いわき湯本温泉 温泉民宿 桜由(福島県)

2023-03-24

2023年の3月に福島県のいわき湯元温泉にある温泉民宿 桜由に宿泊してきました。

この日は青春18きっぷを使って埼玉から福島、山形の温泉に入ったり色々美味しいものなどを食べたりする旅行の1日目にでした。旅行全体についてはこちらの記事にて。

最寄り駅の常磐線 湯本駅から徒歩で5分位です。車通りが多い道路から路地に入った場所にあり周りも住宅が多く静かで落ち着いた雰囲気の立地で落ち着きます。

玄関はこちら。扉の中に入り靴をぬいて自分で下駄箱に靴を置きます。

靴を脱いで上がってすぐの所にある受付でチェックイン。外出する際はこちらで鍵を預けて出かけるようになってました。鍵を持ち歩く必要が無いのは無くしたりする心配がないのが良いですね。受付では温泉むすめのグッズなども販売されていました。温泉むすめ最近温泉地でちょくちょく見かけます。僕は詳しくは知らないですがそれをきっかけで色々な温泉に行く人がいそうで良いですね。

ロビーには温泉むすめの等身大パネルなどもありました。

1階には日帰り入浴のお客さん用のロッカーがあります。こちらは宿泊のお客さんは使用できないようです。

部屋は和室で1人で泊まるには充分な広さでした。広縁の部分には椅子などは無かったのでメインの座敷の方でくつろぐ感じです。

机の上にはお茶が入った容器や湯のみなどがありました。

窓の外は駐車場と隣の建物が見えます。眺めが楽しめる感じでは無いですが隣の建物とはそこそこ距離があるので圧迫感とかは無かったです。タオル用ハンガーの上にタオル類と作務衣が用意されていました。リーズナブル価格の宿だと寝巻も自分で持参する必要があったり別料金の場所が有りますがこちらでは作務衣を借りれるのが良いですね。布団敷きはセルフサービスなので寝る時に自分で敷いて使用できます。

トイレは部屋には無いので廊下を出て共同のトイレを使用します。

冷蔵庫は廊下に共用のものがありました。

シーツ、枕カバー、作務衣などは使用後のチェックアウト前に自分で廊下にあるカゴに入れるスタイルの宿です。ゲストハウス系の宿でも有るようですがセルフサービスな個所がある分、宿泊料がお手軽になっています。

洗面所は1階と2階の間の踊り場にありました。

1階の廊下にはウォーターサーバーがありました。このお水は桜由を運営している会社が同じく運営しているキャンプ場にある湧水だそうです。

浴場に行く途中には洗濯機もありました。こちらは有料でお客さんも使用できるようです。

浴場の脱衣所は棚にカゴがあるだけのシンプルなタイプ。荷物などがあれば日帰り入浴のお客さんは廊下のロッカー、宿泊客は部屋に置いて来たりの方が良さそうです。

浴槽は横に長い作りになっていて浴室はそこまで広くは無いですが大きな窓ガラスから庭が見えて解放感あります。いわき湯本温泉の源泉がかけ流しで使用されています。硫黄の香り(硫化水素の香り)がする温泉らしいお湯で気持ちいいです。殆ど透明ですが若干緑色にも見えるお湯でした。

洗い場は入り口側の壁沿いの片方に3つありそれぞれにシャワーやカランボディーソープ、シャンプーなどが設置されています。

反対側は少し狭くなっていました。こちらにも洗い場が2か所。浴槽と洗い場の距離が近いので混んでる時は気を使いそうです。僕は他の人が入ってる時間は避けて1人で入れる時間に入浴したので広々と使用できました。部屋の数はそこまで多くないようなので日帰り入浴の時間を過ぎた夜などは比較的空いていそうです。

源泉の投入口。浴槽のお湯の高さと同じ位の位置なのでここから源泉が投入されているかは見た目ではよく分かりませんでした。

反対側の壁から出ているパイプのバルブをひねると源泉を投入できました。その隣には水の蛇口もあるので入浴する人の好みで調整できるようになってました。

泉質は含硫黄-ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)源泉の湯温は58.3度と高めでpH8.0の弱アルカリ性の温泉です。いわき湯本温泉は奈良時代からの1300年もの歴史がある温泉地で現在は温泉街から線路を挟んだ反対側になるポンプ場で一括してお湯を汲み上げて温泉街やスパリゾートハワイアンズにお湯を供給しているようです。ポンプ場では1分間に5000リットルもの温泉を汲み上げてるようで、その豊富なお湯で温泉街では源泉かけ流しでお湯を使用できスパリゾートハワイアンズのような大きな施設にも供給できているようです。

温泉民宿 桜由は駅から徒歩5分ほどなのと近くに飲食店やコンビニなどもあり便利な立地で今回のように青春18きっぷで関東から東北方面への旅で寄るのにも丁度良かったです。またお手頃な宿泊料で源泉かけ流しの気持ちい温泉にも入る事ができるのも良かったです。

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