いわき湯本温泉 みゆきの湯（福島県）

2023年の3月に常磐線の湯本駅からすぐ近くにある いわき湯本温泉 みゆきの湯に行ってきました。駅からすぐの立地ながら源泉かけ流しのとても気持ちがいい温泉に入れる日帰り温泉施設でした。

この日は青春18きっぷで埼玉から福島、山形の温泉に行く2泊3日の旅の途中に寄りました。旅全体の事はこちらの記事にて。

常磐の最寄り駅の湯本駅は福島県にあり、東京からだと普通列車で大体3時間半位。特急のひたち号も停車するので特急だと2時間ちょっとで着きます。駅のホームにも温泉の足湯があり温泉に来た感じがとてもします。

みゆきの湯は駅から徒歩で1～2分位の位置にあります。

入口を入ると靴を脱ぐようになっていてその先に入浴料の券売機があり券を購入します。券売機のすぐ隣に受付が有るので券を渡して受付をします。

脱衣所は無料で使えるロッカーの他にカゴだけの棚もありました。狭くは無いですがそこまで広いわけでもない感じのサイズの脱衣所なので混みあってる時間だと譲り合いが必要になりそうです。（僕が行ったのは平日の昼過ぎでしたがそこそこ混んでました）

浴室の洗い場は数は多めにありますがボディーソープやシャンプーなどは無いので持ち込みが必要です（もしくは受付で使い切りのものを購入できるようです）

浴槽は4つあり大きいサイズの浴槽が42度と丁度良い感じの温度。小さいサイズの浴槽が44度とちょっと高めの温度でした。お湯は投入口の近くのお湯で硫黄（硫化水素）の香りを感じました。

泉質は含硫黄－ナトリウム－塩化物・硫酸塩温泉（低張性弱アルカリ性高温泉）源泉の湯温は58.3度と高めでpH8.0の弱アルカリ性の温泉です。

いわき湯本温泉は奈良時代からの1300年もの歴史がある温泉地で現在は温泉街から線路を挟んだ反対側になるポンプ場で一括してお湯を汲み上げて温泉街やスパリゾートハワイアンズにお湯を供給しています。ポンプ場では1分間に5000リットルもの温泉を汲み上げてるようで、その豊富なお湯で温泉街では源泉かけ流しでお湯を使用できスパリゾートハワイアンズのような大きな施設にも供給できているようです（スパリゾートハワイアンズには3500リットルが供給されているようです）。

入口を入ってすぐの受付の近くには広めの休憩所もあったので湯上りに休憩させてもらいました。ドリンクの自動販売機の他にアイスも販売していて、アイスを購入する場合は冷凍庫の中のアイスを選び、受付横の入浴券と同じ券売機でアイスの金額の券を購入して受付に渡すシステムのようです。（他の人が買ってるのを見かけました）

僕は木村パスチャライズ牛乳のカフェ・オ・レを購入。パスチャライズ牛乳は通常より低温で時間をかけて殺菌している牛乳でコクがあって美味しいです。

駅前という便利な立地で源泉かけ流しの温泉に入ることができるのと、東京からも日帰りもできる距離なので青春18きっぷで日帰りの旅をする時にも良さそうな温泉だと思います。

今回はその後いわき湯本温泉の民宿に宿泊しましたが2022年に日帰りでいわき湯本温泉に来た事もあり、その時は駅から少し歩いた所にある同じくいわき湯本温泉の さはこの湯に行きました。その日帰り旅行の事はこちらの記事にて。