2022年の12月に愛知県にある永和温泉 みそぎの湯という日帰り温泉施設に行ってきました。源泉かけ流しのお湯がとても気持ちいい温泉でした。
青春18きっぷで埼玉から愛知~岐阜~長野と3泊4日の旅で温泉をめぐったり美味しいものを食べに行った際に入りに行った温泉です。旅全体の事はこちらの記事にて。 続きを見る
青春18きっぷ(愛知~岐阜~長野で温泉巡り)2022年12月
JR関西線の永和駅から徒歩20分位で着きます。永和駅は名古屋駅から20分かからないくらいです。
こちらの建物の横から入っていった場所に温泉施設があります。
霊観不動協会という宗教団体の信者専用の温泉なのですが、隣にある吉野家という雑貨店の店主も兼任している教祖様に温泉に入りたいことを伝えて許可を頂くと信者以外も入ることもできます。(基本信者用の温泉らしいので、場合によっては断られる事もあるかもしれないのでその時は諦めましょう)温泉に入れる許可をいただくと教祖様がこの建物の中にある祭壇まで案内をしてくださってお経のようなのを唱えてくださいます。その後に賽銭箱のようなところに みそぎ料 を入れてお支払いすると温泉に入る事ができます。
先ほどの建物の奥にある温泉施設の建物にはお手洗いもあり、廊下の壁には注意書きの紙の他、新聞や雑誌(?)などに掲載された時に記事も貼られていました。貼り紙には夜9時半までと書いてありますが信者以外は16時までのそうなので入りたい場合は昼間に行くと良いと思います。
建物の奥に脱衣所があり、この扉の先が浴室です。
浴室に入るとコンクリート製の3ヶ所に分かれた浴槽がありその外に家庭用の洗面台のようなものが置かれた洗い場がありました。
三か所の浴槽はそれぞれで温度が違く、右奥が一番熱く、左は少し低い温度です。
手前は奥の浴槽からお湯が流れてくるようになっています。
手前の浴槽は結構温めでした。
源泉はホースから投入されています。
こちらの温泉は永和温泉開発株式会社というこの地域で温泉を供給している会社の温泉を使用していて、その会社は道路の下の配管をで温泉を配湯しているそうです。一般家庭や老人ホームにお湯を供給していている(こちらでお話をさせていただいた常連さんに聞いた話だと、温泉が供給されている家では水道のように蛇口をひねって使用した量で料金が決まるとか、道路の下を通ってるので夏場に道路が熱くなると温泉も熱くなるらしいです)のですが温泉施設や宿などには供給されていないので、住人以外でこの永和温泉のお湯に入る事ができる貴重な施設がこの みそぎの湯 なのです。
泉質は ナトリウム一塩化物・炭酸水素塩泉(低張性弱アルカリ性高温泉)源泉は48.5度と高めのようです。
この温泉、入ってみるとかなり気持ちが良いお湯でずっと入っていたくなるような感じでした。
源泉は他ののホースからも投入されていてました。
右の浴槽に源泉を投入しているホースの1本が固定されずフリーの状態になっていて、これを使って体を洗う事ができるようになってました。洗い場はお湯が出てくるカランやシャワーが無いのでこのホースから常に流れ出てる源泉を使うという贅沢な使い方でした。
愛知県で源泉かけ流しでお湯の使い方が良さそうな温泉はネットとかで調べてもなかなか見つからなく、この温泉は良さそうだと思い行ってみたのですが、とても良いお湯の温泉でした。普通の温泉施設ではないので誰にでもオススメという事はないですが温泉が好きな人向けだと思います。