ぷらっとこだま で大阪、兵庫へ(温泉、カスタム君、古墳、動物園、食べ歩き)2023年10月

2023-10-19

2023年の10月に大阪、兵庫へ3泊4日の旅行に行ってきました。東京と大阪の往復はぽらっとこだまでお得に新幹線で移動。兵庫県で温泉に入り大阪では美味しい食べ物を食べ歩き。他にはクラブに行ったり税関へカスタム君に会いに行ってきました。

大阪や兵庫へ行くのは今回が初めて(新幹線などで通過したり乗換するのに駅の中まで来た事はあったのですが駅の外に出るのは初めてでした)なのと、普段の旅行は普通列車ばかりなので今回はまず交通手段をどうするかを検討。いくつかの案を考えました。

・新幹線(のぞみ号)速いし駅の場所も便利だけど運賃が他より高額。

・新幹線(ぷらっとこだま)時間はのぞみ号よりかかるけど安くなる。のぞみ号と比べると本数が少なめ。ドリンク引換券が1枚ついてくる(新幹線ホームの売店などで交換可能)

・飛行機(LCC)金額は魅力(セールを狙うと特に)で時間もかからないが丁度いい時間が無かったのと空港までの移動と交通費、乗るための手続きの時間を考えると今回の旅行には合わなさそう。

・高速バス(昼間)金額は魅力だが時間がかかるので今回の旅行だと時間が合わず。

・高速バス(夜行)金額も魅力だし休みの前日の夜に乗れば朝から行動できるが、以前夜行の高速バスに乗った時に翌朝疲れが凄かったことがあったのが不安。(その時飲んだ酔い止め薬が自分に合わなかったというのもありそうだったけど。)

・在来線普通列車 青春18きっぷなら金額的にお得だけど今回は18きっぷの時期ではない。通常の運賃だと時間の割に割安感は少ない。

という風に考えて、費用、移動時間、到着時間などを考えて、ぷらっとこだまに決めました。検討してた時よりぷらっとこだまがちょっと値上げしたのでお得感は薄れましたが(笑)それと、検討した時には思いつかなかったのですが、羽田空港から伊丹空港までJALで早めに予約すると1万円を切る場合もあるようなので早めに計画を立てる場合はこちらも良さそうです。

ぷらっとこだまは通常のきっぷではなくJR東海ツアーズという旅行会社の片道指定席とドリンク引換券をセットにした募集型企画旅行商品です。JR東海ツアーズのHPで乗車する日の1か月前の同じ日の11時から申し込みをすることができ、ネットで申込み、代金の支払い後、乗車票という切符の代わりになるものを受け取って乗車します。乗車票は乗車日の7日前から当日までの間にJR東海の指定席券売機で受け取るか、乗車日の1か月前から当日までの間にJR東海ツアーズ店舗の窓口で受け取ります。

当日だと万が一寝坊したりしてギリギリの時間だったりすると怖いなと思い事前に受け取りたかったのですが、僕は住んでる場所が埼玉なのでわざわざ受け取りに行くのも交通費などがかかってぷらっとこだまのお得感が少なくなっちゃうなと思い、ちょうど新横浜駅近くに用事があった時にJR東海ツアーズの店舗に寄って受け取ってきました。

湯河原温泉に行った帰りに新横浜ラーメン博物館に行ったのでその時でした。

今回は少しでも安くと思い普通席にしましたがグリーン席も通常より少額のプラスで選べるのでゆったりのんびり乗って行きたい場合はグリーン席も良さそうです。

今回、東京駅発で大阪行きの一番早い時間帯のぷらっとこだまで予約しました。

地下鉄で東京駅に到着。新幹線に乗り込むぞと改札を通ろうとしたら自動改札がバタンと閉まり通れません。あれ?ぷらっとこだまって自動改札通れないの?と思いながら有人改札に行くと在来線の改札からは入ることができず、八重洲口の方にある直接東海道新幹線の改札からしか入れないとの事でした。このこともJR東海ツアーズのHPに書いてあったのにちゃんと読んでいませんでした(笑)

という事で改札の外の通路を通り反対側の改札まで移動です。在来線の改札から入ってグランスタ東京で買い物したり、何か食べたり飲み物でも飲んでから新幹線に乗ろうかなとか考えてちょっと早めに東京駅来たのですがグランスタ東京には行けませんでした。残念。

自由通路を通りぷらっとこだまに乗る時に通ることができる新幹線の改札に来ました。通れる改札についてはJR東海ツアーズのHPに記載があり東京駅以外の駅も乗ってるのでぷらっとこだまで新幹線乗る場合は確認しておくと良いかと思います。

東海道新幹線の始発駅の東京駅。東海道新幹線に乗るの数年ぶり(何年か前に仕事の出張で乗った以来)でした。ぷらっとこだまの乗車票と一緒に受け取ったドリンク引換券は東海道新幹線のホームにある売店で使用することができます。

東京駅からは次々に新幹線が発車していきます。今回僕が乗るのはこだま707号。停車駅欄が各駅とだけ表示されててシンプルです。

東海道新幹線こだま号に乗ります。車両はN700A。

東海道新幹線の普通席は2人がけシートと3人がけシートが横に並び5人が横一列に並ぶようになってますが今回は2人がけの窓際のシートを予約。この席にしたのは富士山や浜名湖の近くを通る時に良い景色が見えるかなと思いまして。

僕はたまにしか新幹線の乗らないのですが今まで新幹線に乗った時はそんなに混んでることも無くて窓際の席に座っても隣の席は空いてる事がほとんどだったので、今回もそうかなと思っていたのですが全然そんなことが無くて東京から乗って名古屋で降りる人がいてまた名古屋から乗る人がいたのでずっと隣に人が座ってました。今まではたまたま空いてる列車に乗っていただけだったようです(笑)。

こだま号は全部の駅に停車し、他の早い新幹線が追い越していく駅では5分前後の停車をするので、駅のホームの自動販売機でドリンクを買ったり売店でお菓子を買ったりと各駅停車の新幹線ならではの楽しみ方ができるぞ~!などと考えてましたが、隣に座っていた人が荷物が多くて足元にはスーツケース、テーブルには食事や荷物を並べてるという状態で気軽に通路に通してもらう雰囲気出なかったのでトイレに行くことすらも出来ない感じでした(笑)今まで指定席の予約する時は窓際一択でしょう~と考えてましたが通路側にもメリット有るんだなと勉強になりました(笑)

N700Aの場合、普通車は窓の下あたりの側面にコンセントがあるのでコンセントを使いたい場合は窓側が便利ですね。(N700Sという新しい車両だと全席にコンセントが付いてるようですが、2023年時点では東京から新大阪まで行くこだま号には基本的には使われてないようです(逆方向も))

という事で席から全く動くことはできなかったものの景色はとても楽しめました。富士山も綺麗に見えました。

青春18きっぷで在来線の東海道本線乗ってる時に新幹線の線路が邪魔で良く見えないな~と思っていた浜名湖も在来線よりよく見えました。

約4時間で新大阪駅に到着です。普段、普通列車ばっかり乗ってる僕としては十分に速いのですが、のぞみ号と比べると1時間半くらい時間がかかるわけで、たまたま同じ日に新大阪までのぞみ号で移動していたバンドメンバー(僕が所属してるRomaidaというバンドのメンバー)は後から新幹線に乗って先に大阪に到着していました(笑)

新幹線の改札を出て在来線のホームへ移動するとパンダくろしおが停まってました。

今度はハローキティ―はるかが来ました。両方とも乗りませんがJR西日本のエリアに来たんだな~と楽しめました。

この日は事故の影響でダイヤが乱れていたのですが数分遅れでやってきた おおさか東線の列車に乗ります。車両は221系。JR西日本エリアに来ることが今まで殆ど無かったのでJR西日本の列車に乗れてテンション上がります。

大阪駅に到着です。そして地下ホームでした。新大阪駅で大阪まで行ける列車に乗る時にどの列車に乗れば良いのかよくわからず、大阪行きと表示されてたホームに来た列車に乗ったのがおおさか東線の列車だったのですが、おおさか東線のホームが地下なんですね(笑)この後の予定もあり時間が無かったのでほんとは地上のホームに着きたかったので地下ホームに着いた時はちょっとおもしろかったです。他のホームからはだいぶ離れてましたが東京駅の京葉線のホームのように地下深くという感じでは無くて良かったです。

大阪といえば美味しいものが多いイメージだったので今回色々な物を食べようと楽しみにしてきました。まずは1食目で元祖ちょぼ焼き本舗というお店へ。JRは大阪駅ですが、すぐ近くにある私鉄の駅は梅田駅とか大阪梅田駅とか名前が違くて旅行の予定を立ててる時最初よくわからずでしたが、このお店は阪神の大阪梅田駅近くにある阪神百貨店梅田本店の地下のフードコートのような所にありました。元祖ちょぼ焼き本舗は道頓堀に本店があるくくるというたこ焼き屋さんも運営している白ハト食品工業という会社のお店です。

元祖ちょぼ焼き本舗でワンコインセットを頂きました。店名にもなっているちょぼ焼きを2枚とたこ焼き2個がワンコインの500円で食べれるセットです。ちょぼ焼きはたこ焼きのルーツの一つと言われているで明治~大正時代に駄菓子屋で製造、販売されて人気があった食べ物だそうです。ちょぼ焼きはたこ焼きのような生地を大きめの四角い形で焼いてあって半分に折ってあります。生地は外側は柔らかく中はふんわりしていて小さく切られたコンニャク、ネギ、ショウガなどが入っていてソースやマヨネーズもかかっていて美味しかったです。ボリュームもたこ焼きいくつか分はありました。セットになっているたこ焼きは中身がトロトロでプリッとしたタコが入っていてソースや鰹節の味もよくマッチしてて美味しかったです。

次に阪神に大阪梅田駅の改札前にある梅田ミックスジュースへ。人気店でお客さんも沢山いらしてましたがスピーディーに提供されているので待ち時間は殆どなしでした。

ミックスジュースを頂きました。短時間で飲み干せるサイズのコップにジュースがなみなみと注がれています。みかんの爽やかな味わいに桃の甘さやバナナのコクが加わり牛乳や砂糖も入っていて絶妙な美味しさでした。そのまま飲み干せる位に細かく砕かれた氷も入っていてこれがまたシャリっとして良いアクセントでした。1杯200円(2023年現在)という手ごろな価格なのも嬉しいです。

大阪で美味しいものを飲み食いしてこの日はここから兵庫へ向かいます。

大阪駅からJR宝塚線(福知山線)の列車に乗ります。車両は225系6000番台。

三田駅で乗り換えます。東京に同じ名前の駅(ラーメン二郎の本店の近く)があるなと思ったら読み方は東京の「みた」ではなくこちらは「さんだ」でした。

神戸電鉄三田線の列車に乗ります。車両は5000系。

窓の日よけがカーテンではなくヨロイ戸という窓の下から引っ張り出してくるもので自分は初めて見たので治安悪いところでも安全そうな見た目!と思ってテンション上がりました。気になってぐぐってみたら昔はこのヨロイ戸が使われている車両が結構あったようですね。

有馬口駅で乗り換えます。三田線は三田駅からこの有馬口駅までの路線ですが乗ってきた列車はそのまま有馬線に乗り入れていました。

神戸電鉄有馬線の列車に乗ります。車両は6500系。有馬線の終点はこれから向かう隣の有馬温泉駅なのですが、殆どの列車が先ほど乗ってきた列車のように三田線と有馬線を直通するようになっていて、有馬口駅と有馬温泉駅の間が支線のようになって運行されているようです。(1駅だけを行き来する感じ)

有馬温泉駅に到着です駅名標が温泉らしさ全開で良いですね。1日目の鉄道での移動はここまでです。僕は温泉宿に泊まるときはなるべくチェックイン開始の時間には宿に着きたい(温泉に好きなだけ入ったり部屋でのんびりしたりしたい)ので15時前には到着する計画でした。大阪での飲食時間が予定より短かったのでちょっと時間に余裕をもって到着しました。

駅から少し歩くと川沿いの道を歩き、その先には宿やお土産物屋さんなどの温泉街らしい建物が並んでました。

昔からの雰囲気が残っているような路地を歩いて宿に向かうのもとても良かったです。平日(木曜日)ですが観光客は結構いました。

この日泊まる宿の上大坊(かみおうぼう)に到着です。上大坊という名前は800年以上前に建てられた宿坊がルーツになってるそうです。

有馬温泉上大坊について詳しくはこちらの記事にて。

お部屋もとても落ち着いた雰囲気で1人で宿泊するにはかなり贅沢な広さのお部屋でした。老舗の旅館らしく従業員さんもとても丁寧な対応をしてくださりありがたかったです。

そして温泉が素晴らしかったです。浴槽のお湯は茶色くなっていますがこれは温泉に含まれる鉄分が酸化して茶色くなったものです。源泉からの距離が近いので湯口から流れててくるのは茶色くなる前の透明なお湯でした。成分の濃い温泉でとても効く感じでした。めちゃ気持ち良かったです。

有馬温泉にはいくつかの源泉があり、今回泊まった宿の源泉は宿のすぐ近くにある神社の境内にあります。温度が90度以上ある源泉で湯けむりがモクモクと煙突のような所から出てきていました。

宿が1人泊だと夕食付きプランが無かったため夕食は外に食べに行きました。温泉街によっては夕方から営業している飲食店が少なかったり無かったりという事もありますが有馬温泉は昼と比べると少ないものの事前に調べると19時くらいまでは営業しているお店がある程度あったので夕方早めに温泉街を散歩しながら候補にしていたお店を見て回りました。

グリル六甲というお店が雰囲気も良さそうだったのでこちらで夕食を頂くことにしました。山小屋のような雰囲気もある建物で店内はゆっくりしたジャズっぽい曲が流れていました。オーナーさんが登山家らしく六甲山の登山客向けのホテルとモンベルのショップも同じ建物にありました。洋食がメインのメニューでカレーやハンバーグも美味しそうだったのですがラーメンも数種類メニューにあって美肌カレーラーメンというのが気になって注文しました。

美肌カレーラーメンはスパイシーなカレー味で若干トロミもある濃厚なスープで細い縮れ麺のよく絡みます。チャーシューは鶏のようでした。シャキシャキの水菜(?)も濃厚なスープに対して爽快感があり食べ飽きないなと思いました。玉子が最近のラーメン屋さんで定番の半熟味付け玉子とかではなく固ゆでのゆで卵なのもこのラーメンによく合っていると思います。(半熟の味付け玉子は美味しいですがラーメンによっては固ゆでだったり味が付いてない方が相性良いと思うので最近の何でもかんでも半熟味付け玉子という傾向は面白くないなと思います)シメのご飯も付いてきたので最後に少し残ったスープに入れて食べましたがフライドオニオン(?)で香ばしさも増してとても美味しかったです。ラーメン専門店ではない洋食メインのお店で金額も普通のラーメン屋さんの相場と比べて高めだったので注文するか結構迷いましたが他ではなかなか無いようなタイプでなおかつ美味しいラーメンで食べた後ご機嫌でした。

宿に戻った後また温泉に入ったりしてから就寝。次のページの2日目に続きます。

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