石川、富山への旅の2日目は能登半島の七尾市にある温泉旅館からスタートです。朝から気持ちがいい温泉に入りました。最高です。

朝食は宿でいただきました。温泉宿の朝食で大きめの焼鮭が出てくると嬉しいです。
朝食後チェックアウトして宿を出発します。女将さんとご主人のご夫婦とお手伝いのスタッフさんで運営なさってる宿でしたがとても親切にしていただきアットホームな雰囲気もとても居心地よかったです。

宿のすぐ前にあるバス停から北鉄能登バスの路線バスに乗ります。車両は日野自動車の小型バス ポンチョ。

七尾駅前にある複合商業施設のパトリアでは太鼓演奏を観れました。能登半島地震後にこのパトリア1階にて能登屋台村という飲食店が数店出店しているコーナー作られて週末を中心に営業していたようですが、その屋台村がこの日で終了になるという事でのイベントだったようです。

パトリアにはドン・キホーテやニトリ、ミスタードーナツなどのお店や七尾市の役所関連の施設、多目的ホールなどもある生涯学習施設などがありました。これは薬局の前にいたサトちゃん。
パトリアは七尾駅の駅前ロータリーから信号を渡ってすぐの場所にありました。
七尾駅から列車で移動しますがその前にお昼ご飯を食べていきます。

中華料理ふあんてん で カレー丼 カツのせ を頂きました。たっぷりのご飯の上に熱々でカレー味の餡が載っています。餡は辛すぎず旨味もありコショウなども効いててスパイシーでした。玉子とピーマン、ニンジン、キャベツ、キクラゲ、タマネギといった野菜がたっぷりと入っていて食べ応えもありました。カツのせにすると餡とご飯の間にカツが載っていてカツは厚すぎないお肉で衣も程よくサクッとしていてカレー餡と一緒に食べるのが美味しかったです。味も美味しくボリュームもあり大満足でした。ふあんてんは町中華的なお店で今回食べたカレー丼以外にも中華丼、天津飯、チャーハンといったご飯ものを中心にラーメン(カレー丼と同じ餡がのったカレーラーメンなどもあるようです)や餃子などの一品料理もメニューが色々とありました。地元の方に人気な感じのお店でお客さんが沢山いらしていました。お店の雰囲気も好みだったのでまた七尾に行った際に食べに行きたいです。
ふあんてんは七尾駅から徒歩で5分くらいの場所にありました。前日に行ったジェラートのチェルキオもすぐ近くでした。

七尾駅から列車に乗ります。七尾駅ののと鉄道のホームへの入り口はピカチューがいます。

のと鉄道七尾線の列車に乗ります。車両はのと鉄道NT200形。前日と同じく のと里山里海号 が連結されての運行でした。

和倉温泉駅に到着です。和倉温泉駅は北陸新幹線ができる前は大阪や名古屋、越後湯沢からの直通の特急列車もあった駅で北陸新幹線が開通後は金沢駅で乗り換えれる特急能登かがり火がこの駅まで乗り入れています。

列車を降りてホームにいると痛車みたいな列車が来ました。花咲くいろは というアニメのラッピング車両でアニメの中にのと鉄道の駅がモデルになった駅が登場するそうです。聖地巡礼で能登に訪れるかたも多いようです。

さらにピカチューのラッピング車両も来ました。のと鉄道 POKÉMON with YOUトレインという列車で2024年の8月から運航しているようです。

側面にはピカチューが沢山いてテンション上がりました。
POKÉMON with YOUは株式会社ポケモンが中心となって現在はポケモン・ウィズ・ユー財団が運営しているプロジェクトで東日本大震災の復興支援として被災地域のこどもたちの力になれることはないか?という思いで活動を開始したそうで被災地での活動の他、子ども食堂の支援や防災教育など多岐にわたる活動をされているそうです。のと鉄道の駅にポケモンキャラクターがいるのもその活動でJR東日本の東北地方で使用されている観光列車にも車内外にピカチューがいっぱいの POKÉMON with YOU トレインがあります。
和倉温泉駅からは和倉温泉へ移動します。少し距離があるので路線バスで行くのが便利なのですが宿のチェックインの時間まで時間があったので散歩がてら歩いて和倉温泉の温泉街へ向かいました。

和倉温泉にある わくたまくんパークにいた和倉温泉にいた和倉温泉PRキャラクターわくたまくん です。和倉温泉はシラサギが傷を癒しているのを見かけて発見されたという伝説(温泉地あるあるの動物、温泉で傷を癒しがち)があるそうなんですが、わくたまくんはシラサギが産んだ卵なんだそうです。鳥が産んだ卵なら鳥が生まれそうなんですが何故かたまごのままキャラクターになってるみたいです。

わくたまくんパークには沢山のわくたまくんがいました。これはセレブ感あるわくたまくん。

和倉温泉は七尾湾に面した温泉地でわくたまくんパークの奥の方には海沿いの温泉宿が眺められるスポットもありました。2024年1月の能登半島地震の影響で和倉温泉の宿は休業中のところがまだ多くあり復旧のための工事が行われていました。

わくたまくんパークの海沿いには高台になってるところに展望台があるのですが崩壊していしまっていました。おそらく地震によるものかと思います。わくたまくんパークにある足湯施設なども使用できない状態だったり歩道などにもヒビがある場所もありました。駅からの和倉温泉までや和倉温泉周辺は普通に車が走行したり徒歩で歩いたりするのには問題なさそうでしたが歩道などに地震の影響と思われる破損個所は見かけました。

この日に宿泊した和倉温泉 花ごよみ です。和倉温泉の中でも海から少し離れたエリアにある宿で総湯という共同浴場やバスターミナルのすぐ近くです。和倉温泉は大規模な旅館も多いのですがこちらは客室が10室の宿でアットホームな雰囲気と旅館らしいおもてなしの雰囲気の両方があるように感じました。
能登半島地震後に和倉温泉の温泉宿はすべて営業休止となっていましたが、その中で一番最初に復旧し通常営業を再開したのがこちらの宿でニュースなどに取り上げられてもいました。
和倉温泉 花ごよみ について詳しくはこちらの記事にて。 続きを見る
和倉温泉 花ごよみ(石川県)

そしてこの宿の温泉は和倉温泉では珍しい源泉かけ流しでお湯が使われているためこちらの宿で宿泊して温泉に入りたいと思い今回宿泊しました。体が良く温まるような感じでとても気持ちがいい温泉でした。

夕食は宿で頂きます。能登の食材を活かしたメニューで素材も新鮮なようなのとどのお料理も丁寧な調理がされていてとても美味しかったです。こちらの画像の品以外にも揚げ物や茶わん蒸し、焼き魚やご飯、お吸い物などボリュームもありました。
温泉はチェックインからチェックアウトまで好きな時間に入浴できたので夜もまた温泉に入ったり部屋でのんびりとすごしたりしてから就寝。翌日は次のページに続きます。