2024年の9月に熊本県芦北町にある吉尾温泉共同浴場に入浴してきました。球磨川支流の吉尾川沿いにある吉尾温泉の共同浴場で源泉かけ流しの温泉に入る事ができます。こちらの温泉はネットで温泉を探している時に見かけて以前から行ってみたいと思っていました。
この日は熊本県、長崎県への3泊4日の旅の2日目でした。前日は同じく熊本県の人吉市にある温泉に入りに行ったり僕が熊本ラーメンで一番好きなお店に食べに行った後に水俣市の湯の鶴温泉にある温泉ゲストハウスに宿泊。2日目はこちらの吉尾温泉に来た後は熊本市に移動して熊本駅近くで宿泊し3日目、4日目は長崎で観光し軍艦島などにも行ってきました。旅行全体についてはこちらの記事にて。 続きを見る
熊本と長崎で温泉、食べ歩き、税関、ペンギン、軍艦島など。2024年9月

球磨川支流の吉尾川沿いの熊本県道272号を走っていくと芦北町吉尾温泉診療所という医療機関があった建物(2020年の豪雨による川の氾濫で浸水しその後閉所してしまったそうです)があるのでその建物に向かう橋を渡ります。

橋を渡ったところにある元診療所の建物の手前を右に曲がります。

橋を渡ってすぐの狭い場所に入っていくので曲がりずらい場所ですが橋を渡ったところはある程度広くなってるので慎重に切り返したりしていけば曲がれるかと思います。

そのまま川沿いの道を建物の横を通り進んでいきます。ほんとにここを進んで大丈夫なのかなという道なのでちょっとドキドキです。

少し進んでいくと道が2つに分かれています。奥に建物も見えますし見た感じまっすぐ進んでいきたいところですが左に進みます。

左に進むと少し上り坂になっていてその先に駐車スペースがあります。普通の車なら4台くらいとかは車を停めたり普通に方向転換できそうな広めのスペースなのでそこまで進めば安心です。

駐車スペースの前に吉尾温泉共同浴場の建物があります。

建物は一見、平屋建てのように見えます。

横から見ると崖に沿って建てられているのが見えます。

河原まで降りると入り口がある階から下がかなりの高さがありました。共同浴場でこういう作りなのは珍しいように思います。

建物の中は土足禁止のようだったのでここで靴を脱いで中に入りました。建物の中で階段など結構歩くので気になる人は屋内用のスリッパ(階段もあるので滑りにくい物)を持参するのも良さそうに思います。

建物に入ると奥の方に部屋がありました。

畳が敷かれ奥の窓の先にはベランダがあり川が見えます。

扇風機などもありました。休憩所として使用できるスペースなのか地域の方の集会所的なスペースなのか分からなかったで覗くだけにしました。

トイレも玄関がある階にありました、広々としています。

キッチンのような部屋もありました。ここも勝手には使わない方が良いかなと思います。

入浴料入れに入浴料を入れます。無人なので小銭を用意しておきましょう。

入浴料の回収ボックスのすぐ横に下りの階段があります。

途中から螺旋階段になっています。

螺旋階段が終わると短い真っすぐな通路がありその先がまた階段になっています。

階段を一番下まで降りた所に男女別の浴室の入り口がありました。

木の棚にカゴが置いてあるシンプルな脱衣所があります。

棚のすぐ裏側が浴室になっていました。

脱衣所からマットの上を通り浴室へ。

浴槽のサイズはコンパクトで1人で入ると丁度良さそうなサイズだと思います。深さは普通の温泉の浴槽と比べて結構深めで浴槽の底に腰掛けようとすると顔までお湯の中にはいってしまいそうなくらいでした。

透明なお湯で温度はぬるめで40度なさそうなくらいでゆったりと入浴したくなる気持ち良さでした。硫黄(硫化水素)の香りもうっすらとあり心地いいです。

浴槽の中で源泉を注入されているようです(浴槽の底にある段差になっている部分の下あたりでしょうか?)河原の源泉が涌いているところの近くに浴槽を作り新鮮な源泉が浴槽に注がれているようにしているので河原の崖沿いに建物が作られているようです。

浴槽の淵にある丸い筒状の部分の穴からは常にお湯が外に排出されていてこれが源泉かけ流しで源泉が浴槽に投入されたぶんだけ浴槽に排出されているお湯のようです。このお湯が排水溝へと流れて行っていました。結構な勢いでお湯が流れて行っていたのと、入浴後に浴槽のお湯が溢れて少なくなってもすぐに満杯になっていたので源泉の投入量も多そうです。

浴槽の淵の切りかけの部分からは通常時にはお湯が流れていていませんでしたが、入浴するために浴槽に入った時など一気にお湯が溢れる時にこの切り掛け部分からもお湯が溢れていっていました。

洗い場はシンプルに水が出てくる蛇口があるのみだったので体を洗うのは浴槽のお湯を使う感じだと思います。

天井は高めです。湯気抜きと明り取りの窓が上の方にあるようです。

泉質は単純温泉(低張性弱アルカリ性温泉)で源泉の温度は40.3度。循環、加水、加温なしで源泉かけ流しでお湯が使用されていてます1時間程度でお湯が入れ替わると記載がありました。塩素消毒剤を投入と記載がありましたが入浴した感じは特に塩素の臭いは感じませんでした(いつも投入しているわけではないのかなと思いましたが未確認です)。
吉尾温泉がある場所は熊本県道272号線沿いですが球磨川沿いを通る人吉方面からは水害の復旧工事により交通規制があり通れないようだったので西側の方から向かいました。交通規制などについてはあらかじめ調べてから行った方が良いかと思います。対向車とすれ違うのが難しい個所も多いので慎重に運転して行きました。JR肥薩線の吉野駅が最寄り駅で徒歩15分くらいの距離ですが水害の影響により長期運休中で早くても2033年復旧予定のようです。路線バスは芦北町のバスのバス停が近くにあるようですが丁度良い時間のバスは無いようなので公共交通機関で入浴しに行くのは今のところ難しそうです。
吉尾温泉共同浴場は源泉に近い位置にある浴槽で温泉に入ることができる共同浴場でとても良い湯でした。知らないと絶対にたどり着くことがないような場所に建物があったり建物自体も共同浴場としては個性的な構造で今回入浴できたのは貴重な体験でした。以前から行ってみたかった温泉施設なので入浴しに行くことができとてもうれしかったです。地元の方のため共同浴場ですが地元以外の方も入浴させていただけるという施設だと思いますのでマナー良く入浴させてもらう事を心がけてくのが重要かと思います(もちろんどこの温泉施設でもそうですが)。とても好みの温泉だったのでまたの機会に入浴しに行きたいと思います。