どこかにビューーン!先行イベント 新幹線 どこかに冒険days で大宮から青森へ。2022年10月

2022-10-12

2022年10月12日に 新幹線どこかに冒険days というイベントに参加してきました。

こちらのイベント、2022年12月から開始する どこかにビューーン というという、申し込み後に行き先が抽選で決まり新幹線で旅行ができるというJR東日本のサービスの先行体験イベントとしての開催で、9月、10月に東京駅、上野駅発着での回が開催され、今回は大宮駅発着での回でした。

今回の新幹線どこかに冒険daysは体験版の先行イベントということで、どこかにビューーンとは違う内容もあるので、違う点は記事の最後にまとめて記載しておきます。

大宮駅に8:30-8:50に集合という通知がメールで来ていたので集合時間…の30分前に着いちゃったのでイベント会場を見に行くとリハーサルをやってました。大宮までの列車が遅延したらやだなと思って早めに家を出たら順調に着いたので早すぎました。集合&抽選の会場が改札を出た東西連絡通路にチェーンを張って機材などが設置された特設会場だったので、参加者以外も外から見えるようになってました。

時間になったので受付に行くと、集合時間が記載されいるメールをスマホで確認してもらい列へ並び列で順番を待って受付へ。身分証明書と、受付リストで受付スタッフさんに本人を確認してもらい抽選券と説明書きの紙を受け取りました。(説明書きは抽選前に回収。抽選権は抽選後に回収されました)

こちらが抽選券。カードサイズですが厚みは普通のカードの3倍くらいありました。

今回のイベントでは目的地が12か所から抽選になりますが、あらかじめ4つの行き先候補が設定された3つのグループのどれが良いか希望を出し、どのグループになるかの抽選があったので当日までにグループは決まっていました。(その3グループそれぞれで集合時間が違ったようです)僕はAグループだったので新青森駅、一ノ関駅、新庄駅、長野駅の4か所が抽選の候補でした。他のグループはBグループが盛岡駅、角館駅、越後湯沢駅、上越妙高駅でCグループが八戸駅、新潟駅、郡山駅、軽井沢駅でした。

12月から始まるどこかにびゅーーんの場合だと、申し込みの時点で候補地が4つ決まり、申し込みから3日以内にその4つのうちの1つが目的地に決定するようになるようなので、今回のどこかの冒険daysと違ってあらかじめ計画を立てられるのが便利かと思います。(当日抽選もかなり面白いですが(笑))

この3台のマシーンが今回の目的地を抽選するマシーン。

イベント名が出てる大型ディスプレイの横にある白い四角い部分が抽選券をタッチする部分です。この抽選マシーンで当日まで目的地がわからない旅行に行きたいという皆様の行き先が決定します。四角い部分にホントに読み取る機能がついているのかは謎です。

集合時間に会場で受付し、Aグループの回の抽選が始まります。抽選の前には抽選機の前のスペースに整列し、司会の進行で駅長さんの挨拶があったり、今回の目的地候補のうち、新庄駅、一ノ関駅との中継映像が抽選機両脇に設置されていた大型モニターに映し出されて、現地の駅員さんが観光やお土産、グルメなどの紹介をしてくださったりとイベント感満載でした。

自分の抽選の順番になり、抽選券を抽選マシーンの読み取り部分にタッチすると抽選マシーンの画面がスロットのように回転しだします。

そして抽選の結果が画面に表示…

な、なんと!抽選の結果、新青森が目的地になりました!!今回の行き先4か所とも温泉とか美味しそうな食べ物ある場所だったのでどこに行けても嬉しかったのですが、前々から行ってみたいと思ってて一番行きたかった場所なのでテンション上がりまくりました。他の3か所についてもあらかじめある程度の情報は集めていたので、また違う機会に行ってみたいなと思います。(どこに行っても良い温泉がある)

この当日に抽選で行き先が決まるのは先行イベントの新幹線どこかに冒険daysだけだったので、貴重な体験できました。

抽選コーナーを出ると記念撮影コーナーがありました。大宮駅の駅長さんがいらっしゃったので一緒に撮っていただきました。

そして僕の手にはなにやらシャレオツなトートバッグがありますね。

今回の切符(トートバッグです)大宮駅から抽選で決まった駅までの往復の切符になっています。トートバッグとしても普段使いしやすいデザインですね(ただし鉄道マニアに限る)

改札口を通るときはこの切符(トートバッグの形)が大きすぎて自動改札の切符のとこに入らないので有人改札で切符(トートバッグ)を駅員さんに見せて通ります。知らない人が見たら切符の柄のバッグを駅員さんに見せて改札を通ろうとするヤバいやつだと思われる可能性が否めないので楽しくなります。

どこかにビューーンの場合は、申し込み後SuicaなどのICカードに切符を紐づけて自動改札でタッチして通るかたちになるそうなのでだいぶスマートになります。

切符(トートバッグ)の中には指定席のみ券(往復)と書かれたA4サイズの紙がクリアファイルに挟挟まれて入っていました。

この紙(指定席のみ券)に行きと帰りの列車と席が記載されています。往復それぞれの出発、到着の時間はこの紙で確認して時間になったら列車に乗って指定の席に座って移動という流れです。

今回のイベント、1人もしくは2人で応募できるので、席の確保ってどうなってるんだろ?と思ってましたが、当日の抽選後のオペレーションを見ていると、用意されていたトートバッグ(切符)の中にもう一人分のトートバッグ(切符)が入った状態で2人分の席が用意されていて、僕のように1人の人に当たった場合は中に入ったバックをよけて1人分のみ渡す、2人の人に当たったら中に入ったバックも同乗者に渡すというようにしていたようです。スムーズな運用という面ではだいぶ考えられているなと思いました。(余ったトートバックの行方は気になりますが)

行きたかった青森が当たった興奮も冷めぬまま、とりあえず新幹線で飲む飲み物を買おうと思い、青森りんごのジュースを買ってみました。まだ大宮なのに!

抽選から出発までは最短で15分程度との案内がありましたが、僕の場合は40分ほど時間があり余裕ありでした。

今回新青森駅行きになった人が指定された列車は9:59分発のはやぶさ号。大宮駅を発車すると仙台駅、盛岡駅、新青森駅とほとんどの駅を通過するうえに盛岡まで秋田新幹線を連結もしていないのでとにかく速い新幹線でした。ネットで他の場所に行くことになった参加者のSNS投稿をみるとやまびこ号だったりでもっとゆっくりの場合もあるようです。

この列車、北海道新幹線の新函館北斗駅行き。新青森駅で寝過ごしたりすると津軽海峡を越えてしまうので寝過ごすことだけは許されません。(前日、何故か全然寝れなかったり目がすぐ覚めてしまったりで6時間布団に入ってたのに半分ぐらいしか寝れずに寝不足でした。普段寝れない事とか全くないのに、遠足前の子供みたいなことになってびびりました)

という事で東北新幹線はやぶさ号に乗ります。車両はE5系。時速320キロで営業運転できる速いやつです!

普通車ですがさすが新幹線。リクライニングするのはもちろんヘッドレストの高さ調整もできる快適なシートです。近くの席をチラッとみるとなんだか大きな切符の柄のトートバックを持っている人が何組かいました。

車両の端の席だったので目の前は壁。テーブルもやけにデカいのがついてました。リンゴジュースを置いたらめちゃスペース余ってました。

今回乗った8号車は新幹線オフィス車両というのになってるようで車内でスマホ2台とパソコンを駆使して仕事してるビジネスマンとかも見受けられました。この新幹線オフィス車両、コロナ流行の影響で席が余ったからか、1両をオフィスとして使えるフリースペース(他の車両の切符で乗車して8号車は好きに使える感じっぽいです)として開放するという試みだったようです。今年の6月からはやぶさ、はやて号はフリースペースとしての開放はやめて、オフィスとして仕事を使う人が優先の指定席としているみたいです。僕は全く仕事もせず頭の中は温泉と食べ物の事でいっぱいです。

順調に列車は進み、埼玉県~栃木県~福島県~宮城県~岩手県と通り、青森県へ。青森県に来るのは完全に初めてなのでかなり楽しみです。

新青森駅に到着しました。東北新幹線はここまででここから先は北海道新幹線になります。(本州にもう一つ駅有るけど)予定通りの12:34に到着。時速300キロとかで走る列車が1分も狂わず到着するという新幹線の凄さを実感。

帰りの列車は17:44なので約5時間の青森滞在のスタートです。

ここで在来線に乗り換えます。今回の新幹線 どこかに冒険daysだと在来線への乗換改札は使えずに一度改札の外にでないとのようだったのでちょっと遠回りでの乗換でしたが、そのかわり連絡通路的なところでねぶたが歓迎してくれていて青森来たぞとテンション上がります。青森周辺の在来線は2023年(時期はいまのとこ未定?)からSuicaを使えるようになるそうですが、今回はまだなので券売機で切符を購入。

奥羽本線に乗り換えます。新幹線の乗り継ぎが良い時間に設定されているのか、待ち時間もほとんどなくかつ急がないでも乗換できる良いタイミングの12:49に出発です。車両は701系。扉から入ると車内のフロアとの間に1段高さがあるという普段乗らないタイプの作りでした。(ホームの高さが低いためそういう作りのようです)

一駅で青森駅に到着です。新青森駅から青森駅はすぐなので時間は12:53着。

青函連絡船があった時代はここ青森で船と乗り換えるため多くの列車が発着していたからでしょうかホームも多く長い編成も停まれる長さもあります。

青森に来たら食べたいと10年以上思っていたご当地ラーメン 味噌カレー牛乳ラーメンを食べに駅から歩いて5分くらいの所にある味の札幌 浅利というお店にきました。同じく青森駅の近くで味噌カレー牛乳ラーメンで有名な 味の札幌 大西というお店でも食べてみたいと思っていましたがそちらは水曜日が定休日なので迷わずにすみました(笑)(元々、同じお店で修行した方がそれぞれやっているお店みたいです)

お店につくと店内は満席、外には5~6人くらい並んでいましたが、そこまでは待たずに入店できました。(平日の昼なのもあってパッと食べるお客さんが多く、回転よかったです)

念願の 味噌カレー牛乳ラーメン(バター入り)です。名前の印象からちょっと個性が強い感じのラーメンだったらどうしようかとも思ってましたが、バランスいい完成度高いラーメンでした。ラーメンのスープに牛乳が入っていてまろやかでコクがあり、味噌とカレーの味がスープに負けずにしっかりとした味にしてくれていると思いました。(カレーとついてますが、カレー味だけど辛くはない感じです)麺は中太ちぢれ麺でスープによく絡みつつ食べ応えある麺でよくあってました。具もメンマ、ワカメ、チャーシュー、モヤシとあって食べ飽きず、途中からバターを溶かすとコクとパンチが加わり最後まで美味しかったです。

先ほど書いてた味の札幌 大西やそのルーツである札幌館といった他の味噌カレー牛乳ラーメンのお店にも行ってみたいし、青森には他にも津軽ラーメンと呼ばれる煮干し系のラーメンだったり八戸の方には八戸ラーメンというさっぱり系の醤油ラーメンがあったりとご当地ラーメンが色々あるようなのでまた青森にラーメン食べに行きたいです。

食べ終わってお店を出ると13:29。次の目的地に移動します。

先ほどのラーメン屋さんから徒歩3分くらいのとこにある新町一丁目というバス停から青森市営バスの路線バスに乗ります。車両はいすゞの中型路線バス エルガミオ。

13:33発のバスに乗れましたが、この後だと目的地近くのバス停に行くバスが夕方までなかった(他のバス路線だと目的地から徒歩20分くらいのバス停で降りないとになっちゃう)のでこのバスに乗れたのはラッキーでした。

目的地の目の前にある三内温泉前バス亭に14時ちょい前に到着。

さんない温泉 三内ヘルスセンターという温泉に来ました。

コチラの温泉、日帰り温泉施設なのですが、源泉かけ流しの温泉で、白いお湯でとても成分が濃い温泉でした。そして建物は昭和を感じるレトロな建物なのですが温泉成分が濃すぎるためか浴室の壁がある意味アートのようにも見える感じに劣化していたり湯舟の周りの床には温泉の成分が固まったものがコーティングされていたりと個性がかなり強い温泉です。温泉の香りも強め。平日のお昼というのもあってお客さんは地元の高齢な方が殆どといった感じでしたがみんな静かに黙々と温泉を満喫しているようでマナー良い印象でした。こんな良い温泉に日頃入ってたら健康になりそうです。

そんなに長い時間入っていなかったのですが、とても濃い温泉の成分のおかげかとても体に効いた感じでここまでの疲れも回復。パワーある感じの温泉でした。

オシャレで綺麗な温泉施設を求める人には全くお勧めできませんが温泉がとにかく好きな方にはお勧めです。また行きたいなと思います。

さんない温泉 三内ヘルスセンターについて詳しくはこちらの記事にて。

先ほど降りたバス停はバスの本数が少ないので新青森駅近くにあるバス停まで20分ほど歩いて移動します。バス停は三内霊園入口というところで、先ほどの温泉から20分ほど歩くうちの半分くらいはお墓の間の道を歩いてました(かなり大きな霊園)

ここから青森市営バスの路線バスに再び乗ります。車両は日野の大型路線バス ブルーリボンⅡ。14:53くらいに出発。

青森駅までそのままバスでも行けたのですが、バスがちょっと大回りに青森駅まで向かうようだったのと、せっかくなので青森駅周辺の街並みの中も歩いてみたいなと思い青森駅から少し離れたところにある古川というバス停で降りました。(15:05くらい到着)

そこから青森駅のまでの街中を歩いて駅前を通り。その先を進んでいって海の突き当りにある埠頭公園という公園に行きました。この公園の横には青森駅からのびた線路(列車の入れ替え用の線路??)があました。線路は途中から撤去されているっぽい感じ(撤去されたのか最初から途中までだったかはよくわかりませんでした)でしたが海の近くまで架線がひかれてました。

埠頭公園で海を見てからちょっと青森駅方面に戻ってきます。すると船に向って線路が伸びてます。これは青函トンネル(今は北海道新幹線と貨物列車と一部の在来線臨時列車が走ってる津軽海峡の下を通って本州と北海道をつなぐトンネル)ができる前に青森駅と函館駅を結んでいた船である青函連絡船用の施設で、線路と船を可動橋を使ってつなげ、青森駅まで来た貨物列車などがここから船に乗って海を渡っていたという場所になります。今は青森駅からの途中で線路が繋がってないのですが、この可動橋は機械遺産というのに認定されて保存されているようです。これはかなり貴重なものかと思うのでこのまま保存していただきたいなと思いました。そしてその可動橋の先の少し離れたところには青函連絡船として使用されていた船があります。

八甲田丸という船で現在はここに固定されていて青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸という名前で保存及び海上博物館として使用されています。

ここで15:30とまだ時間に余裕があるのでこの八甲田丸と次に見に行く施設のセットの入場券を購入しました。

中には青函連絡船関連の資料やその周辺の鉄道関連の資料が多く展示されています。

また、青森の歴史の展示もされていて、これは昔の青森の風景を再現した展示。他にもこのような展示が沢山されていました。

もちろん船の設備も多く残っていて、このようにブリッジを見学出来たり、当時の客席や寝台室などが見れたり、エンジンルームでは船を動かしていたエンジンや電気を供給するために搭載されていた発電機も見学することができました。

そして今回一番楽しみだった車両甲板。当時貨物車を搭載していたところに本物の鉄道車両が展示されています。貨物車両を機関車が押したり引いたりと船から出し入れするときに貨車と機関車の間に連結していた控車というレアな車両も数両展示されていました。(他に用途が無かったからそのまま他のとこに持っていくことも無かったのかもしれませんが)なかなかお目にかかることがない車両なので貴重な体験しました。見た目は板に柵と車輪がついてるだけみたいな車両ですが。(この写真の左の)他にはこの写真の右側に写ってるディーゼル機関車のDD16や特急列車用のディーゼル車両のキハ82といった実際には青函連絡船で運んでいなかった車両も展示されていました。(列車に乗って青森まで来たお客さんは列車を下りて船の客席に乗換、貨物列車は荷物ごと船に乗せてた感じです)

50系客車の郵便、荷物車のスユニ50が2両。普通列車用の客車(機関車がけん引する列車)の中では新しい方の車両ですがそれでも40年くらい前に作られた車両です。

揺れる船に乗せるためにこのように金具で車両を船に固定するようになっていたようです。

青函連絡船が運行していた当時の貨車が展示されているわけではないですが、このような感じで鉄道車両を船に乗せていたんだなというのを見学できる貴重な博物館だと思いました。

今回は後の時間の事も考えてちょっと駆け足で見学して30分ちょいでした。ゆっくり見るなら1時間位あると良いかと思います。

八甲田丸から青森駅方面に徒歩2~3分くらい歩くとねぶたの家 ワ・ラッセという施設があります。先ほどの八甲田丸でこのワ・ラッセとセットになった入場券を購入しておいたのでちょっとお得な金額で入場できました。入場したのは16:10くらい。なんだかやけに大きな建物だなと思いながら中に入ると有料の展示コーナーへの入り口は2階でした。(1階にはお土産物屋さんや飲食コーナーががありました)2階の展示物でねぶたに関する資料の展示などをみながら奥に進むと大きなスペースに。

1階から吹き抜けになってる広いスペースに本物のねぶたが展示されていました!かなりの大きさでテンション上がります。

そのまま1階に降りれるようになっていて近くで迫力満点のねぶたを見ることができます。有名なのでもちろん今まで写真だとか映像でねぶたは見た事ありましたが、実物の迫力と美しさは衝撃的に感動しました。

ねぶたは数台展示されていましたがどれも幻想的な美しさでずっと眺めていたい気分になりました。これは祭りにも行ってみたいです。

青森駅から徒歩で5分くらいの位置にあるので青森駅行くときにかなりオススメな施設だなと思いました。ねぶたの歴史とか写真が展示されてる資料館みたいな感じかなと思って行ったのですが、良い意味で想像と違った施設でした。今回、時間に余裕があれば行こうかなと思って調べておいたのですが、バスでの移動が待ち時間ほぼ無しで時間に余裕ができて行くことができたのでかなりラッキーでした。

ワ・ラッセを出て16:30過ぎくらいだったので隣にあるA-FACTORY という施設に。こちらは1階がお土産物屋さんになっていて青森のお菓子だったりその他色々な食べ物などが売っていたり、お土産物以外にも飲食スペースもありハンバーガー屋さん、スイーツのお店もありました。

そしてこのA-FACTORY ではリンゴを原料として発酵したお酒のシードルを作っていて、2階のレストランでは生シードルを飲めるというので残りの時間で生シードルを1杯。とても飲みやすい味で美味しかったです。

レストランではおつまみだったりガレットなどのフードメニューもありました。また、レストランの入り口前にはシードルを有料で少しずつ試飲できるテイスティングバーというのもあって、お金をレストランで支払い、よく日本酒の有料試飲があるのと同じような感じで専用のマシンを使って試飲できるようでした。(日本酒でよくあるのと違うタイプのマシーンでしたが)また行って今度は試飲コーナーで飲み比べとかやってみたいです。

そろそろ帰りの列車に向かう時間です。17:26に青森駅を発車する奥羽本線の列車で新青森駅に戻ります。平日の夕方というのもあって車内は結構混んでました。車両は701系。

新青森駅に17:31に到着。帰りの新幹線で食べる夕食のお弁当を購入します。

しかし、ここで買おうと思っていた駅弁屋さんが全商品品切れ。コロナ流行の影響で営業時間を短縮して18時閉店になっていたためかこの時間にはすべて売り切れてしまっていたようです。イクラがのったお弁当食べたいなと思っていたのですが残念です。また別の機会に。大宮まで何も食べ物内のお腹すきそうだなと思い改札内あるコンビニのニューデイズを見てみると駅弁屋さんのとは違うようですが青森のお弁当があったので購入。

無事、帰りに指定されていた新幹線に間に合いました。17:44分発はやぶさ号で帰ります。この列車は新青森駅始発だったのでホームに着くとすでに列車が停まっていました。車両は行きと同じくE5系。

帰りの車内では先ほど買ったお弁当をいただきます。幸福の寿し本舗のとりめしです。青森県産のシャモロックスープで炊き込んだというご飯の上にそぼろと焼いた鶏肉などがのったお弁当で美味しかったです。同じくニューデイズで買ったJAあおれんのりんごジュースと共に帰りの新幹線でも青森を楽しみました。

行きの新幹線がとにかく速いやつだったので2時間半ほどで大宮から青森に着きましたが、帰りの新幹線は行きより停車駅が多かったのと、盛岡駅で秋田新幹線を待って連結する待ち時間があったので、約3時間。それでもめちゃ速いと思いますが。

今回の新幹線どこかに冒険days、もし指定された列車以外に乗ったり指定以外の駅でで降りたり乗ったりした場合、全額正規の運賃、特急券を購入しなおしというルールになってます。つまり寝過ごしたら高額なお支払いが待っています!

という事でお弁当もジュースもなくなり外は暗くて景色も楽しめないので万が一寝てしまうことを防ぐために車内販売でお菓子とコーヒーを購入。

新幹線乗る前に買って持ち込むよりは割高ですが、便利な車内販売がこれからも続いてくれたらという応援と考えれば高いものでも無い気がします。チョコレートとブラックコーヒーの組み合わせで飲食するの好きなんですが、コーヒーは良く冷えていてこれまた最高でした。車内販売のコーヒーといえば東北新幹線のはやぶさで11月から車内販売でホットコーヒーが復活するそうなのでこれからの時期に良さそうです。

無事寝過ごすこともなく大宮駅に到着。帰りも予定通りの時間でした。普段、普通列車を乗り換えて乗り換えてって感じの旅行をすることが多いので乗り換えなしで青森から埼玉まで帰ってきてなんだか名残惜しい気持ちになりました(笑)普通列車じゃ日帰りで青森には絶対いけませんが。

当日に抽選で行き先が決まるという今まで体験したことが無かった旅行でしたが、約5時間の滞在時間でご当地ラーメンを食べ、個性派源泉かけ流し温泉に入り、埠頭を海を見て、博物館になってる船を見学、ねぶたの展示をみて、お酒を飲む。という感じでかなり満喫できました。移動のバスにタイミングよく乗れたのがラッキーだったと思います。

今回は当日に現地到着、現地出発の時間がわかるイベントだったので、ある程度の行き先を決めておきつつ現地で楽しみながら時間をみつつ次の目的地までのルートを決めたりという感じでしたが、本イベントのどこかにビューーンだとあらかじめ行き帰りの列車の時間もわかるので予定も組やすいかと思います。

ここで、先行イベント(今回参加した新幹線どこかに冒険days)と、本サービスの どこかにビューーンの相違点のまとめを。

・代金(往復)
先行イベント:6000円を支払い(オンラインサイトJRE MALLにてカード等で購入)
どこかにビューーン:JREポイントを6000ポイント使用(ポイント以外での申し込み不可)
⇒本イベントはJRE POINTでしか申し込みができないのが注意点だと思います。ビューカード使ってるかただとポイントたまりやすかったりするみたいですが、僕は使ってないのでマイナポイントをJRE POINTで申し込んでポイント用意しています。

・行き先の抽選方法
先行イベント:申し込み後にメールで行き先候補が4か所連絡。当日に行き先が決定
どこかにビューーン:行き先候補4か所を確認してから申し込み。3日以内に行き先が決定
⇒先行イベントの当日発表と違い、申し込みから3日以内に行き先が決まるので当日抽選のドキドキ感は味わえませんが予定は組みやすいかと思います。

・行き先駅の数
先行イベント:12の候補駅から2段階で抽選
どこかにビューーン:47の候補駅から2段階で抽選
⇒行き先候補が多い分抽選の楽しみも増えます。申し込みの時に候補が4つに絞り込まれるので行ったことあるとこばかりで違う所が良いなと思ったら申し込まないというのもできそうです(実際の申し込みの感じがどうなるかがまだわからないのでなんともですが)⇒4つの候補は好みのが出るまでなんども再チャレンジできるようになってました。再検索できる回数は1日あたりの制限があるようです。また、ある程度の傾向があったり、すでに指定席が多く予約されている日、時間帯だと検索できない場合もありました。

・日程
先行イベント:イベント開催日3日のなかで希望日(日にちによって出発地が違う)
どこかにビューーン:申し込み時に出発と帰りの日程を指定。出発日の6日~21日前に申し込み
⇒先行イベントが水曜と木曜で日程が固定されてたので予定あわなかったかたもいそうですが、本イベントだと自分の予定に合わせられるのが魅力的です。予定や予算に合わせて1泊2日でとか3泊4日でとか、サクッと日帰りでとかいろんな楽しみ方ができそうです。

・現地滞在期間
先行イベント:日帰り(概ね5時間)
どこかにビューーン:日帰り(最短5時間)~7日間
⇒日帰りでも楽しかったですが、せっかくなら泊りで楽しみたいなとも思ったので滞在時間(日数)を選べるのは魅力的だと思います。

・切符(改札)
先行イベント:トートバック型切符を有人改札で見せる
どこかにビューーン:行き先決定後にえきねっとサイトで指定席券とICカード(Suica)を紐づけ、ICカード(Suica)で自動改札でタッチ
⇒デカい切符はテンション上がるものの持ち運びには不便だったのでICカードで良いのは便利です。モバイルSuicaでも大丈夫そうなので使い勝手良さそうです。

・人数
先行イベント:1~2名
どこかにビューーン:6名まで
本イベントの説明書きに友人と一緒に申し込みできるという記載はあるけど1人で申し込みできるという記載が無いのがちょっと心配ですが、2名以上で申し込みとかも書いてないので1人でも申し込みできるんじゃないかと思ってます。1人から申し込みOKでした。

・出発地
先行イベント:イベント開催日3日でそれぞれ東京駅、上野駅、大宮駅
どこかにビューーン:申し込み時に東京駅、上野駅、大宮駅から選択
⇒埼玉県に住んでるので集合時間も考えて大宮の回に参加しましたが、どこかにビューーンだと出発の時間帯も選べるようなので東京駅から申し込んだりしたいなと思ってます。

このように、先行イベントと比べて自由度も高く、予定も組みやすくなっていますが、大まかな行き先が運で決まる旅行というのも生活の中のアクセントとして楽しいんじゃないかと思います。しかもJREポイントを6000ポイントというかなりお得なポイント数で往復新幹線の旅行できるというのも魅力的です。

 

という事で、12月に本サービスの どこかにビューーンが開始したら申し込みたいなと思います。12月は他に出かける予定もあるのでちょっと後の時期にしようかとは思います。

-2023年追記-
2023年の1月にどこかにビューーンを申し込みして旅行に行ってきました。

その時の事はこちらの記事にて。

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