本沢温泉(長野県)

2023-05-26

2023年の5月に日本で一番標高の高い場所の野天風呂がある本沢温泉に行ってきました。期待をはるかに上回る景色ととても気持ちい温泉を楽しめました。

この日は金曜日に埼玉を出発し本沢温泉に1泊して帰りには小海駅近くのパイ屋さんでパイを買って食べたり甲府で美味しいほうとうを食べたりしながら帰りました。旅全体の事はこちらの記事にて。

本沢温泉に行くのには登山口やルートがいくつかありますが今回は公共交通機関で一番便利そうな小海線と路線バスで向かいます(調べた感じだと他のルートでもっと歩く距離が短いルートもあるようですが自家用車やレンタカーで運転していくかタクシーでないとアクセスが難しそうでした)JR小海線の小海駅、もしくは隣の松原湖駅から小海町町営路線バスに乗ります。松原湖駅の場合、バス停が少し駅から離れた所にあるので初めての場合は小海駅から乗った方が良いかと思います。小海駅は駅前にバスが来ますしお手洗いなども充実していました。

こちらのバスは、車内アナウンスが全く無く、降りたいバス停が近づいたら降車ボタンを押すようなのですが初めて乗った場合はかなりハードかと思いますので、乗る時に運転手さんに降りたいバス停を伝えておくと良いと思います。(僕はたまたま乗る時に、みどり池入口まで行きたいのですが。と乗りたいバスかあってるか聞いたので丁度良かったです)
運賃は後払いで800円でした。交通系ICカードなどは使えないので現金で支払います。1000円の両替機はありましたができれば小銭を用意しておいた方がスムーズだと思います。

時刻表などは小海町のHPでご確認ください。冬から春の間は途中のリエックスという所までしか行かないので冬場に本沢温泉にバスで行く場合は注意が必要です。

みどり池入口バス停で降ります。途中で稲子登山道入口というバス停もありますがこことは違う場所です。

このバス停の近くには10台くらい停められる無料の駐車場があり自家用車で来た場合はここに停められるようです。先に行った次のバス停の近くにある稲子湯という宿には宿泊者以外も有料で停められる駐車場もあるようです。

駐車場の奥に稲子湯唐沢橋登山口という登山口があります。ここからしばらくは林道になっていて林道を通ってお仕事をしに行く方の4WDの車がこのゲートの先に入って行っていました。(一般の車は進入禁止です)進入禁止なのは車だけなので徒歩で登山する人は普通にこの先に行ってOKです。ゲートの先に登山計画書を入れるポストがあります。僕は登山アプリのYAMAPから登計画書を出したので紙の計画書は使用しませんでした。(長野県はYAMAPから登山計画書を提出できて便利です)

ゲートの先に橋があり渡っていきます。橋の先はしばらく車が通れる幅の林道と徒歩の登山道が分かれたり合流したりしていて途中で林道から完全に分かれてから少し急な上り坂になりました。僕は林道を歩いてる時に徒歩の登山道の入り口に気が付かなかった個所があって林道を通ってちょっと遠回りしてしまったところがありました。

少し急な上り坂を登っていくと周りの景色が自然いっぱいですばらしかったです。途中で水分補給でちょっと休んだりしつつ登っていきます。この日は他には1人くらいしか登山してる人がいなかったので周りに人がいない時が殆どで自然を満喫できました。

全体的に道はしっかり整備されていて間違えやすい箇所は特に無さそうでしたが山小屋の近くになってくるとこのようにさらにしっかりと整備された道がありました。(他の個所もしっかりと道がわかるように整備されていて安心して歩けました)

しらびそ小屋という山小屋とその隣にあるみどり池のほとりで小休憩。コンビニで買って持ってきたパンを食べました。

池を見ながら休憩します。この日は曇っていたのですが、翌日の帰りは天気も良くてさらに景色が良かったです。

しらびそ小屋ではリスに餌をあげてるそうで、野生のリスが集まってきていました。(見えずらいのですがこの写真の右奥と左の手前にリスがいます。しらびそ小屋も人気の山小屋で宿泊以外に食事をしたりもできるようです。

休憩後、出発してさらに先に進んでいくと湿原みたいになってる川?のとこを通る木の歩道もありました。こういう所を歩くのとても好きです。

さらに進んでいくと狭い道を通っていく地点もありました。油断せずに歩いて行けば危険な場所は無い感じでしたが崖沿いなので慎重に。1ヵ所、最近倒れた倒木が道を塞いでいる場所があったのですが、何日か前にYAMAPを使ったかたが地図に注意マークをつけていてくれたので慌てずに倒木を乗り越えて進みました。

しばらく行くと広い道に出ました。ここは右に曲がると本沢温泉。左に曲がると他の登山口(自家用車やタクシーでしか行けない登山口)へ繋がってるみたいです。ここから先は広くて上り下りも少ない道です。

途中で本沢温泉キャンプ場があります。この日も結構沢山の人がテント泊してました。僕もいつかはテント泊で来てみたいです。

あともう少しで到着というところに橋が。

ハシゴ2つに木の板を載せた造りでちょっとビビりながら通りました。

登山口から2時間半位で本沢温泉に到着しました。大きな規模の山小屋で正面の本館、右手前の新館、左側は外売店(この日はやっていませんでした)のほか中には談話室や自炊室があるようです。

 

先ほどの画像の右側。右のベランダがある建物が新館で左側の建物は食堂などがありました。

先ほどの画像で正面の本館の建物。こちらに玄関があります。

本沢温泉の表札かっこいいですね。

玄関を入った所にベルがあってテント泊や温泉の日帰り入浴の受付はこのベルを鳴らして山小屋の従業員さんを呼ぶようになってました。(新型コロナウイルス流行の対策っぽいです)

靴はこちらの下駄箱に置けるようになってます。

日本秘湯の宿。2時間以上、山道を歩いてきたので確かに秘湯な感じしますね。

日帰り入浴やテント泊で入浴したい場合は1000円で入ることができます。本沢温泉には野天風呂と建物の中の内湯がありますが、日帰り入浴やテント泊の場合はそれぞれ別料金(両方入ると2000円)で入浴できるのも1回のみのようです。

玄関の扉を入った所には売店がありました。

右側の扉が玄関へ続いていて館内で履くスリッパもドアの近くにありました。左が先ほどの窓口です。この写真を撮ってる場所あたりにもう一つ窓口みたいのがあって受付になっていてそこでチェックインをしました。

この写真の奥の方に進んでいくと(玄関から入って右折)と食堂や新館などに続く廊下があります。

日本の野天風呂標高ランキングが貼ってありこちらの本沢温泉が1位。他の4ヵ所も行ってみたいです。(5位の三斗小屋温泉は2つ宿があるうちの野天風呂が無い方の宿に泊まったので、次回は野天風呂がある方に泊まってみたいです。前回泊まった方も凄い良い宿でした)2位と3位は初心者にはハードな場所にあるようなのでまずはその前に登山の経験を積まないと。

玄関前から廊下に進むと内湯や洗面所、トイレなどにつながる階段、食堂などがありそのまま進むと新館があります。

新館とは通路で繋がっています。こちらが新館の玄関。

5月末でしたが標高が高いからか夕方から結構冷えたのでこの玄関にある石油ストーブがかなり重宝しました。

新館の玄関を入るとすぐのところに階段が有ります。

2階には4つの部屋がありました。

今回のお部屋です。大きな窓で明かりが入ってくるのが気持ちいい部屋でした。本沢温泉は今回の新館の個室の他に本館の個室、本館の相部屋とあり、それぞれで1000円づつ金額が変わってきてこの新館の部屋が値段は一番高いのですが広々として快適な部屋でした。山小屋の中ではかなり快適な部屋だと思われます。

今回、予約の電話の時に新館とか本館とか希望を聞かれなかったので、まだお客さんが少ないこの時期は新館をメインに使っているのかな?と思いました(食事の時に僕を含めて4組のお客さんがいましたが全員新館でした)ネットで他のかたのブログとかを見てみると逆に新館が使われていないで本館のみの時もあるようなのでたまたまなのか最近そうなったのかはわかりません。

入口のドアには鍵は無いです。入り口近くの壁には天井のライトのスイッチがあります。部屋には暖房器具も無いので夕方からは結構冷えたのですがドアを少し開けておくと1階の玄関にあった石油ストーブで温まった空気が入ってきて暖かくなりました。

押し入れに布団類が入ってるので寝る時にセルフサービスで敷きます。山小屋なので普通の旅館や民宿のように綺麗なシーツがあったりするわけではないので気になる人はインナーシーツなどを持参すると良さそうです。

部屋にあるのはテーブルのみです。テレビやWi-Fiなども無いですがdocomoのスマホの電波はあったので翌日の天気予報などのチェックもできたのは安心でした。

窓からは山が近くに見れてかなり眺めが良かったです。

山小屋で早朝から登山で活動する人が多いので消灯時間は20時と早めです。チェックアウトは8時なので寝る前に荷物の準備をしておくとよさそうです。

部屋に荷物を置いてさっそく温泉に向かいます。まず野天風呂と内湯があるうちの野天風呂へ。野天風呂は日が出てる時間のみ入ることができるのと、テント泊や日帰り入浴のお客さんも多く入ってそうだったので、混んでたら出直したりしないとになるかと思い早めの時間に向かいました。タオルなどを持って登山靴を履いて宿を出ます。

野天風呂は宿の建物からさらに奥に10分位進んでいった場所にあります。この道は野天風呂に行く他、登山道にもなっています。

建物の前ではジュースやビールなどが冷やされていました。購入したい場合は玄関の受付の所でお金を払うようです。また水場にもなっているので水が溜まってるとこの脇から出ている水は飲み水としてテント泊などの時に使用できるようです。

野天風呂へは看板に沿って進んでいきます。

山道を進んでいきます。

ここは登山道との分岐点。野天風呂とかいてある方へ向かいます。

木々の間の道に入っていきます。

ホントにこの道でいいのかな??と思いながら歩いていると温泉分析表がありました。よく温泉で見かける表ですがここでは紙に印刷されているものではなく大きな看板になってました。

崖のような所にある道を進んでいきます。宿の玄関に野天風呂へ行く時はサンダルなどでは無くて登山靴と履いて行くようにと書いてありましたがこういう道なので登山靴が必要です。

進んでいくと広々とした景色にテンション上がります。

そんな景色の中に温泉が見えてきます。

日本最高所野天風呂 雲上の湯です。

標高2150メートルと書かれています。

崖沿いに作られた浴槽に乳白色のお湯でテンション上がりまくります。

そしてこの景色です。山々に囲まれすぐ近くには川が流れています。ネットなどで写真で見た事あって良さそうだなとは思っていましたが実際行ってみると想像をはるかに越える場所で感動しました。

浴槽の深さは結構深く中腰で肩まで浸かれる感じでした。浴槽の中に一段高くなってる部分もあるのですがお湯の中が全く見えないので他の部分から入ると思ったより深くてびっくりするかもしれません。高くなってるところは多分木でできていて、それ以外の所の底は砂利になってます。

乳白色のお湯は硫黄(硫化水素)の香りが強め。入り始めはちょっと熱いかなと思いましたが浸かってみると丁度良い温度でした。そしてお湯がめちゃ気持ち良かったです。

桶と蓋が置いてある程度で他には何もありません。脱衣所なども無いので荷物は浴槽の周りにある破損して使われてない蓋の上もしくは地面に置く感じです。山の中の温泉で石鹸類は使用禁止ですので桶でかけ湯をしてから温泉に入ります。水着を使用しても良いようなので水着で入りたい人は宿やテントなどで着てから服を上に着てくるようです。(僕が入った時は僕を含め他に同じ時間帯にいた人は男性のみだったのでみんな普通に全裸でした)

源泉は端の方にあるパイプから投入されていました。それ以外にも浴槽中から湧いているらしいですが濁っているお湯なのと、お湯に入ってる時は他にも人がいたので確認できずよくわかりませんでした。

泉質は酸性-含硫黄-カルシウム・マグネシウムー硫酸塩温泉[硫化水素型](弱酸性低張性高温泉)
泉温は40.8度(と分析表に書いてあったのですが温度のとこや分析年月日のとこは修正されてたので泉質のとこに高温泉と書いてあったのは過去に分析した時が42度以上だったのかもしれません)と分析表には書いてありましたが、ネットなどでみると、熱いというのと温いという両方の口コミがあったのでその時によって違ったりするのかもしれません。

ここに循環装置などあるはずもなく源泉かけ流しで温泉が使用されていて投入された分のお湯は浴槽の淵から流れそのまま川に流れていきます。加温や加水も無しです。

周りの景色も温泉のお湯も最高で2時間以上歩いてでもお釣りがくるくらい素晴らしい温泉でした。今回5月の平日に行きましたが気温も丁度良く混みあっても無かったので良い日に行けたなと思います。

本沢温泉には内湯もあるので次は内湯です。食堂横の階段を下りていくと途中で洗面所&トイレがある階があり、洗面所&トイレと逆の右側の通路を進んでいきます。

暖簾が有るのでその先へ。

階段でさらに降りていきます。

本沢温泉の内湯 苔桃の湯 です。男女別に分かれていて右側が男湯への入り口です。

脱衣所はシンプルに棚があるのみですが広々としています。

湯上りに腰掛けれるような椅子もありました。

浴室に入ると浴槽には保温のための蓋がされています。

蓋を外すと茶色く濁ったお湯が見えます。蓋は1枚1枚が結構重いので2回目以降に入った時は2、3枚だけ外してコンパクトに入りました(笑)浴槽は結構広く5~6人入っても余裕ありそうです。

お湯は源泉かけ流しで加水、加温も無し。浴槽の右奥の方の淵からオーバーフローしています。お湯は少し熱めですが浸かると疲れがとれる感じでした。野天風呂と全く違う源泉ながら極上の温泉でこちらも気持ち良かったです。野天風呂はあんまりのんびり入ると他に入りたい人がいたら悪いなと思い長湯はしませんでしたが内湯は男女別ですし広いので時間を気にせずのんびり入れました。内湯は夜や早朝でも入れます。

そしてその溢れたお湯が浴槽の脇を流れてきてるのですが温泉の成分が固まって層になってました。自然の温泉が作り出した芸術品!!

ここが右奥の方ですが浴槽の淵も温泉成分が固まってます。

固まった温泉成分の上を流れていく温泉。ずっと見ていたくなります。

しばらく誰も温泉に入っていないと蓋を開けた時にお湯の表面に膜ができていました。

内湯も石鹸類は使用禁止(山の中で下水などが無い場所の温泉だと自然保護のために大体そうかと思います。)なので桶でかけ湯をしてから入浴します。

窓の外に源泉が流れてきていると思われるパイプが見えました。

泉質はナトリウム カルシウムー硫酸塩・炭酸水素塩温泉(中性低張性高温泉)源泉の温度は53.1度と高めですが外のパイプを通ってきてちょっと熱め位の温度になってるようです。野天風呂の方は酸性でしたがこちらは中性。

野天風呂と内湯それぞれの説明書き。実際は入浴してみても両方とも良い温泉でした。

本沢温泉にはもう一つ石楠花の湯という温泉もあります。こちらは冬期限定の温泉施設で本沢温泉の本館の建物玄関から徒歩2、3分位の少し離れた場所(本沢温泉まで歩いてくる道沿いにありました)にあるのですが内湯の苔桃の湯の源泉が沸いている場所にあるそうです。冬期は内湯の苔桃の湯までお湯をひくと冷めてしまうので内湯の苔桃の湯は冬期はお休みになり代わりに源泉を冷まさず使用できるこの石楠花の湯が使えるようになります。こちらも入ってみたいので冬にも来てみたいです。

洗面台とトイレは内湯に行く途中にあります。

洗面台は湧水を使用しているのか、水が流れたままになっています。冷たい水で気持ちいいです。来るときの道で飲み終えた空のペットボトルの中に入れて部屋で飲んだりしました。

トイレは小便器、大便器共に多めの数が有りました。

部屋にはコンセントは無いのですが、新館の入り口で電源タップがあって1時間100円でスマホの充電ができるようになってました(充電器は自分で用意)

食事付きのプランで予約している場合は食堂で夕食と朝食を頂きます。

夕食は17:30から。用意が出来たら宿の方が部屋の前の廊下まで来て声掛けしてくださいました。

この日の夕食はおでんと豚キムチ炒めなど。豚キムチ炒めはご飯が進む味付けで好みでした。おでんはベーシックな味ですが肌寒い夜に山の中の宿で暖かいおでんをたべるのは最高でした。

左上の赤い飲み物は、別料金のこけももジュース。甘くてちょっと酸っぱさと苦みがあって美味しかったです。

こけももジュースの他にもお酒などがありました。

朝食は5:30からでした。シンプルなおかずとご飯、味噌汁ですが朝から暖かいごはんと味噌汁を食べて帰りの山道に向けて腹ごしらえです。

朝食の時間の食堂は窓から日が入ってきて清々しい気分になりました。餌付けをしてるのか窓の外の枝には鳥が時々飛んできました。

朝食を頂いたあと、少しゆっくりとしてから帰りのバスに余裕がある時間に宿を出発しました。本沢温泉に宿泊する方は宿泊の前や後に近くの山に登りに行く方が多いようですが僕は今回は温泉に入るのが目的だったのでまっすぐ帰ります。もう少し体力や経験をつんで次に来た時は山を登りに行ったりもしたいなと思います。

途中で道が分かりにくい広々とした場所があり、ルートが分からなくなって行ったり来たりしてしまった場所がありました。広々とした場所から倒木を越えて狭い道に入る場所があってそれになかなか気が付かずに時間がかかってしまいました。行きも通った場所なので行きに注意深く景色を見て分かりにくい場所を覚えていればスムーズだったのかなと思い勉強になりました。

帰りも自然いっぱいの中を歩いて気分爽快でした。2日目は土曜日だったので向かい側から登ってくる人も結構すれ違いました。

帰りのみどり池は天気も良くてさらに良い景色でした。

行きで登った分帰りは下りが多め。慎重に下っていきます。

帰りは下りが多かったので2時間ほどで登山口に到着。バス停からバスに乗って小海駅まで帰りました。

行ってみたいと思っていた温泉に行くことができ野天風呂も内湯も両方とも素晴らしい温泉で満足でした。行き返りの道も山道ですがしっかり整備されていて登るのが他変なような急坂や危険な個所もなく、僕のような登山初心者でも楽しみながら歩くことができました。とはいえ山道用の登山靴(トレッキングシューズ)や装備、飲み物などを用意、YAMAPなどの登山アプリもしくは地図は必要なのとしっかりと計画をたてて準備もしていく場所だと思います。詳しいルートなどはYAMAPの活動記録に書いてあります。

宿の予約は電話でできます。電話番号や宿泊情報は宿のHPに記載されています。

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