高速バスと青春18きっぷで長野へ 2023年7月

2023-07-28

翌朝は宿で朝食いただきました。朝食もまた最高でした。

良い意味で民宿のようなアットホームで温かみがある宿でした。そしてこの時期のぬる湯は最高でした。

宿の女将さんにはバス停まで送って行こうか?と聞かれましたが散歩がてら歩いて行きますと伝えて徒歩でバス停まで。周りに自然が豊かな風景が広がる道を歩いて行くのは最高でした。

宿で食事の後に世間話していた時に、バス停までの道沿いにある稚児ヶ渕というところが見どころと教えて頂いたので寄ってみる事にしました。

霊泉寺川に小さな橋がかかっている場所があってその下あたりです。観光用に整備されてるわけでもないようなので知らなかったら降りていくこと無いなという感じの結構な急坂を降りたところになります。滑って転んだりすると危ない場所なのでサンダルやヒールが高い靴、滑りやすい靴などでは降りない方が良さそうです。(僕はスニーカー履いてました)

ちょっと下った所で川のすぐ近くまで行けます。川が丸くて深い穴になっていて、それが2つ連続して並んでいます。

上流から川を流れてきた水がここで回転して周りを削って丸い穴のようになってる場所だそうです。

甌穴とかポットホールと呼ばれるものだそうで。それが連続して2つ並んでいるのも珍しいようです。

バス停からは千曲バスの路線バスに乗って上田駅まで戻ります。車両はいすゞの中型バスのエルガミオ。1時間くらいの距離ですが運賃が500円と安いのは上田市の助成金みたいなのがあるからみたいです。駅から温泉までのバスってそこそこ値段が高い場合が多いのでこれは助かります。(普通だと多分1000円前後する距離だと思います)

上田からは鉄道で移動します。

上田駅からの乗るしなの鉄道線は以前はJRの信越本線だったので青春18きっぷが使えましたが、北陸新幹線が長野までできた時(当時は長野新幹線と呼ばれてた)並行在来線として経営分離され第三セクターのしなの鉄道の路線となったため青春18は使えません。という事でJRとの接続駅の篠ノ井駅までの切符を購入しました。

しなの鉄道しなの鉄道線の列車に乗ります。篠ノ井駅からそのままJR信越本線に乗り入れる列車です。車両は115系。国鉄~JRと使われてきた115系をしなの鉄道で使用していて、以前はよく見かけた115に乗れるのはとても嬉しいです。しかし製造終了から40年たってる車両なので新しい車両に置き換えが進んでいて走ってる車両はだいぶ少なくなってしまったようです。

とても景色も良くて夏休みの旅行感が味わえました。

長野駅に到着しました。

有人改札で篠ノ井駅までの切符と青春18きっぷを渡してスタンプを押してもらいました。2023年夏の1回目。夏のスタートです。

長野といえば長野オリンピック。と思っていましたがもう25年も前なんですね…

長野駅から歩いて善光寺の方に向かいます。長野駅周辺に来た事初めてで駅からこういう感じの風景が善光寺まで続いてるのかなと勝手に想像していたのですが実際は駅の周りは高いビルが沢山建っていて都会でビックリしました。

善光寺に着きました。名前はよく見かけるけど一度も来た事なかったので今回来れて良かったです。今回は気温が暑かったので無理せずお参りだけにしたので、また過ごしやすい時期に来て色々見てみたいなと思います。

善光寺近くの 十割そば 大善 というお店でお昼ご飯を頂きます。善光寺に向かう道の途中にありすぐ前にはバス停もありました。(僕は善光寺~長野駅の間は徒歩でしたが路線バスも走っててそのバス停のようです)到着した時に待ちは5組ほどでしたが、客席が2階にもあり従業員さんも多いので待ちがあっても回転は速いようでそんなには待たずに店内に入れました。席に着くとタブレット端末で注文するようになってました。(場所柄、観光客が多いので高齢の方とかは注文の方法が分からないようでしたがそういう場合は普通に口頭で注文を受けたりと柔軟に対応してるようです)

十割そば を頂きました。蕎麦の味と香りが強くとても美味しかったです。汁はそんなに濃くない味付けでした。今回は外が暑くてサッパリとしたものをパッと食べたいと思いシンプルに蕎麦だけのメニューを注文しましたが、他にはセットや単品などで天ぷらやいなり寿司や丼ものなどもあるようです。十割そばの他にも数量限定で更科そばもありました。善光寺の近くで蕎麦を食べてみたいなと思ってたので美味しいお蕎麦を食べれて満足です。

お蕎麦を食べた後はそのまま長野駅まで戻ります。猛暑という感じの気温でした。

長野駅から信越本線~篠ノ井線の列車に乗ります。車両はE127系100番台。車内はそこそこ混んでいていました。

途中で列車がスイッチバックをして本線から高い所に登っていきました。日本三大車窓の一つ姨捨駅に到着です。

この写真の奥の方にスイッチバックする施設が有り、左側の低い所にある本線からこの高い所にある駅まで登ってきてます。この駅、特急列車は通過するのでスイッチバックを区間を通ることなく、まっすぐ本線を通過していきます。そのためこの景色が良い駅のホームに降りるには普通列車に乗る必要がありますが普通列車以外でも臨時列車などでこの駅の景色を楽しむために停まる場合があるそうでクルーズトレインのTRAIN SUITE 四季島もこの駅に止まるそうです。

通過列車待ちで停車時間が長かったのでホームに出てみるとホームに展望スペースがありました。

景色が良い駅というのは聞いた事あったのですが、ホームからの景色じゃそんなに凄い事無いのかなと詳しく調べた事もなく、今回の旅の計画の時も全く予定に入れてなかったのですが、駅のホームからこの景色が見れるとはとビックリする景色でした。これはまた別の機会に来てみたいなと思いました。後で調べたら夜景も綺麗らしいですが確かにこの場所からの夜景は凄そうです。

通過列車待ちが終わり姨捨駅を出発してまた本線に戻った列車はまた進んでいきます。

松本駅に到着です。松本駅には2022年の冬に浅間温泉に来た時以来でした。

浅間温泉の坂本の湯は老舗の旅館が営業を終了して建物はこども園として使われることになったのですが温泉施設はそのまま日帰り温泉施設として営業を続けることになった温泉で、温泉の質がとても良いのと建物などの雰囲気が素晴らしかったです。松本駅からバスで移動なので少し遠いですがまた行きたいなと思ってます。坂本の湯についてはこちらの記事にて。

松本駅からは引き続き篠ノ井線、途中から中央線に乗り入れる列車に乗ります。車両は211系3000番台。

小淵沢駅に到着です。松本から乗った列車が小淵沢駅止まりだったので乗り換えます。

引き続き中央線の列車に乗ります。車両は211系3000番台。JR東日本の山梨や長野の地域の211系は0番台、1000番台、2000番台、3000番台が走ってるのですが、このうち0番台と1000番台がボックスシートがあるセミクロスシートの車両、2000番台と3000番台がロングシートの車両です。という事で松本から小淵沢も小淵沢までもずっとロングシートでの長時間移動となりました。ロングシートで窓から入ってくる夏の日差しが背中にあたっていたせいか首の後ろが日焼けしたようで後日ヒリヒリ痛くなりました(笑)

高尾駅に到着しました。乗ってきた列車の終点なので乗り換えます。外もだいぶ暗くなってきました。

引き続き中央線の列車に乗ります。車両はE233系0番台。

西国分寺駅で乗り換えます。

武蔵野線の列車に乗ります。車両はE231系0番台。東所沢駅行きだったのでこの列車に乗っても次の列車に乗っても結局東所沢駅から次の列車に乗るのですが座れるのでひとまず乗って行ける所まで行きます。

東所沢駅に到着です。この駅の近くに車両基地があるのでラッシュの時間が終わってからはこの東所沢駅止まりで車庫に帰っていく列車が時々あって段々と走ってる本数が少なくなっていきます。

東所沢駅から引き続き武蔵野線の列車に乗ります。車両はE231系0番台。

今回の旅は北朝霞駅までです。

行きは高速バスで帰りは青春18きっぷという1泊2泊の旅行でしたが猛暑日に入るぬる湯の温泉は最高でした。翌日は行ってみたかった善光寺に行ったり姨捨駅からの景色が素晴らしかったりと帰りも楽しめました。高速バスは久しぶりに乗りましたが上田駅まで行くのはとても便利で運賃も手ごろなのでまた乗って上田に行きたいと思います。霊泉寺温泉にもまた行きたいですし、上田周辺に行ってみたいと思っている温泉がいくつかあるので楽しみです。

今回1回目を使った青春18きっぷの残りで8月の連休に鳴子温泉に行く予定で予定を立てていたのですが…まさかの連休初日に発熱。症状からして新型コロナだったので泣く泣くキャンセルして連休中ずっと家で寝てました...という事で残り4回分の青春18きっぷは8月終わり~9月初めに2回に分けてギリギリのタイミングに使い切ることになったのですがそれはまた別の記事にて。

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