2022年の12月に長野県の浅間温泉にある日帰り温泉施設の 坂本の湯 に行ってきました。
青春18きっぷを使い埼玉から愛知～岐阜～長野と温泉巡りをしながら美味しいものとかも食べてきました。旅行全体の事はコチラの記事にて。 続きを見る
青春18きっぷ（愛知～岐阜～長野で温泉巡り）2022年12月
浅間温泉は松本駅から路線バスで30分位の所にあります。僕が行った時はアルピコ交通の路線バスで下が2023年から松本市が運行主体の公設民営バス「ぐるっとまつもとバス」というバスに移行したようです（実際の運行はアルピコ交通に委託）。時刻表などはこちらの松本市のHPで見れます（浅間線という路線です。）
浅間温泉は飲食店、お土産物屋、旅館などが色々とありました。今回行った坂本の湯は少し坂を上った高台のような場所にありました。駐車場も道を挟んだところにありました。（この写真の右側の方）
品格を感じる建物で建物に近づくとワクワクしました。
こちらは元々は旅館だった施設ですが、2021年に旅館としての営業は終了して、改装後に坂元屋という こども園として建物を活用。温泉施設の部分は日帰り入浴施設の坂本の湯として営業しています。（こども園は坂元で温泉は坂本と文字が違うようです。理由はわかりませんが）
玄関の雰囲気も最高です。
玄関から中に入るとロビーがあり受付もあります。建物の中も品がある作りで素敵です。
ロビーにはテーブルと椅子が設置されてました。
そして中庭だったところは、こども園の砂場として活用されているようです。こんな上質な造りの建物で遊ぶ子供たちの将来が楽しみです。
ロビーから温泉施設への通路の入り口です。
脱衣所の入り口の暖簾も雰囲気良いですね。
暖簾をくぐったところで靴を脱ぎます。ロッカーもありました。
脱衣所のカゴは置いてある棚の板が少し手前に傾けた造りになっていてカゴから出し入れがしやすいようになってて気配りを感じます。
脱衣所と浴室の間の扉と壁には大き目の窓ガラスがあって解放感あります。洗面台も綺麗で清潔感あるのが嬉しいです。
浴室もともて雰囲気が良くてテンション上がります。そして温泉のお湯がとても良かったです。細かい白色の湯花が舞い、かすかに硫化水素の臭い（硫黄の臭い）もします。若干ツルっとするような湯ざわりに感じました。お湯の温度も丁度良くとても気持ちいいお湯でした。
浴槽は4人くらいがゆったり入れるサイズくらいでそこまで大きくないですが、これはこちらの温泉の源泉をかけ流しで使うのにちょうど良いサイズになってるようです。
拘りの湯使い。
湯口も風格を感じます。
洗い場は片側に2か所
反対側にも2か所ありました。ボディーソープやシャンプーも設置されています。
泉質はアルカリ性単純温泉（アルカリ性低張性高温泉）pH8.9のアルカリ性です。源泉の温度は46.5度となってますが、湯舟の温泉はそこまで熱くなく丁度良かったです。源泉かけ流しで加水、加温、塩素消毒剤投入無しと源泉を最大に楽しめる湯使いが素晴らしいです。
今回、浅間温泉には初めて来ましたが温泉も施設の雰囲気もとても素晴らしくて行って良かったです。浅間温泉自体の雰囲気も良くて飲食店なども気になるお店がいくつかあるのでまた来てみたいと思います。
こちらの施設は旅館での営業は終了してしまったものの、建物をこども園として活用して温泉は日帰り施設として営業を続けるという方法で素晴らしい温泉と建物を残しておくことができているというのはとても良いなと思いました。