SL大樹(東武鬼怒川線)

2020-10-17

2020年の10月に行った日光への旅行で東武鬼怒川線を走る蒸気機関車のけん引する列車、SL大樹に乗車しました。

旅行についてはこちらの記事に書いています。温泉や食べ物、乗り物や観光など楽しかったです。下今市駅のSL展示館や転車台などについても。

東武鬼怒川線の鬼怒川温泉駅と下今市駅の間を走っているSL大樹は国鉄時代に作られたC11という蒸気機関車が牽引する列車です。

この車両は1941年に製造され北海道の国鉄で使用されていたそうです。
一度廃車になり2000年にJR北海道が復活させてしばらくJR北海道で使用されていて、2017年より東武鉄道がJR北海道からレンタルしてSL大樹として走らせているそうです。

日光周辺は東武が観光の開発をしているのでその一環として観光のため運行しているようですが、もう一両のC11を購入して去年(2020年)の冬から運行を開始して2両体制になったと思ったら、今度は他の私鉄で使われて40年以上前に廃車になっていた他のC11を購入して東武内で復活させているところで、それが完成するとC11を3両体制になったりと会社の中の鉄道マニアが好き勝手にやってるのかと想像するようなことになっててなんだた楽しいですしまた乗りに行きたいです。

蒸気に包まれて近くで見ると大迫力でテンション上がります。駅のホームでは観光客と思われるお客さんが沢山SLと記念撮影していたりしました。

C11は比較的短い距離や構内での入れ替えにも使用されていたSLなのでバックでも運転しやすい作りに。

蒸気機関車と客車の間には車掌車のヨ8000が。
元々貨物列車の最後尾に車掌さんが乗ってらした時代に貨物列車で使われていた車両ですのでなんで??という感じですが、東武線を走る際に必要な安全装置をここの車両に載せるという使い方をされてるそうです。
貨物列車に車掌車が使われなくなった今の時代だとかなり貴重な車両なので近くで見れて嬉しかったですが。

客車は14系車両。特急列車や急行列車で使われていた車両です。(時代的にはSLより新しめですが40年位前の車両)

シートは懐かしい感じのシートです。このシートの他にドリームカーという車両もあり(無い時もあるようです)そちらはさらにワンランク上の広さだったりします。
車内ではアテンダントさんから記念乗車証というのをいただきました。

車窓からは花やチェーンソーアートといった見どころがあったり、SLを見てるかたが手を振ってくださったり。
全体を通して速度はゆっくりなので外の風景を楽しみながら蒸気機関車からの煙が見えるのを楽しんだりと。車内販売ではSL大樹のグッズですとかアイスクリームとかも販売してました。

鬼怒川を渡るところです。

下今市駅に着く直前がカーブしつつ結構急な登りで最後の見どころという印象でした。

後ろからはディーゼル機関車のDE10が押してくれてます。SLと比べれば新しいですがこちらも国鉄時代から40年以上活躍してる機関車で今となっては貴重です。
前後非対称の凸型の車体でとても好みです。

SL大樹に乗るには乗車する区間の運賃(券売機で購入する切符もしくはPASMOやSuica等の交通系カード)の他に座席指定券の購入が必要です。

座席指定券は東武の駅の他、スマホやパソコンでインターネット経由で購入することができ(共に乗車日の一か月間の9時から)僕はネットで予約(クレジットカードで購入)しました。
ネットで購入すると乗車する際にスマホの画面を提示するか、印刷用画面を印刷して提示します。

詳しくは東武のSL大樹のHPにて

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