尾張温泉 湯元館 別館（愛知県）

2022年の12月に愛知県の尾張温泉にある湯元館 別館に宿泊して来ました。源泉かけ流しの温泉がある宿でとても良い温泉でした。そして1部屋ごとに1つの建物というちょっと変わった作りでなおかつ宿泊料も手ごろで1人でも泊まれるという宿でした。

この宿に泊まったのは青春18で愛知～岐阜～長野と色々な温泉をまわった3泊4日の旅の途中で1泊目でした。旅行全体の事はこちらの記事にて。尾張温泉の前には昼間に永和温泉 みそぎの湯という日帰り温泉施設にも入ってきました。

尾張温泉は愛知県の西側の方にある温泉街で、いくつかの宿などがありますが普通の住宅などの方が多い感じでした。

今回泊まった宿の道を挟んだ斜め前には足湯の施設などもありました。駅はJR関西線で名古屋駅から20分ほどで着く蟹江駅、永和駅からそれぞれ徒歩で30分、20分位。近鉄の近鉄蟹江駅からもだいたい同じ位の場所です。駅からは少し歩きますが、愛知で温泉を探すと源泉かけ流しでなおかつ塩素消毒剤が投入されてない温泉がなかなかみつからなかったので名古屋駅から20分という立地で良いお湯の温泉に入れるのは魅力的に思いました。

今回宿泊する宿はこちら。

尾張温泉 旅館 湯元館 別館です。

この立派な門が入り口です。敷地内に入ると小さめの建物がいくつも建てられています。受付は門を入ってすぐ左にある建物になっていて建物の扉の前でベルを鳴らして従業員さんに対応いただきます。そのまま部屋に案内していただいて部屋の中で受付と説明等をしていただきました。

こちらの建物が今日のお部屋です。周りの木々でちょっと分かりにくい写真になってしまいましたが1つの建物を1人で貸切という贅沢な宿です。しかも1人で宿泊できて朝食付きで7000円くらいでした。（全国旅行支援の割引でさらにそこから割引＆地域クーポンも頂いたのでさらにお得に宿泊できました）

こちらの玄関が入り口です。

玄関を入ると牛の置物が。

玄関で靴を脱いで部屋に入ります。

部屋は３～4人泊まれそうな大きなサイズ。テレビも大きめなのがあって座椅子に座って快適に観れます。エアコンと小さめのヒーターもありましたがエアコンで十分暖かったのでヒーターは使いませんでした。押し入れは扉がはまらなくなってしまってるようでガムテープで固定してありました。宿泊料が手ごろなのでそういうところは気にしない感じで。

布団は折りたたんだ状態で準備して頂いてあってセルフサービスで敷きます。壁の棚の中にはタオルなどのアメニティが。

机にはお茶のセットなどを用意いただいてました。

1部屋でも広いのにさらに奥にも小さなお部屋が。

こちらには冷蔵庫と

洗面台がありました。洗面台の手前と左奥には浴室とお手洗いが。

浴室は懐かしい感じの造りでした。別に大浴場があるので使用しませんでした。後になって写真で見てみたら蛇口が2か所あったのでもしかして温泉が出てくるの？と思ったので当日気が付けば確かめておけばよかったです。

トイレはレトロ＆シンプルなサイズ。新型コロナ対策の換気のためか最初窓が開いていたのでこの日の寒さではちょっと寒かったです。（使用するとき窓閉めました）壁も床もタイルが見事でレトロな雰囲気です。

戸棚の中にはタオルなどの他にボディソープとシャンプーがカゴに入って置いてあります。大浴場に行く時はこのカゴを持ってきます。

客室が一つの建物なので大浴場へ行く時も一度部屋の建物から庭に出て浴室と書かれている扉がある建物に入っていきます。

入口で靴を脱いで廊下の奥へ。

男性用の浴室は建物の一番奥の方が入り口になっていました。

脱衣所もちょっとレトロな感じ。床は人工芝のようなものが敷かれてました。

カゴやベンチもシブいです。

床や浴槽の底はレトロな雰囲気のタイルが敷かれていてます。

湯舟は周りに大きな岩が配置されている作りで大体3～4人くらい入れるサイズでしょうか？

源泉かけ流しで温泉が使用されていて浴槽の端からお湯があふれていました。

カランやシャワーは数は少し新しいものに交換されているので快適に使用できました。

泉質は単純温泉（低張性-弱アルカリ性-高温泉）で源泉の温度は49.6度と少し高めpH7.9の弱アルカリ性です。源泉は尾張温泉の３つの源泉を混合したお湯という記載。

源泉かけ流しで使用されていて加水、加温は無しとなっていました。循環や塩素消毒剤の投入も無しという素晴らしさ。

朝食は部屋の建物から庭に出て受付と同じ建物にある食堂で頂きます。時間は7時、7時半、8時から選ぶことができました。

お手頃な価格の宿なので朝食は普通な感じかなと思っていたのですが、良い意味で予想外でとてもクオリティ高い朝食でした。一つ一つのお料理が丁寧に作られている感じで味付けもとてもの美味しく、がんもどきが丁度良い温かさになってたりというのもびっくりしまいた。

近くにもう一軒ある別館でない方の湯元館が料理旅館 湯元館という名前でお料理に拘りのある宿のようなので、この別館の朝食も拘りがあって美味しいのかもしれません。別館じゃない方も泊まってみたいなと興味はあるものの旅行予約サイトやHP見ても2人以上からでないと宿泊できないようなので、いつも一人旅の僕にはハードル高めです。（ランチを食べても入浴できるようですがランチのプランも2人以上のようです）

名古屋駅から近い位置で源泉かけ流しの温泉を手ごろな価格の宿泊料で楽しめる宿で今回のような青春18きっぷの旅の途中に泊まるのにもとても便利な立地でした（駅からはちょっと歩きますが）部屋ごとに建物が分かれているという今まで僕は泊まった事無いタイプの宿に泊まれたのも良かったです。

宿のプランや口コミ、空室情報などは楽天トラベルの宿のページから見る事ができます。（僕も楽天トラベルで予約しました。）