2023年の5月に伊豆急行の2100系電車リゾート21に乗車して来ました。JR伊東線と伊豆急行線を普通列車として運行されている観光列車でとても魅力ある列車でした。
この日は伊東の温泉宿に宿泊し翌日に下田の水族館に行ってきました。旅全体の事はコチラの記事にて。 続きを見る
伊東と下田（温泉、水族館、ラーメンなど）2023年5月
リゾート21は伊豆急行線とJR伊東線を走っているので、伊東線の始発駅である熱海駅から乗ることができます。
以前は普通列車として以外に特急列車のリゾート踊り子号として東京まで乗り入れていたりもしましたが、今は普通列車としてのみ運行していて通常の運賃のみで乗ることができます。座席指定も無いので乗りたい席がある時は早めにホームで待っていれば座れるかもという感じです。この日は平日だったからか、1本前の列車が出発した後にそのまま乗車口位置で待っていたら座りたい席に座れましたが時期や時間帯によって変わってきそうです。混んでたとしても車両全体が観光仕様で変わってる作りなのでどの車両に乗っても楽しそうだと思います。
伊豆急下田駅方面からやってきて熱海駅で折り返し伊豆急下田駅行きに。（伊豆急下田駅行きの場合と途中の伊豆高原駅行きの場合があります）リゾート21の車両はキンメ電車と黒船電車の2編成が現在運行されているのですが今回はキンメ電車の方でした。
元々リゾート21の車両は白をベースに左右非対称のデザインで片側の側面が赤いライン、もう片方の側面が青いラインという特徴的なデザインの列車でしたが現在はキンメ電車は伊豆周辺の特産品である金目鯛をイメージした赤、黒船電車は黒船（下田に黒船がやってきたことにちなんでだと思います）イメージの黒にそれぞれカラーリングされています。
展望席の窓の外に大きくResort21のロゴが。（車体下の方の黄色などの部分はホームが映りこんだものです）
キンメ電車のロゴもありました。この日は途中駅までの乗車で時間が無くて見れませんでしたが中間車両にはキンメミュージアムという展示がされてるようなのでこちらもまたの機会に見てみたいです。
車体には色々なところにキンメのイラストがあってかわいいです。（この写真もホームが映りこんでます）
キンメにまじって海老も。（同じくこの画像もホームが...）
今回は始発駅から乗るし待っている人も少なかったから展望席がいいなと思っていたのですが、ラッキーなことに先頭車両の展望席の一番前に座ることができました。シートの生地もキンメ柄になっていてかわいいです。
運転席のシートも客席と同じくキンメ柄の生地になっていました。
展望席は前面の眺めがとても良くてテンション上がります。
側面の窓も大きいので車窓から海が綺麗に見える個所が多い伊豆急行線でとても楽しめそうです。（この日は伊東温泉の宿に泊まるので伊東駅まで乗りました。せっかく良い席だったのでちょっと降りるの勿体なかったです。）
リゾート21に乗りたい場合、伊豆急のHPでリゾート21の時刻表やどの車両が使われるか一ヵ月ごとに掲載されているページがあります。この時注意しないといけないのが、8000系と書いてあるのはリゾート21ではない車両なので、キンメ電車、黒船電車と書かれている枠の列車で確認するようにします。
リゾート21は5編成作られていて最初の2編成は引退、現在も運行しているキンメ電車が3編成目、黒船電車が4編成目、5編成目はリゾート21としての運行は終了してその後、THE ROYAL EXPRESSという別の列車に改造されています（超豪華な列車で横浜～伊豆急下田や北海道、四国＆瀬戸内などでクルーズトレインなどで使用されています）。
普通列車ですがとても変わった作りで乗るだけでもワクワクしますし窓からの景色も素晴らしい区間が多いので伊豆急行にのる機会はHPで時刻表をチェックして乗るのがお勧めな列車だと思います。