熱海温泉 竜宮閣(静岡県)

2024-04-30

2024年の4月に静岡県熱海市にある竜宮閣(龍宮閣という表記の場合もあるようです)という温泉旅館に宿泊してきました。歴史ある建物の宿で熱海温泉の気持ちいい温泉にも入ることができました。

この日はゴールデンウィークに箱根、熱海、宇佐美の温泉宿に泊まったりのんびりと観光したりする3泊4日の旅の2日目でした。熱海では水産業者直営のお店でマグロ丼を食べたり高倉健さんも通ったラーメン屋さんでラーメンを食べたりもしました。旅行全体についてはこちらの記事にて。

熱海駅の駅前から伸びているアーケード付き商店街の熱海駅前平和通り名店街を通り抜けてた突き当りの道を左に曲がったところに竜宮閣があります。

この道沿いに竜宮閣があります。1938年創業の歴史がある旅館です。その前はお蕎麦屋さんとして使われていた建物だったそうなので100年位前の建物なんでしょうか。道からは斜面になっている土地で建物の左側は海岸方面と降りていく階段があります。

熱海駅からは徒歩で5分もかからない場所にあります。手前にある三景荘という看板は隣の建物のもののようですがこちらはもう旅館として営業はしていないようです。

入口は扉のガラスに旅館の名前が書かれています。歴史ある旅館の建物によくあるタイプで良いですね。

建物の中に入ると外と別世界のような落ち着いた雰囲気でした。

玄関から廊下の内装の造りも素敵です。

客室には階段を登って2階へ。

部屋の入り口は木製の柵のような造りの扉があります。

その扉を開けるとスリッパを脱ぐスペースがあります。床は石が埋め込まれているような凝った造りでした。

部屋へのふすまのような扉がメインの扉になっていて外側は鍵がかかるようになっています。

内側は縦にスライドするパーツを動かすと鍵がかかります。

襖をあけると畳の部屋になっています。

今回宿泊した部屋はこちらです。和風のお部屋で歴史を感じます。

反対側から入口の方を撮った画像です。

部屋の奥には広縁もあります。エアコンは新しそうなものが設置されていました。

広縁の雰囲気も良いですね。

広縁には大きな鏡が設置されていました。

椅子やゴミ箱、タオルハンガーもあり、左側には階段が。

階段は4段ほどの小さなものです。

階段を登った所には展望スペースのような小さな部屋がありました。

窓の外を見ると奥の方に少し海が見えます。画像の真ん中らへんにある大きなマンションが建ってしまい海があまり見えなくなってしまっていますが昔はここから熱海の花火大会を眺めたりできたらしいです。

展望スペースには椅子も設置されていました。

部屋にはテレビや内線電話機の他に掛け軸や置物も飾ってありました。

反対側の壁側には書が飾ってあったり柱に文字が書いてありました。

お茶セットや灰皿、リモコン類が机の上にあります。

タオル、バスタオル、歯磨きが用意されていました。

浴衣もあります。

お布団は夕方に温泉に入っている間にセットしてくださいました。

トイレや洗面台は部屋に無く共用です。タイルがシブイ洗面台です。。

トイレは洗面台の近くにありました。トイレの扉もレトロな感じです。

小便器の周りの壁もタイルが貼られていてなかなか今では見られないようなタイプでした。個室の方は洋風のそこまで古くないタイプに入れ替えられていました(ウォシュレットは無し)。

大浴場は玄関がある階から階段で降りた階に有ります。玄関が1階だとすると地下階になると思いますが建物がある場所が斜面になってるようで建物の裏側に位置する浴室部分は窓もありました。浴室は2か所あり貸切でどちらも入る事ができ入浴できる時間はチェックインから21時までと翌朝の8時からチェックアウトまででした。

日帰り入浴もやっているようでその場合30分貸し切りで1000円だそうです(2024年時点)。

まずは大きい方の浴室へ。廊下の扉から入ると脱衣所があります。

脱衣所は棚にカゴが置いてあるシンプルなタイプ。

脱衣所には小さな椅子も置いてありました。

脱衣所から浴室に入るとこの素晴らしい眺めが!

カラフルなタイルが素敵です。

浴槽はヒョウタンを半分にきったような珍しい形をしていて深い部分と浅い部分がありました。2~3人くらいが入れるサイズでしょうか。

そして壁にはこの見事な竜宮城のモザイク画が設置されています。壁全体も見事なタイルです。

反対側の壁には大き目のタイルに描かれた洋風の絵が設置されていました。

大きな窓は分割された曇りガラスがはめられていて右上の窓と天井近くの換気口から喚起されるようになっているようです。その周りも見事なタイル。

脱衣所への扉側の段屋さ扉の周りもタイル。

そして曲面になっている天井にもタイルが。

浴槽の深い部分は座ると肩まで楽に浸かれるくらいの深さがありました。深い部分のお湯は源泉が投入されているので熱めのお湯になっています。チェックインした時は結構熱かったのですが夜に入った時は丁度良い位の温度でした。(他のお客さんが水を入れて調整した可能性もありますが)翌朝早くに入浴した時は源泉が多めに投入されていて浴槽の上の方が結構熱くなっていたので浴槽のお湯を混ぜたらちょうど良い感じになりました。

浅い部分は座って入ってもお腹くらいまでつかる程度で温度はぬるめになっていました。浴槽の深い部分で体が温まってクールダウンしたいときに浅い所に移動する感じなのでしょうか。

源泉は壁の蛇口から投入されています。蛇口の周りに温泉の成分が付着しているのもとても良いです。源泉は塩味が強く苦みも感じました。

浴槽が投入された分だけ淵からお湯が溢れていて源泉かけ流しで使用されています。

洗い場は2か所ありました。

もう一つの浴室の脱衣所は小さめでカゴも半分の数でした。

こちらの浴室は先ほどの浴室と比べるとコンパクトな作りです。

浴槽のサイズは1人で入るのが丁度良さそうなサイズ。こちらも深めで座ると肩まで楽に浸かれるくらいでした。

源泉か壁にそったパイプの先にある湯口から投入されています。もう一つの浴室と同じ源泉が使われています。こちらも温泉の成分が蛇口に付着してて良い感じですね。

投入された分だけ浴槽の淵から溢れていく源泉かけ流しです。ここらへんは温泉の成分の影響で変色したりタイルが少し傷んでいる感じですね。

浴槽近くの壁の大き目のタイルには鯉の絵が描かれていました。

反対側の壁には富士山と海と松の木の絵が描かれています。静岡のどこかの風景がモデルになってそうですね。

こちらの浴室も窓の周りや天井まで細かいタイルが張られていてレトロな感じがとても良かったです。

脱衣所への扉の周りも同じようにタイルが貼られています。

洗い場は1カ所でカラン、シャワーが設置されシャンプー、ボディーソープなども設置されていました。

泉質はカルシウム・ナトリウム―塩化物温泉(低張性質・弱アルカリ性・高温泉)。源泉の温度は76.6度で浴槽の温度は42度となっていました。pH8.0で弱アルカリ性の温泉です。源泉名が熱海93号泉・福々温泉となっていますが、この源泉は竜宮閣以外に近くの平和通り名店街というアーケード付き商店街にある手湯にも使われているようです。

熱海の街は坂が多い地形で道もそれに合わせて曲がりくねっているとこが多いので少し道は分かりずらいですが駅からは熱海駅前平和通り名店街を通ってくるのが分かりやすいかなと思いました。(少し遠回りですが)

現在は素泊まりの営業のみで食事の提供は無いですが熱海の駅近くという立地なので徒歩で行ける場所に飲食店も色々とあります。(閉店時間が早い所もあるのであらかじめ調べておいた方が良いかとは思います)コンビニも道を挟んですぐの場所にありました。

宿泊の予約は楽天トラベルやじゃらんなどの予約サイトからではできず、宿のHPも無いため、電話で直接予約になります。宿泊したい日と人数を電話で伝え、宿泊料などを聞いて予約できました。電話番号はGoogleで検索して出てきた番号で繋がりました。宿泊料は僕が泊まった時は素泊まり6200円でした。(2024年5月時点なので宿泊する際は予約の電話でご確認ください)

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