石川、富山への3泊4日の旅の最終日は富山のホテルからスタートです。
前日にコンビニで買っておいた朝食を食べてからチェックアウト。この日は富山県内で行ってみたかった場所に行きます。
富山駅近くのカーシェアのステーションでタイムズカーの車を借ります。車両は日産のノートです。e-POWERというエンジンで発電しモーターで走行するハイブリッド車です。
アクセルオフの時にブレーキがかかるような動き（回生ブレーキみたいな感じでしょうか？）が独特で慣れないと運転しにくい印象だったのですが、エコモードという設定だったのをノーマルモードというのに切り替えたら普通の自動車と同じ挙動になり運転しやすくなりました。それと今回乗った車両だけかもしれないですが、駐車場でバックをしているときに衝突安全システム（？）の誤作動だと思われるものが何度かあって焦りました（全く周りに何もない場所でゆっくりバックしてるのにABSみたいな感じにガガガっとブレーキが自動で動作するような動きになりました。この日停めたいくつかの駐車場でそうなったのでなんか不具合ある感じに思いました）。
最初はカーシェアでよく借りて運転しているときのフィーリングが気に入っているヤリスハイブリッドを予約していたのですが、予約している車がトラブルとかで借りれなくなってしまい（多分事故ったのかと思われます）数日前に他の車を予約し直したのでこのノートでした。
1時間ほど運転して目的地に到着です。富山の市街地から出発して山の方へ向かってきました。山といえば温泉ですよ温泉。
湯谷温泉という温泉施設（以前は宿泊もできたようですが今は日帰り入浴のみっぽいです）に来ました。以前から行ってみたと思っていて今回の旅の目的の一つでした。
が、まさかのダム放水のため臨時休業...
こちらの施設のすぐ近くにダムがあるのですが、直前の大雨でダムが放水していてこちらの温泉施設にはその影響があっての休業のようです。。かなり楽しみにしていたのでショックでしたが天候はどうにもらないのでまたの機会に行きたいと思います。
今回の旅を4月にしたのはこの温泉に行きたかった（最初もっと早い時期に行こうと思ったけど3月あたりまでこちらが冬期休業なので）からだった位今回の旅で楽しみな予定だったので残念ですがこの日の次の目的地に向かいます。
中華そば 大喜 大島店 に来ました。中華そば 大喜は富山のご当地ラーメンである富山ブラック発祥のお店で店舗がいくつかあるのですが、地元の方に人気があるというこちらの大島店に食べに来ました。基本的な特徴は同じですが店舗によって結構味に違いがあるそうです。
中華そば 小（並盛）とライス小を頂きました。胡椒と醤油の効いたスープはしょっぱすぎず旨味も感じて美味しかったです。麺は中太で歯ごたえも強めでスープにもあっている印象でした。柔らかめなチャーシューは脂身が甘くてスープのしょっぱさとの対比も良いと思います。メンマは塩分強めの味付けでした。ごはんと一緒に食べたくなる味だったのでライスも注文して正解でした。
中華そば 大喜 大島店は鉄道の駅からは距離がありますが駐車場は隣にあるパチンコ店と共用なので停められる台数は多いので車では行きやすい場所かと思います。
富山ブラックといわれるラーメンは東京で何度か食べた事はありましたが本場のを食べれて良かったですしとても美味しかったです。大喜の他の店舗はまた違った味（富山ブラックのラーメンというのは同じでもっとしょっぱいお店などもあるようです）のようなのと大喜以外の店も気になるのでまた富山に行った時に食べにいってみたいなと思います。
富山で食べたみたかった富山ブラックのラーメンも食べれたので次の目的地に向かいます。
神代温泉に来ました。こちらも以前は温泉旅館だった施設で現在は日帰り温泉施設として営業しています
…がお休みでした。不定休のようなんですがHPやSNSなどはやっていない施設なので来てみるまでお休みかはわからず…
富山で入ってみたいと思っていた温泉が2件ともお休みで残念ですが温泉2か所に入浴するはずだった時間がありますしせっかく富山県まで来たのでどこか行こうと思いスマホで検索しまくちました。このころから結構雨も降ってきたので屋内の施設でどこか良いとこないかなと思って探してみたところそんなに遠くないところに気になる施設があったので行ってみることにしました。
高岡市 藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー に来ました。高岡市美術館の中にある施設で美術館に入り案内板に従い2階に移動すると受付があり、その先にドラえもんに登場する どこでもドア をイメージした入り口があります。藤子・F・不二雄さんの漫画の原画や複製原画、短編アニメーション作品の上映、高岡出身の藤子・F・不二雄こと藤本 弘さんのルーツである高岡で過ごした少年時代からの漫画との関りなどの展示もありました。展示されているものはそこまで多くなく派手な演出などもないですがゆっくりと見学したくなるような雰囲気の良さがあってとても好みでした。入り口から先は撮影禁止だったので写真はありません。
見学を終わり出口から出るとギャラリーショップがありこちらでしか購入できないグッズも販売されていました。記念にいくつかグッズを購入。1階にもどる階段の手前にはドラえもんがいてお見送りしてくれました。（こちらは撮影OKエリアです）
高岡市 藤子・F・不二雄ふるさとギャラリーはJR氷見線の越中中川駅から徒歩で5分かからない位の場所でした。あいの風鉄道線の高岡駅からも徒歩で20分くらいだったり万葉線という路面電車の停留場からも徒歩10分位のようです。今回は温泉に行く予定だったのでカーシェアの車で行きましたがそれがなければ鉄道で行ったと思います。駐車場は美術館の地下にある他、高岡文化の森駐車場という外にある駐車場にも止められます。詳しくは高岡市 藤子・F・不二雄ふるさとギャラリーHPにて。
高岡市 藤子・F・不二雄ふるさとギャラリーを見学後、富山駅近くのカーシェアステーションに戻り車を返却しました。
富山駅まで帰ってきましたが強風と雨が夕方まで続きそうだったのでひとまず駅近くのロッテリアでポテトとコーラを注文して休憩。
夕方になって雨も落ち着いてきて食べたいと思っていたお店の夕方の営業時間になったので夕食を食べに行くことにしました。
富山地方鉄道の路線バスに乗ります。車両はふそうの大型バス エアロスター。地鉄バスではecomycaというICカードは使えるようですが他の交通系ICカードには対応しておらずSuicaは使えませんでした。
麺屋つくし に来ました。とやマルシェという富山駅に隣接している商業施設にも支店があるのですがせっかくなので本店に行きたいと思いバスで本店へ。こちらのお店は札幌ラーメンの有名店すみれ で10年間修行なさった店主さんが独立したお店です。2024年の1～2月に新横浜ラーメン博物館にすみれが出店（すみれはラーメン博物館がオープンした時に出店していたお店のひとつで30周年企画のひとつとして再出店）していたのですがその出店時にすみれの店主さんの他、すみれで修行したお弟子さんが交代でラーメンを作っていてました。僕が食べに行った時のうちの1回がこの麺屋つくし の店主さんが作ってらして美味しかった（バランスよくてクオリティ高いと思いました）ので富山のお店でも食べてみたいと思っていました。
味噌ラーメンを頂きました。ひき肉や野菜と一緒に炒められた味噌味のスープは香ばしい香りで食欲が刺激されます。スープ表面のラードで熱々ですが熱すぎなく丁度良い温度で食べやすいと思いました。旨味や味噌の味のバランスも良く美味しかったです。麺は札幌ラーメンらしい少し黄色くて縮れた中太麺でスープによくあっていると思います。スープの中のひき肉と麺を一緒に食べるのもめちゃ美味しかったです。少しホロりとしたチャーシューやシャキシャキのネギものっていて食べ飽きなく感じました。とても美味しい味噌ラーメンを食べれて大満足でした。
富山駅からは徒歩だと45分くらいとちょっと距離がありますが路線バスのバス停が歩いて1～2分のとこにあるので路線バスが便利だと思います。富山駅に直結しているとやマルシェのれん横丁にある麺屋つくし 富山駅店でも食べれるので富山駅から列車に乗る前や降りた後に食べたい場合はそちらのお店が便利だと思います。
帰りは路面電車に乗ろうと思い麺屋つくしから10分くらい歩いたところにある堀川小泉停留場へ。
こちらの停留場は真ん中に線路、その両側にホーム、外側に車道、さらにその外側に歩道があり歩道とホームが歩道橋で繋がっていて安全なんですが屋根が一切ないというスパルタンな一面ももっていてなんかすごい良かったです。夕方からは雨が止んだり時々降ったりという感じだったので待ってる間また降ってきました。
富山地方鉄道富山軌道線の路面電車に乗ります。車両は7000形。1957年に登場した車両でこの路線で一番多い両数があるようです。
富山駅停留場に到着。
駅にあったコンビニでカウヒーというドリンクを購入。とやまアルペン乳業という牛乳なども製造販売している会社の商品でCOW（牛）とコーヒーでカウヒーのようです。牛乳のコクとコーヒーの風味、しっかりとした甘さがあるコーヒー牛乳といった感じで美味しかったです。そしてパッケージがかわいい。
富山駅から帰ります。帰りもえきねっとでお得な価格でチケットを購入できたので新幹線です。
北陸新幹線はくたか に乗車します。車両はW7系。帰りは行きに乗ったJR東日本のE7系のJR西日本版であるW7系でした。はくたかもかがやきと同じく東京駅～敦賀駅の間を走る新幹線列車ですが停車駅が多いタイプになっています。旅の計画を立てた時、帰りもかがやきに乗りたかったんですが、乗車1カ月前の切符の発売開始日にかがやきのえきねっとトクだ値の割引価格の切符がすぐに売り切れてしまって買えなかったので、その時まだ割引価格の切符が残っていたはくたかにしました。
大宮駅に到着です。行きに乗ったかがやきより停車駅が多いといってもさすが新幹線なので速いです。普段普通列車ばかり乗ってるので(笑)
川越線の列車乗ります。車両はE233系7000番台。ここまで来たらもう戻ってきた感じあります。
川越駅へと戻ってきました。今回の旅はここで終了です。富山で夕食を食べる時間までいてその日のうちに川越まで帰ってこれるので新幹線はほんと速いですね。
今回は今まで行ったことが無かった能登半島や以前から行ってみたかった石川県と富山県の温泉に（富山のはお休みで入れませんでしたが）行こうと思い旅行を計画。食べてみたかった金沢カレーや富山ブラックのラーメンも食べに行きました。能登半島の中でも鉄道やバスで行けるエリアに行ってみましたが今回行った場所では飲食店などは営業を再開している所も多く温泉宿も少しずつ復旧して営業再開していたり再開の準備をしているようでしたしのとじま水族館も営業再開していてかわいい海の生き物たちをたくさん見れました。温泉も食べ物も水族館もとても良かったですし、のと鉄道の観光列車からの景色などもとても良かったです。新幹線で関東から金沢までは乗り換えなしで行けますし金沢駅から鉄道と路面バスで周れますので金沢とセットでの旅行なども良いと思いますのでぜひ能登の観光へ行ってみていただきたいと思いますし僕もまた行きたいと思っています。