さんない温泉 三内ヘルスセンター(青森県)

2022-10-12

2022年の10月に青森県のさんない温泉 三内ヘルスセンターに行ってきました。源泉かけ流しの温泉でお湯のインパクト大の凄い温泉でした。

この日は”どこかにビューーン!先行イベント 新幹線 どこかに冒険days”というイベントで当日に新幹線の行き先が抽選できまり日帰りで新青森まで往復する旅行でした。この日全体の事はこちらの記事にて。

三内ヘルスセンターは青森駅近くから乗れる路線バスで行ける三内温泉前という最寄りのバス停から徒歩ですぐなのですが、この三内温泉バス停まで行く路線バスは本数が少ないのでちょうどいいバスが無い時間は15分位歩く他のバス停から行くか新青森駅から歩いて20分位で行くこともできます。僕は行きはすぐ近くのバス停までのバスに乗れたのですが、帰りは丁度いいバスが無かったので新青森駅近くのバス停まで15分位歩いてそこからバスで青森駅まで戻りました。

三内温泉前のバス停からあるいて1~2分位で大きな駐車場がある温泉施設が見えてきます。平日の昼過ぎでしたが駐車場には結構車が停まっていました。

昭和を感じる雰囲気の建物でとても好みです。自然の霊泉長命を寿ぐというキャッチコピーもインパクトあります。寿ぐって何て読むんだろう?と気になってすぐぐぐったら”ことほぐ”と読むようです。大きな建物ですが現在は、入り口から左側のみ使われてるようです。以前は宿泊施設なども営業されてたようです。冬場は雪が降る地帯だからか屋根の一部は傷んでいるようでした。

玄関を入ってすぐのところで靴を脱いで下駄箱に靴はしまいます。

玄関から入ると目の前に券売機。その横には売店がありましたが営業していないようでした。

利用券を券売機で購入して玄関横にある受付で利用券を渡して受付をしていただきます。

受付の先には休憩所があります。大きなスペースにソファーが並んでいます。

ソファーがある近くの壁にはテレビもあったので湯上りなどにここで休憩するのも良さそうです。

マッサージの機材が並ぶコーナーもありました。

脱衣所の入り口は昭和の雰囲気がグッとくる造りでタイムスリップするような気分になりました。

脱衣所の中も広くロッカーはありませんでしたが棚が沢山あって相当な人数が使用しても足りない事はなさそうでした。洗面台も脱衣所にありました。

ちょっとした体育館のような広いスペースに大きな湯船が広がります。浴室に入った途端硫黄(硫化水素)の香りを強く感じ、浴槽のお湯は白く濁った温泉です。湯船の温泉に浸かるとなんというかパワーを感じるような強烈なインパクトを感じて湯上りには頭がさえるような感覚になりました。

湯船は中に区切りがあって温度が違う2か所に分かれていました。

壁の上の部分から源泉が投入されて滝のようになっています。温泉の成分が浴室内に充満しているのか源泉から離れた場所も含めて壁の塗装が腐食していてまるでアートのようになっています。床には温泉の成分が白く固まっていて浴槽のそこにも温泉成分が固まっているようでした。

洗い場は浴槽と反対側の建物の外側に面した方に並んでいました。シャンプーやボディーソープは置いていないので持参が必要です(僕はこの日は当日まで行先がわからない旅だったのですが念のために持ってきておいて正解でした)

ネットなどの情報で凄い個性的な温泉のようだったので行くときはちょっと緊張しましたが、建物に歴史を感じるものの浴室以外の脱衣所などは綺麗な感じがしましたし地元の常連さんと思われるお客さんたちも静かに温泉を楽しんでいるようでした。温泉が好きな人で共同浴場などに行き慣れている人ならお湯も雰囲気も満喫できるかと思われます。

※2023年の㋄から設備修理のため休業なさってるそうでこの記事を書いている2023年9月時点でもまだ休業中のようです。とても素晴らしい温泉で雰囲気も含め他にはなかなかない温泉なので営業再開してほしいなと思います。(以前も数か月休業のしていたことがあるようですが、建物も老朽化していそうなのでちょっと心配です)

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