系客車は国鉄が特急列車用に1971年から製造した客車で電車などのように動力は無く今回乗るような座席車の他にブルートレインなどで使われていた寝台車もあったりと多くの車両が電気機関車やディーゼル機関車に牽引されて使用されていました。電車や気動車が主流になり機関車の牽引が必要な客車はほとんどが廃車になってしまい14系も現在でもJRに残っているのはこのSL冬の湿原号用の車両だけのようです(この旅の時点では西日本のサロンカーなにわ もありましたが2025年6月に営業運転を終了)。元々の外装は青に白いラインがひかれたものでしたがSL冬の湿原号用の車両は茶色く塗装されています。

車内も大きく改造されています。5両編成の客車は内装が3種類あり今回乗った たんちょうカーと呼ばれる車両(1号車と5号車)は釧路湿原周辺を走行するときに山側になる席がボックス席で反対側の川側の窓の景色が見やすいように床に段差を作り高い位置に設置されています。

川側は2人掛けのベンチ席で窓側を向いています。本当はこちらの席の指定席を取りたかったのですがうっかり指定席の発売日を忘れていてあっというまに売り切れていました(その後もキャンセルを狙ってこまめにチェックしてたのですが空席が出ず。ボックス席の方はちょいちょいキャンセルがありました良い席へと座席変更しました(笑))。

ストーブカーはボックス席のみですが車内に石炭を使ったストーブが設置されています。このタイプの車両が2両ありもう1両は車内販売カウンターがあるカフェカーになっています。

釧路駅を出発した列車はSLの煙をまといながらゆっくりと走っていきます。

やがて街中から自然豊かな景色の中へと。

川にはカヌーにのってる人もいました。

雪景色の釧路湿原をのんびり眺めることができました。夏とかにもまた来てみたいなと思いました。

茅沼駅に到着すると駅のホームから見える広場にタンチョウがいました。雪の中の鶴を見れてめちゃテンション上がりました。1964年に当時の茅沼駅にいた駅員さんが餌をあげるようになり(水害で餌場が無くなったから駅員さんが餌をあげるようになった説と冬場に冷害で餌が無くなり近所の畑を荒らすようになったから始めたという説があるようです)その後も駅にタンチョウが集まるようになったそうで無人駅になった今でも近くの住人が餌をあげているそうです。餌を鶴にあげたらその後観光名所になるとはリアルな鶴の恩返しで良いですね。

手づくりアイスクリーム専門店 くりーむ童話のアイスクリーム(みるく)をカフェカーの車内販売カウンターでグッズなどと一緒に購入。美味しいアイスでした。弟子屈町にあるくりーむ童話というお店のアイスクリームで根釧原野で育てられている牛の牛乳を使用しているそうです。車内販売カウンターでは他にもSL冬の湿原号のグッズも購入しましたがかなり並んでいたので欲しいものがある場合は早めに並んだ方が良いかもしれません。

同じ車両の近くにアクションカメラを窓の前に設置してる人がいてなんかSNSか動画サイトにアップでもするのかなと思っていたら途中駅の短い停車時間にホームに降りて撮影してるようでしたが、戻ってくる前に列車が出発してしまったようで動き出す列車の中からホームで騒いでる姿を見えた時は試される大地!!とテンション上がりました(荷物がそのまま席にあったので車掌さんに伝えておきました)。

標茶駅に到着です。今回乗ったSL冬の湿原号はこの駅が終点でした。

標茶町PRキャラクターのミルクックさん、ハッピーくろべえ がお出迎え。

釧路駅から乗ってきた列車を牽引してきたC11。SL冬の湿原号はこの後標茶駅から釧路駅までの便として運行しますが牽引する機関車を列車の先頭側に連結するため機関車の位置を反対側に連結します。

一旦機関車と客車の列車全体で他のホームに移動してから客車だけ駅のホームに残し機関車を切り離します。

機関車単独で走行し先程まで客車の最後尾側だった方へ移動します。

そしてそのまま連結。

帰りの釧路行きは機関車の向きが逆になりバックのまま牽引していきます。石炭と水を機関車本体に搭載できるタンク機関車はこのようにバックのまま列車を牽引できる作りで現役時代もこのように使われたりもしていたのですが今ではこのように使用されることが珍しい(本州などの他の観光列車のSLはタンク機関車でも転車台で向きを変えたり帰りは列車の反対側に連結された別の機関車に引っ張られて最後尾にぶら下がっていったりしている)ので貴重です。

釧路駅方面へ向かう準備が完了です。僕はこの後は別の列車に乗って網走方面に向かうのでこちらには乗車せずお見送りです。

駅の近くにある踏切から釧路方面へ走っていくのを見学しました。この蒸気機関車が後ろ向きで客車をけん引して走っていく姿にめちゃめちゃテンション上がりました。最高です。

標茶駅から乗る列車までしばらく時間があるのでお昼ご飯を食べていきます。駅から徒歩範囲にいくつか飲食店があるのを調べておいたのでそのうちこの日に営業していたお店に行ってみました。

そば丈の家 というお店でお蕎麦をいただきました。先ほどSLを見学した踏切のすぐ近くにあるお店です。

ざるそば を頂きました。コシがありスルスルとしなやかなお蕎麦でしっかりとした蕎麦の味がして美味しかったです。つけ汁も濃い目でこの蕎麦にあっていると思いました。こちらのお店では幌加内そばという北海道の幌加内町(旭川の北側隣にある町)で栽培された蕎麦を使用されていました。幌加内町は気候などが蕎麦の栽培に適していて作付面積、収穫量ともに日本一の市町村なんだそうです。

お店がある場所は駅から徒歩で5分前後のところでした。行きも帰りもSLに乗る場合も時間があるのでこちらのお店などでお食事できると思いますが混みあってると時間がかかるので注文前にSLに乗っていくけど間に合うかという事を確認した方が良さそうです(僕は帰りのSLは乗らないのでゆっくりと頂きました)

食事後に駅に戻ります。

標茶駅の駅舎にあるスペースに出展していたミルクックさんのアンテナショップというショップに寄ってみました。こちらのアンテナショップは駅舎内のスペースでSL冬の湿原号運行日のお昼時間帯に標茶町の名産品や町内在住作家さん手作り小物などを販売しているようです。

風牧場 のむヨーグルト プリティア を頂きました。濃厚な飲むヨーグルトで甘さは控えめで程よい酸味があり後味はスッキリとしていました。標茶にある しべちゃ風牧場 で搾りたての新鮮な牛乳を加工したヨーグルトなんだそうです。

釧網本線の列車に乗ります。車両はH100形。最近の気動車で主流になってきている発電用エンジンで発電しモーターで駆動する電気式気動車です。国鉄時代から使用されてきた気動車を置き換えるために2018年から製造が開始された新しい車両で現在北海道の各地の普通列車として使用されれています。新しい車両で乗り心地は良かったりするんですが車内がトイレと機械室で狭くなっていて座席が少なかったりもします。

雪の積もるまっすぐなレールを進んでいきます。

途中で徐行したと思ったら線路に鹿がいました。鹿がどいてくれたので進めました。画像は線路をどいてくれて横の道路のさらに先へ去っていく鹿。

川湯温泉駅に到着。この日の鉄道での移動はここまでです。川湯温泉駅は駅名の通り川湯温泉という温泉地の最寄り駅なんですが温泉最寄り駅あるあるの駅から結構な距離があるなので川湯温泉に行きたい場合ここからバスで移動します。今回は川湯温泉には行かずに駅の近くの宿に泊まります。

この日に宿泊したホテルパークウェイです。駅から徒歩で3分くらいの場所にある温泉宿です。

ホテルパークウェイについて詳しくはこちらの記事にて。

ホテルパークウェイ(北海道)

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ホテルの外見は洋風な感じですが客室は畳が敷かれた和風のお部屋です。とても快適な宿でした。

温泉の内湯や露天風呂があり源泉かけ流しでお湯が使われててめちゃ気持ちがいい湯でした。

夕食は宿でいただきました。お刺身と唐揚げで摩周鯛というお魚があってこれがとても美味しかったのですが、この摩周鯛、こちらの宿で温泉を使って養殖しているティラピアなんです。湧出量が豊富でなおかつ魚の養殖に適した泉質という事で暖かいエリアに生息するこの魚を養殖することができるようです。他にはラムのしゃぶしゃぶなども美味しかったです。

北海道旅行の1日目はSLに乗り気持ちいい温泉にも入り美味しい食べ物も食べてとても満足でした。次のページの翌日に続きます。

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