弘法不動の湯(福島県)

2023-09-08

2023年の8月に福島県鏡石町にある弘法不動の湯という日帰り温泉施設に入浴して来ました。トロトロとした肌触りで気泡が体にまとわりつくとてもいい湯が源泉かけ流しで使用されてる温泉で素晴らしかったです。

この日は青春18きっぷでの福島への1泊2日の旅で温泉の後は近くの白河ラーメンのお店でラーメンを食べたり田んぼアートを見てから後磐梯熱海温泉で宿泊。翌日は喜多方ラーメンを食べたり会津若松で観光してきました。旅全体についてはこちらの記事にて。

最寄り駅は東北本線の鏡石駅です。新幹線などで行く場合は新白河駅と郡山駅の間の駅です。

駅の西口を出て正面に真っすぐ伸びる道路を進みます。Googleマップで検索すると真っすぐではないルートが出るのですが真っすぐで大丈夫です。

途中で国道4号を渡る場所があります。横断歩道が無いのでGoogleマップだと迂回するルートになってるようですが国道の下を通る歩行者用の地下通路があるのでこれで国道を渡ります。(Googleマップだとこの地下通路が反映されないようです)

国道を渡りそのまましばらく進むと弘法不動湯と看板が見えてきます。駅から徒歩で10分位です。

看板がある所で左に入っていくと坂があり下っていきます。

弘法不動の湯に到着です。元々はこの地に温泉宿があって、その宿が無くなりその跡地に同じ源泉を使って作られたのがこの温泉施設らしいです。

ネットでレポなどをみかけてかなり良さそうな温泉だなと思い以前からずっと気になって来てみたいと思っていた温泉なのですが今年(2023年)の初めの頃に営業終了という情報をネットで見かけ、残念だなと思っていたら経営者が変わり引き続き営業されることになったそうです。

入り口を入ってすぐのところで靴を脱いで下駄箱に靴をしまいます。中に進むと受付があるので入浴料を支払い受付してもらいます。

受付の前にはテーブルと椅子がある休憩所があり、休憩所の奥では野菜が販売されていました。脱衣所の入り口はその奥です。

脱衣所は結構広く入ってすぐのところにカゴと棚がありました。

もう一か所にもカゴが置いてある棚がありその隣には洗面台が3つ。

鍵がかかる無料のロッカーもありました。大きめのロッカーで中に棚があるタイプ。リュックと服が余裕で入るので使いやすかったです。

浴室には大き目の浴槽が1つあります。サイズは10人以上も入れそうなくらい大き目でした。ぬる湯で薄茶色をした温泉でかなりツルツルトロトロとした感じの肌触りです。また体に気泡もまとわりつく感じでした。肌が綺麗になりそうないわゆる美肌の湯といった感じのお湯です。浴槽の中の窓際の側面の底には木のベンチのようなものが沈めてあり、これに座りながらぬる湯のトロトロとした温泉に浸かっているといつまでも入っていたくなるような気持ちいい温泉でした。

壁にある湯口から源泉がどんどん沢山投入されています。源泉かけ流しで使用されていて溢れたお湯は浴槽の湯口とは一番離れた方にあるお湯が流れ出ていく個所から溢れて排水口へ流れて行っていました。

湯口の近くの浴槽の側面の足元の方はジェットバスのようにお湯が噴き出すようになっていました。

浴室に洗い場は5か所あったので多少混みあってる時でも十分な数があると思います。

泉質はアルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性温泉)です。源泉の温度は38.2度と少し温め。pH9.1のアルカリ性の温泉です。お湯は源泉かけ流しで使用していて加水も無しです。

以前から行ってみたいと思っていた温泉ですが実際入ってみるとトロトロのぬる湯でかなり好みで想像を越える気持ち良さの温泉でまた行きたいなと思いました。東北本線の駅から徒歩10分で行けるという場所も便利ですし今回のような青春18きっぷの旅の途中に寄るにも良いと思います。今回行ったときには無かったのですが、最近(2023年10月)宿泊ができる部屋もできたらしいので(インスタに書いてありました)それも気になります。

営業時間などについては弘法不動の湯HPでご確認いただけます。

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