伊香保温泉とラーメン、ハンバーガー 2023年6月

2023-06-30

2023年の6月に1泊2日の旅行で群馬県の伊香保温泉へ行ってきました。伊香保へは何度か行ったことがありましたが前回行ったのが5年前に日帰りで温泉に入りに行った時だったので久しぶりです。伊香保温泉では石段街近くの温泉旅館に泊まり翌日は日帰り温泉施設の温泉露天風呂へ入ってきました。伊香保温泉に行く前には渋川でラーメン、帰りには高崎でハンバーガーを食べたりもしてきました。

今回は小川町駅からスタートです。東京ではなく埼玉の方の小川町駅です。ここまでは東武東上線で来ました。

八高線の列車に乗ります。車両はキハ110系。電車ではなくディーゼルエンジンが動力の気動車です。

八高線の終着駅の高崎駅で乗り換えます。(八王子から高崎までなので八高線)

上越線の列車に乗ります。車両は211系3000番台。群馬方面の温泉に来ると大体いつも乗ってます。

渋川駅に到着です。渋川駅は上越線の他に吾妻線も乗り入れている駅です。吾妻線は草津温泉や川原湯温泉など沿線に多くの温泉がある路線でありそのスタートがこの伊香保温泉最寄り駅の渋川駅です。

まずは昼ご飯を食べるために渋川駅から20分ほど歩いた所にある伊勢屋 坂下店へ。伊勢屋はいなり寿司や巻きずしなどを販売している他、ラーメンも店内で食べる事ができるお店です。本店が同じく渋川にあり以前食べに来た事があったのですが、本店と坂下店それぞれ違う味というのでこちらも食べてみたいと思っていて今回食べに来ました。

本店に行った時の事はこちらの記事にて。吾妻線沿線の温泉に色々と入りに行ったり八ッ場ダムに行ったりした1泊2日の旅行でした。

伊勢屋 坂下店では中華そばを頂きました。
近くにある本店はベーシックな懐かしい感じの醤油ラーメンで美味しかったですが、こちらの坂下店は懐かしさもありつつ動物系ダシが強く、油も多い感じのスープでまた違った美味しさです。麺は少し細めの中太麺で加水率が少なめで固めの湯で加減なのもあって歯切れ良い感じでした。中華そばのメニューは並と大盛の2種類のみ。スープがたっぷりで麺は少し少なめな印象だったので沢山食べたい場合は大盛がよいかもしれません。

11時半くらいに到着してすぐにお店に入れましたが帰るころには店外に待っている人もいました。人気店でお昼しか営業していなく売切れ次第閉店のようなので食べたい場合は早めに行くと良いと思います。(以前、お昼過ぎ位の時間に食べに来た事があったのですがその時は閉店後で食べれませんでした)

本店と坂下店それぞれ美味しいラーメンでしたが僕は今回食べた坂下店の方が好みな味でした。また両方とも食べに行きたいです。

渋川駅に戻り伊香保温泉行のバスに乗ります。関越交通の路線バスで車両は日野の大型バスブルーリボン。入り口扉がリアタイヤより後ろについている造りでした。こちらのバスでは交通系ICカードを使う事もでき便利です。

伊香保温泉バス停に到着です。時間に余裕もあったのであまり調べずにバスに乗ったので思ってたのとちょっと違う場所が終点でした。なんとなく石段街の前のバス停に着くのかなと思っていたら石段下のバス停は石段街口というバス停で伊香保温泉行のバスだとそこまで行かないようです(伊香保榛名口行きに乗ると石段街口を通るようです)この日泊まった宿は石段街口バス停より伊香保温泉バス停の方が近いので帰りはこのバス停からバスに乗りました。石段街の下まで行かずに乗れる場所のバス停知れたという意味ではラッキーです。

ということでせっかくなので少し歩いて石段街の下まで来ました。前回来た時はペヤングとのキャンペーンででっかいペヤングが湯切りしたお湯が流れるよなイメージの演出になってたのですが今回は無かったのです。

代わりにインスタ映えスポットができてました。IKAHO!!

温泉が流れてきています。温泉と知らなければやけに濁った水を流してるように見えそうな気もします。

石段街を登っていくとやがてお店などが見えてきます。

石段玉こんにゃく よろづや に来ました。石段街を上りだして少したったところにあるお店で前回伊香保に来た時も寄ったお店です。向かいには日帰り温泉施設の石段の湯があります。

玉こんにゃくをいただきました。醤油味が染みたコンニャクでシンプルながらもとても美味しいです。購入後、からしをセルフサービスで塗って食べる事も出来ます(画像のからしは僕が塗ったので綺麗に塗れていません...)そしてこの玉こんにゃく、100円というお得すぎるプライスでした(2023年6月時点)

こんにゃくを食べたあとさらに石段を登っていきます。温泉都市計画第一号に地という碑がたっていました。1576頃に最初の石段を作ったとかで400年以上の歴史があるようです。今の石段は1980年頃に改修されたもので、さらに2010年に階段が今の段数の365段になったそうです。

この石段に沿って温泉の源泉が流れていて所々に源泉が流れるのを見れる窓がついてました。

途中からお店も多くなり温泉街らしさが増してきます。

上ってきた石段や周りの山々が見える景色がとても良いですね。

石段から路地に入った所にある 湯乃花まんじゅう 勝月堂に来ました。

湯乃花まんじゅうを頂きました。このおまんじゅうは色々な温泉地でみかける温泉まんじゅうの元祖との事です。1910年に誕生したこのまんじゅうは伊香保温泉のような茶色い色をしていますがこれは温泉の色ではなく黒糖で色をつけているそうです。その黒糖色の生地でこしあんを包んでつくられた湯乃花まんじゅうはモチモチとした皮と丁度いい甘さの餡でとても美味しかったです。

店頭ではお土産用に箱入りで販売している(詳しくはHPにて)他、バラ売りを購入すると木のお皿に乗せてくれてお店の外の道で食べる事ができます(食べ終わったらお皿は返却。)お店ですべて手作りて作っている作り立てを食べる事ができるのが嬉しいです。保存料をしようしていないそうで消費期限が2日と短いのでお土産で買う時は帰りに買った方が良さそうです。(午前で売り切れてしまう事もあるようなのでチェックアウト後すぐとかが良いかもですね)

また石段のある通りに戻ります。石段の一番上は神社の入り口になっています。

石段を登り切った所に伊香保神社が有ります。こちらの神社も歴史がある神社のようで825年に温泉街に創建されてその後1878年に今の建物になったそうです。

伊香保神社でお詣りしてから石段を下っていきます。

今日の宿は石段の通りからこの路地に入った所にあります。

今回宿泊させてもらった伊香保温泉 石坂旅館です。石段街からは徒歩1分ほどの場所にあります。来るときにバスを降りた伊香保温泉バス停からも徒歩3分位でつきます。

伊香保温泉石坂旅館について詳しくはこちらの記事にて。

旅館らしい内装で温泉に来た~!という気分になります。100年以上の歴史がある旅館でいたるところにおもてなしの気遣いを感じました。この部屋やこの後頂くお食事の事を考えると1人泊で2食付き1万円+消費税(2023年現在)という宿泊料というのはかなりお得だと思います。(1人で泊まれるプランは平日のみですが)

そして大浴場は伊香保温泉の黄金の湯が源泉かけ流しで使用されているとても気持ちい1温泉でした。部屋数の多い旅館だけあって脱衣所や浴室は広々としてました。

夕食は宿で頂きました。こちらも旅館らしいメニューでそれぞれ美味しかったです。

温泉に再び入った後に就寝。翌日は次のページに続きます。

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