快速B.B.BASE内房号(JR 209系)

2021-11-07

2021年11月にBOSO BICYCLE BASEことB.B.BASEに乗車してきました。

その日の全体の事についてはこちらの記事に書いてます。

2018年にデビューしたこの列車、209系という通勤電車を改造して東京から房総半島へ自転車と人を運ぶ臨時列車にしてしまったという列車です。

変な改造大好きなので乗ってみたいと思っていたんですが、自転車と人を運ぶ列車だからか、切符の販売が通常の販売方法ではなく、びゅートラベルの旅行商品としての販売となっていて、ママチャリくらいしか自転車に乗ることない自分にはハードルが高かったわけです。

それが、2021年の秋の列車は2両分が普通の指定席の販売される(ただし、その場合は自転車を固定するサイクルラックは使用不可で、自転車を持ち込む場合は普通の列車と同じく持ち運び用に解体して専用の袋に入れる必要があるという事で、この列車のコンセプトを完全に忘れたようなルールになります(笑))という事でこれは乗らなくちゃという事で乗ってきました。

もしかすると新型コロナウィルスの影響で需要が少なくなってしまった苦肉の策なのかなとも思ったので、そうすると次回も同じような乗り方ができるかもわからないな、とも思いこの機会に。指定席はえきねっとで予約しました。

ちなみにBOSO BICYCLE BASEは暴走自転車基地じゃなくて房総自転車基地です。

指定席券は通常の快速よりちょっと高い840円。ネットで検索してると指定席での乗車の場合でも専用のパンフレットや乗車特典がもらえたと書いてあるのを見かけましたが、僕が乗った時にはありませんでした(タイミングによるのか、帰りの列車だと無いのかとかは不明です)

館山駅から出発するB.B.BASE内房号に乗りました。景色も楽しめそうなので両国からの行きの列車に乗りたいなと思いましたが、朝早かったので断念。

僕が着いたときは発車まで時間があったのでその後自転車に乗って到着する方々が沢山いました。

ホントに自転車が固定できるようになってるのは見てテンション上がります。近くで見てみたいなと思いましたが自転車について詳しくもない自分が知らない人に見せてもらうのは躊躇してしまい遠くから眺めてました(笑)

指定席として販売されていた席の車両はまだ乗車している人は少なかったですが、出発する頃にはほとんど座ってました。駅の放送で指定席が空いてるので緑の窓口で販売中ですと何度か放送していたので満席ではなかったようです。

今回乗ったのは先頭の車両でした。

旅行商品として販売されている席を利用のお客さんには自転車ごと駅の外からホームに入れる専用の入口が用意されてました。

僕のように指定席で販売されている席を利用の人は通常の列車と同じ改札から入場です(僕は他の駅から直接来たのでホームで乗り換えでした)

前から列車全体を。

知らない人が見たら自転車のプロモーションのラッピング列車かと思いそうな派手さです。今回乗った列車はこの1号車、2号車が指定席+乗車券で乗車の車両、他の3、5、6号車が旅行商品として販売されている席の車両でした。

こちらはフリースペースとして使用される4号車。ドアのほとんどが埋められて窓も少なくなっています。いかにも改造してドアを埋めました感が武骨な雰囲気でカッコいいです。

5号車、6号車です。フリースペースの車両と比べると他の車両はドアが閉まってる側から見ると普通の通勤列車に見えますね。

2人掛けのシートと1人掛けのシートの三列なので通路も席も広々としてます。

2人がけ向かい合わせの4人がけボックスシート席はテーブルも長め。チームでサイクリングするかたとかの事前のミーティングとかサイクリング後のお話とかが移動しながらできるというの良さそうですね。

1人掛けシート向かい合わせの2人ボックスシートのも足元はかなりのスペースあるので向かい合わせでも足がすぐぶつかるという事もなさそうです

席に座るとこんな感じ。

テーブルにはコンセントが2つ付いてるのでスマホの充電器とか持っていけば充電も出来ます。

シートはリクライニングしない固定式ですが、枕の部分だけ上下に動かして調整できます。

シートのガッチリ感と比べると枕部分の見た目は不安定そうに見えますが、実際に使うと良い感じでした。

フリースペースの車両以外の窓は元のままのようです。

4人がけの方の席も。

床はゴム製のシートが貼られていて、早朝や夜になってから自転車を持って乗り降りする時に注意しやすいようにかドアの近くは黄色くなってました。

こうやって見ると鉄板の床のように見えますが、ゴム製で滑りにいようになってました。見た目のカッコよさと自転車と一緒に乗る人に対しての実用性の両方に優れていてよく考えて作られてるんだなと思いました。

入口以外の所も同じつくりでした。経年で劣化するとどうなるのかはちょっと気になりました。

先頭の運転台の近くは元の雰囲気がそのままな印象です。

ここだけみると普通の通勤列車のようです。

LEDのディスプレイは駅名が出ていたりとこれも通勤列車っぽいですね。

網棚の所には席の番号がついてました。網棚もあるのは荷物が邪魔にならずに寛げて良いですね。

蛍光灯にはカバーが付いてカッコよくなってました。自転車の脱着で万が一ぶつけても大丈夫なようになんでしょうか?(座席の上のもこれでしたがそうとうアクロバットな事がおきなければここに自転車がぶつかることはなさそうです)

車両側面のLEDには列車名が出ていました。細かいところまでカッコいいですね。

フリースペースの4号車。出発前には何かミーティング的な事が行われてたのでじっくりは見てこれませんでした。(自転車の団体の方々?)

このドアを板で塞ぎましたみたいな感じ最高です。

車内のドアのあったところには大きなモニターが付いてました。

プロモーション動画的なのが流れてましたが一瞬しか見てないので内容まではわかりませんでした。

フリースペースにはロングシートもありました。元の車両よりずいぶんシャレオツになってます。走行中にフリースペースの車両も楽しみたいなと思ってたんですが、自転車を楽しんできて疲れはてた方々がグッスリ寝ていてまるで週末の通勤電車みたいでした(笑)

旅行商品として販売されている席は自由席なのですが、4人掛けと2人掛けの席なので相席を避けて乗り切れなくなってしまうようで、そういう方々がこのフリースペースにいたようです。(この日は旅行商品の席は満席ですという車内アナウンスがありましたが、4人掛けのボックスシートに2人位しか座ってないというのをいくつも見かけたのでそうなってしまうようです。確かに知らない人とボックスシートで相席は抵抗ある人多そうです)

お手洗いは1編成に2か所ありました。結構広いトイレで使いやすい感じです。

そして特記すべきはフリースペースの車両にトイレとは別に洗面台が2か所あり、これがセンサー式の液体せっけん、水、エアドライヤーとついているパーフェクトなタイプでした。(新型コロナウィルス対策でエアドライヤーは残念ながら機能を停止されてましたが)この洗面台、廃車になった新幹線についていたものを流用したらしいですが、新幹線クラスの設備が付いてるとは気合入ってます。

この洗面台のスペースはカーテンも付いていて広いスペースだったので、自転車を楽しんだ後に身だしなみを整えたりできる気が利いた作りの列車だと思いました。

B.B.BASE内房号は17時9分に館山駅を出発してしばらくして岩井駅に停車。そこからも自転車と乗車してる人がいるようでした。(その頃には日が暮れていてホームが暗くてよくわからなかったですが)そこから本千葉駅まではノンストップ。。ですが他の列車との時間調整なのか、運転停車で停まってる駅もいくつかあり(ドアは開かないですが)停車駅が2つの割にはそこまで早いわけではないようです。快速列車で特急列車より停車駅が少ないっていうのは凄いですが。

千葉を過ぎて総武快速線に入ってからは結構はやかったです。途中スカイツリーが綺麗に見えました。両国には予定通り19時半過ぎに到着。

両国駅の臨時列車ホームに到着です。古くは房総方面の列車の始発駅として使われていた両国駅。この両国の隣が房総となってる駅名標も

この臨時列車用3番線ホーム以外の1、2番線ホームは黄色い帯の総武緩行線のホームとなっていて、この3番線ホームは総武快速線の線路に繋がっています。

東京方面への総武快速線の地下トンネルの出入口がちょうどこのホームの横あたりにあるので、このホームからは東京方面に行き来できないため、東京駅からきた総武快速線の列車はこのホームには入れず全列車通過で、両国駅が始発か終点の臨時列車だけに使われてます。
(1、2番線は地下トンネルではなく橋を渡って川を渡り秋葉原やお茶の水、新宿方面に繋がってます)

B.B.BASEは普段使われていないこのホームに専用の出入り口を作っていて、旅行商品で乗車するかたは通常の駅の改札を通らず自転車ごと乗車できるようになってます。今回の僕のように指定席+乗車券の人は通常の改札から。

臨時ホームの入口はレッドカーペットがひかれた豪華仕様でした。

何年か前から乗ってみたかった列車に今回乗ることができ楽しかったです。

今回、指定席券で乗車できた車両はパッとみた限り自転車を専用の袋に入れて乗車してる人は見かけなかった(服装を見る限りでも現地でレンタル自転車でというわけでも無さそう)ので、指定席券で乗車できる車両に関しては普通の快速列車として乗車するのに全然抵抗ないなと思いました。(鉄道好きで乗ってるっぽい人も多かった印象。)

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