奈良田の里温泉 女帝の湯(山梨県)

2022-05-28

2022年の5月に山梨県へ1泊2日の一人旅に行ってきました。2日目は早川町にある奈良田の里温泉 女帝の湯という温泉に行ってきました。

旅行全体の事についてはこちらの記事にて。

バス停がある早川沿いの道から路地に入り上の方に登っていきます。駐車場はバス停の先にある外良寺というお寺の前が奈良田温泉の無料駐車場になっています(この写真の奥に写ってる駐車場)

地図で見るとすぐの距離なのですが、階段状になってる土地の上の方にあるため時間はちょっとかかりました。景色がいいので散歩気分で歩いているうちに到着です。バス停の近くから舗装されていない小道を使っていくこともできるようですが、今回は白根館に寄った後だったのでその先の道からまわっていきました。

この古民家風の建物が目的の温泉ある施設です。

入口の扉も完全に古民家風。中に入ると広々としていて入ってすぐ左側に受付があり、温泉に入る場合はここで入浴料を払います。(タイミングによって人がいないのでその時は奥の厨房の方に呼びにいかないとでした)今回は昼ご飯がまだだったので先に食事処へ。受付の前を通り奥に進んでいくと食券の券売機があり食券を買ってから食事処の扉の中に入ります。

食事処の名前は こんぼうず という店名で奈良田の方言でくいしん坊という意味だそうです。メニュー山梨名物の ほうとう があったり、定食や蕎麦、うどんも川魚の塩焼きなどもありました。今回は行く前から食べてみたいと思っていたステーキベーコン丼を頂きました。奈良田温泉がある早川町で作られたベーコンが使われていて、脂がのってジューシーなベーコンにソースがかけられていてとても美味しかったです。ベーコンの他には炒めていると思われるタマネギがのってたりレタスの上にマスタードもありマスタードを途中からベーコンにのせて食べたりと色々な味が楽しめ飽きません。ついてきた漬物は辛めでこれも良いアクセントでした。

温泉に入るには建物入り口近くにある受付で入浴料を支払い、建物奥の方に向かいます。脱衣所には鍵がかかるロッカーが無いのでこのロッカーか、奥にある貴重品用の小さいロッカーに貴重品を入れておくと安心です。

建物の一番奥の廊下から一度外の坂になってる通路(屋根があるので天気の影響はないです)を通りちょっと高い位置にある隣の建物に移動します。

温泉がある建物の入り口です。男女に分かれた入り口から入り、奥に進むと脱衣所があります。女帝の湯という名前の由来は奈良時代の女性の天皇であった孝謙天皇が体調を壊した時にこの奈良田に来て体を癒した(8年滞在)というお話かららしいです。気になって孝謙天皇についてぐぐったら、自らに反抗したものに、卑しい名前を付けるという性格があった。って書いてあってどんな性格だよと思ってテンション上がりました。

浴槽は2か所ありそれぞれで温度が違います。泉質はナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉でアルカリ性の温泉です。42度の温度の温泉で自噴している温泉を使っているそうでお湯の温度も丁度良かったです。お湯はトロトロな感じ。かすかに硫黄の香りもしたように思いますが、その前に入った白根館のような強い香りはしなかったので、強い香りの温泉が苦手な場合、こちらの女帝の湯の方がお勧めかもと思います。(白根館、女帝の湯、どちらの温泉もとても良いお湯でした)

洗い場の数も十分あってシャンプー、ボディソープも設置されています。

階段状になってる集落の高いところにある建物なので早川が見えて景色の眺めが良かったです。

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