2020年10月に日光旅行に行き、2日目の昼に日光田母沢御用邸記念公園と金谷ホテル歴史館に行ってきました。
日光旅行についてはこちらの記事にて。2泊3日で観光、温泉、乗り物、食べ物と楽しんできました。 続きを見る
日光旅行2020年秋 1日目
この日は午前中から日光の社寺エリアで東照宮などに行った後に、日光の社寺の西参道から国道に出て徒歩5分くらいの所にある金谷ホテル歴史館へ。
日光駅から日光の社寺に行く途中にある金谷ホテルの前身になる金谷カテッジインという明治8年に開業した宿泊施設に使われていた建物でが資料館になってます。創業者の自宅を改装して日光を訪れる外国人向けにつくられたこの宿泊施設は金谷侍屋敷と呼ばれていたそうです。
写真は侍屋敷と呼ばれていた当時からある建物につながる資料が展示されている通路のような建物の入口です。
金谷ホテル歴史館の中の写真は撮ってなかったのですが、天井も低く、当時の住宅を改装した宿泊施設なのがよくわかり貴重な歴史館だなと思いました。
隣接するカテッジイン・レストラン&ベーカリーという金谷ホテルベーカリー直営のレストランが受付になっており、入館料と引き換えに先程の写真の入口ゲートを通るのに使うコインを受け取りレストランの中を通って入口に向かいます。
レストランは落ち着いた雰囲気でゆっくりお食事ができそうなところでした。今回はその後の予定があったのでお食事はしてませんがまたの機会にお食事してみたいと思いました。
レストラン内にパンの販売コーナーもあったので、購入しました。揚げてないタイプのカレーパンは初めて食べましたが美味しかったです(この日の夕食に頂きました)
金谷ホテル歴史館を出た後さらに5分くらい歩いたところにある日光田母沢御用邸記念公園へ。
道からけっこう広い庭を通って入口に向かいます。
日光田母沢御用邸記念公園の建物は明治32年に当時皇太子だった大正天皇の夏の静養所として作られ、元々この地にあった資産家の別荘をもとに、江戸時代に作られた東京にあった建物を移設してきた部分と新築された部分を増設し、さらに大正時代にも増築され江戸、明治、大正時代の三時代の建築様式をもつ集合建築群とのことです。昭和22年まで天皇家の静養所や避暑地、戦時は疎開先にも使われていたそうです。その後平成になってから改修され今の美しい状態で公開されているそうです。
この入口から入ると下駄箱があり、靴をぬいでから受付へ。入口にいたかたのお話では無料のロッカー(コインを入れて鍵をかけて出すときにコインが戻ってくるタイプみたいです)もあるそうなので荷物がある場合は預けたほうがゆっくり見ることができそうです。
建物のなかもとても高貴な雰囲気なのと歴史を感じる内装でした。
とても広く、ゆっくりと見て廻ると見どころが沢山あります。(僕は時間の都合で速めのペースで見て廻りましたが時間をかけてじっくり見た方がお勧めだと思いました)
二階の窓から見た風景。美しい建物です。内庭にも出ることができます。
謁見所という部屋で、当時の天皇陛下が公式の来客との面会に使用された部屋だそうです。
説明書きもあり、どのような部屋かもその場で知ることができます。
ビリヤードが置いてある御玉突所。
日光田母沢御用邸記念公園と金谷ホテル歴史館は日光 2DAYパスポートで知って行ってみたのですが、かなり素晴らしくまた今度はゆっくりと見に行ってみたいなと思いました。