2022年1月に高尾駅から臨時快速新春初詣やまどり号に乗車してきました。
指定席券は530円。快速列車は距離に関係なく同じ金額です。(別途乗車券)
今回は青春18きっぷでの日帰り旅行で乗りました。その日の事はこちら。 続きを見る
青春18きっぷ (甲府、リゾートやまどり、高崎)温泉、蕎麦(2022年1月)
今回乗車する新春初詣やまどり号はJR東日本のリゾート列車485系リゾートやまどりを使用した臨時列車です。1/2と1/3に高崎駅~高尾駅間を運行。
車体のサイドには大きくリゾートやまどりのロゴが。控えめなやまどりのイラストもかわいいです。
車体は天井が寝台列車や2階建ての列車のような丸みをおびた形状になっていて高さがあります。窓ガラスも大きいです。
先頭車の展望室の窓。
国鉄時代の特急列車用車両の485系を改造して作られた(とはいえ、車体は新しく作られたようです)お座敷列車のやまなみ号とせせらぎ号をさらに改造してつくられた車両です。
車内は1人掛けと2人掛けのシートが前後のピッチもかなり広い間隔で設置されています。このシート、初代成田エクスプレスの253系のグリーン車に使われていた席を使ってるそうです。(多分、表面のシート生地は変わってる)その253系のグリーン車のシートは新幹線E3系のグリーン車と近い作りで作られたそうなので、新幹線のグリーン車と同等のシートが使われてるということのようです。それを普通車で使ってるのでかなりお得な感じします。
シートに座ってみると前の席まで距離があるのでかなり快適です。
前のシートの座面裏についてるテーブルはそんなに遠いということも無い感じがしました。
フットレストも付いてましたが、使い慣れてないのでイマイチ使い方がわかりませんでした(笑)
反対側は2人掛けのシート。こちらも253系に使われていたものです。
車両の端の席用のテーブルは固定のようです。(席がこの写真と逆向きの時に使うテーブル)
2人席と1人席なので間の通路も広々としてます。
屋根が高いので車内も天井までがとても高くて開放感あります。
先頭車にはフリースペースの展望室があり前方の風景を楽しめます。ただ、今回は夕方発車の列車で冬の日が落ちるのが早い時期だったのですぐ暗くなり、暗くなってからは運転席と展望室の間のガラスにシェードを降ろしての運転(車内の明かりで運転席前面の窓ガラスに反射して見えずらくなるのを防ぐためだと思うのでしかたないところです)だったので途中からは前は見えなくなってました。
展望室は側面の窓ガラスも大きくて景色が良く見えます。元々、大宮駅から長野原草津口駅までの臨時快速列車リゾートやまどりとして運行されていたので、そちらの方だと山とかの景色がよく見えたのかもしれません。
先頭と最後尾の展望室以外にもフリースペースがいくつもあり、こちらはロングシートが向かい合わせに設置されたフリースペース。グループで使うには真ん中に人が通る通路があるので左右それぞれに分かれて使う感じでしょうか。
中間車のフリースペースの窓も大きいです。
ドアの横にあったベンチ。
台。パンフレットが入れられそうなものもありましたが特に何も使われてませんでした。
和風のフリースペース。ミーティング室「和」という名称がついてました。椅子の座面が畳のような感じになってます。このスペースは通路が横にオフセットされてるので広めに使えるようになってました。
キッズスペース。こちらもフリースペースで靴を脱いで上がるようになってます。
洗面台は古いタイプでハンドソープは無くて石鹸置き場がある古いタイプです。
ドアのあるデッキ部も広々としていました。
快速リゾートやまどり号として使われていた時の名残か吾妻線沿線の紹介ポスターが貼られていました。(今でも時々吾妻線方面の臨時列車に使われてはいるようです)
車内設備の紹介ポスターも貼られてました。1か所隠されているのが気になってすぐぐぐってみたら先程みかけたパンフレットが置けそうな台に記念スタンプが設置されていてその案内が載っていたようです。
今回乗車した新春初詣やまどり号は高尾駅を出発して東京方面に中央線を進んでいきます。
国立駅を過ぎたあたりから貨物列車だったり、大宮駅~八王子駅間を走ってるむさしの号が使っている武蔵野線国立支線を通り中央線から武蔵野線へ。
通勤でいつも武蔵野線使ってるのでいつもと違う列車で通過するのは楽しいです。
いつも乗換で使っている北朝霞も通過。
武蔵野線から武蔵野線大宮支線を通って東北貨物線へ。
大宮駅からの高崎線ではいくつかの駅で停車。じょじょに車内は空いていきました。
終点の高崎駅に到着しました。乗ってみたかったリゾートやまどりに乗ることができてテンションあがりまくりでした。今度は景色が楽しめる明るい時間帯にも乗ってみたいです。