特急 草津号(651系)

2023-02-24

2023年の2月に651系の特急草津号に乗ってきました。3月のダイヤ改正であかぎ号、スワローあかぎ号、草津号で使用されてきた651系の定期列車での運用が終了し、草津号も草津・四万号と名称が変わるのでその前に乗ってみたいと思いまして草津温泉も久しぶりに行きたいなと思い旅行を計画。

旅行全体の事はこちらの記事にて。

埼玉に住んでますが、せっかくなら始発駅の上野駅から乗りたいと思い上野駅へ。目的地として上野駅に行くことは時々あったのですが上野駅から列車に乗って旅行に行くのは初めてな気がします。

えきねっとトクだ値でお得に乗車券+特急券を購入できました。このトクだ値は草津・四万号になってからはチケットレス特急券の割引になっているようです(この記事書いてる2023年7月時点)チケットレス特急券のえきねっとトクだ値の場合は運賃はSuicaや切符で別料金で特急券のみ割引になるサービスです。詳しくはえきねっとトクだ値のHPにて。

この日は平日だったのですが指定席は完売、自由席も列車が来る1時間前にはホームに人が待っている状態でデッキにも人がいるような混み方だったようです。僕が乗っていた指定席の列車は上野駅でほとんどの席に人が座っていて、赤羽駅、大宮駅でさらに人が乗ってきて満席という感じでした。その日は乗ってる客層を見る限り草津温泉に行く人が殆どのだったようです。

ダイヤ改正後の草津・四万号では現在の7両編成から5両編成のE257系5500番台、2500番台に変更になり全車指定席になっているので混雑する時期は早めの予約が必要かもしれません。

今回乗車する651系です。元々は1989年に常磐線の特急ひたち号でデビューした車両で、直流区間と交流区間の両方がある常磐線の特急列車として使用されるため交直流両用の車両として作られ、在来線特急列車としては初めて最高時速130キロで営業運転できる性能がありました。僕が常磐線沿線の学校に通学していた頃によく見かけていたものの1度も乗った事なかったので乗ってみたいと思ってました。

側面の方向幕。最近よく見かけるLED表示ではなく巻物のようになってる幕が巻き取られて他の表示が出てくるタイプです。

高崎線や吾妻線方面の列車に使われるようになった時に窓の下にオレンジ色のラインが追加されています。他には直流、交流の両方の区間がある常磐線で使用されていた交直流両用電車だったのを直流区間しか走行しないため直流専用に改造されています。

ドアは窓ガラスが細くて上下に長いデザインでかっこいいですね。

車内は2人掛け2つが並ぶ標準的なタイプ。グリーン車は2人掛け+1人掛けで横に3つ席が並ぶタイプになってるそうです。

少し前の時代の特急列車らしい座席です。

照明も凝った造りになってるのはさすが特急列車の車両ですね。荷棚もスマートなデザインだと感じました。

テーブルは前の席の背面に付いています。

テーブルの裏面に記載されている案内はスワローあかぎ号の事が多く書かれていました。

テーブルはお弁当を食べるのに便利なサイズ。上野駅の駅弁屋さんで買ってきた駅弁を食べました。

吾妻線では吾妻川などの景色を楽しむ事もできました。

終点の長野原草津口駅に到着です。

常磐線時代によく見かけていつかは乗ってみたいなと思っていた車両に乗ることができて満足しました(笑)3月のダイヤ改正後は定期列車は無くなり、この記事を書いている2023年7月時点では廃車されている車両はまだ少ないようですが臨時列車などには使われていないという状況のようなのでこれからどうなるのか気になります。

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