青春18きっぷ(福島)温泉、ラーメン 2023年9月

2023-09-08

2023年の9月に青春18きっぷを使って福島まで1泊2日の旅行に行ってきました。日帰り温泉施設と温泉宿で温泉に入ったりご当地ラーメン、駅弁などの美味しいものを食べたり観光したりと楽しんできました。

4回目のスタンプを押してもらいます。日付は9/8。9/10までが利用期間なのでギリギリに使い切る感じになりました。2023年夏はまだ終わりません!青春18きっぷだけでなくて気温もまだ猛暑日が続いてて夏みたいですが。

川越駅からスタートします。この日はなんと南の方から台風が近づいてきて上陸しそうになっていました。ただ、結構弱い台風で風は強くないようなのと予報を見る限り台風が来る前に東北方面まで行けそうなので翌日には台風ではなくなりそうなので大丈夫と判断して決行です。

川越線の列車に乗ります。車両はE233系7000番台。川越線は風に弱い(田んぼの真ん中を走る区間とかが特に。高校生の頃通学で乗ってたんですが風強いと止まってました)ので念のためになるべく台風が近づく前に乗りたいと思い最初の計画より速い列車に乗る事にしました。平日ですがまだラッシュ前で空いてたのも良かったです。

無事大宮駅の到着。乗り換えます。

宇都宮線(東北本線)の列車に乗ります。車両はE233系3000番台。そこそこ雨は降ってましたが風は大丈夫そうです。

宇都宮駅で乗り換えます。すぐに来る列車に乗っても、次に来る列車に乗っても次の乗換駅の黒磯駅で同じ列車に乗るので(当初予定してたのは次の列車だった)宇都宮で時間をつぶしても良いのですがひとまず先に進むことにしました。

引き続き東北本線の列車に乗ります。車両はE131系600番台。

黒磯駅に到着です。ここでしばらく列車待ちですが、宇都宮駅よりトイレは空いているし(1番線のホームにトイレはあります)改札出てすぐのところに快適な待合室とNEW DAYSもあるしという事でこちらの選択で今回は正解でした。

引き続き東北本線の列車に乗ります。車両はE531系5000番台。東北本線は東京方面の直流電化区間から黒磯駅を出たところで交流電化区間に入るので、黒磯駅から新白河駅を走る区間は交流区間、直流区間の両方を走れるように切り替えできるこの車両が使われています。(家庭の電気で言うと直流は乾電池で交流はコンセント)

新白河駅で乗り換えです。この駅では同じホームの東京寄りが6番線、盛岡寄りが7番線と別れていてホーム上を歩いて行って乗り換えるようになっていました。(殆どの列車はそのようにホームに停まるようです)

引き続き東北本線の列車に乗ります。車両はE721系1000番台。ホームが短くて車両までの距離が近すぎてスマホの広角で撮影したのでなんか変わった感じの写真になってます。

今回の1つめの目的地がある鏡石駅で下車します。

弘法不動の湯 という日帰り温泉施設に来ました。駅からは徒歩で10分位です。以前から来てみたいと思っていた温泉で今回来ることができました。今年の初めに閉店するという事に1度なったものの経営者が変わり継続して営業することになったそうです。

弘法不動の湯について詳しくはこちらの記事にて。

トロトロでお湯の中で体を触るとツルツルとするお湯です。38度のぬる湯でいつまでも入っていたくなる気持ち良さでした。源泉かけ流しの温泉でどんどんと源泉が投入されていました。ネットなどで見て良さそうな温泉だなと思っていましたが想像を越えてかなり良い温泉でした。また行きたいです。最近(2023年10月)宿泊もできるようになったらしいので気になります。

温泉に入った後は白河手打ちらーめん うさぎ というお店に来ました。弘法不動の湯から徒歩10分ちょっとの場所(鏡石駅からも同じ位です)にあるお店で人気店のようで駐車場は満車で行列もできていました(僕が着いた時は前に5人くらい待ちがあって、僕が並んだ後も待ってる人が結構いました)店内は結構広くテーブル席、座敷席とカウンター席があります。

手打中華を頂きました。醤油味のスープは優しい味で一口目のインパクトは強くないですが最後まで美味しいと感じました。麺はツルツルモチモチとした縮れ麺で麺自体も美味しくスープがよく絡む麺でした。チャーシューは噛むと旨味が出るタイプ。カイワレが良いアクセントになっていました。店主が手打中華 すずき という白河の有名店で修行なさったそうです。手打中華 すずきも食べに行ってみたいです。

ラーメンを食べたあとに鏡石駅に戻ってきました。次の列車が来るまで時間があったので駅の周りを散策します。牧場の朝という動揺は鏡石にある牧場がモデルになってるそうですそれについての説明パネルが駅前に展示されてました。

近くには牛や風車のオブジェも。駅には特産品などの販売や観光案内所などがある鏡石まちの駅「かんかんてらす」という施設も隣接していました。

駅に田んぼアートというポスターが貼ってあり、どうやら駅の反対側の出口側の方にあるようなので近くなら行ってみようかなと思いこ線橋を渡り駅の反対側へ。

駅の反対側に行ってみると思ったより駅から近い所で見れるようで、乗る列車の時間にも間に合いそうなので寄ってみることにしました。駅前にあるこの建物に向かいます。

鏡石町図書館です。玄関で靴を脱いで下駄箱に靴をしまい田んぼアートの受付があるという2階へ会談で登っていきます。2階で受付をしてもらいエレベーターに乗って4階へ。

4階のエレベーターを降りると田んぼアートについての説明書きなどが展示されていました。2012年から毎年開催されていて今年で11年目と歴史があるイベントのようです。

4回は展望室になっていて周りがガラスの窓になっていて遠くまで見渡せます。駅もよく見えました。

田んぼアートを見るために建物正面側に移動します。

こちらが鏡石の田んぼアート(2023年)です。一番見所の時期は過ぎてしまっているようですが、田んぼに見事に絵が描かれています。これは絵柄になる部分にそれぞれの色の9種類の品種の稲の苗を植えることでこのように絵になっていて。それぞれの品種で長さが違ったりするので植える密度なども考えるなど色々な工夫をしているようです。

横から見るとこのような感じで知らなければこれが上から見た時に絵に見えるとは気が付かなさそうです。温泉とラーメンの後に列車待ちの時間があって、たまたま見かけたポスターで気になって行ってみましたが中々見れないものを見ることができて貴重な体験ができてラッキーでした。僕は旅行行くときに結構色々と調べていく場所などの計画をしっかりたてるのですが、このように偶然旅行先で良いもの見つけるのも旅の楽しみという感じがしてとても好きです。また鏡石に行った時が田んぼアートの時期でしたらまた見てみたいです。

鏡石駅からは再び東北本線の列車に乗って先に進みます。車両は701系1500番台。

郡山で乗り換えです。郡山には郡山ブラックというご当地ラーメンがあるというのを最近知ったので食べてみたいです(今回は時間などの都合で断念)

磐越西線のホームへの階段がめちゃ目立つようになってました。

磐越西線の列車に乗ります。車両はE721系。

磐梯熱海駅に到着です。本日の青春18きっぷの旅はこちらまでです。

磐梯熱海駅は駅前にお店などは殆ど無いようですが足湯があったりタクシーや旅館の送迎バスなど車が沢山停まっていました。そしてこの日に泊る宿が駅舎を出てすぐに見えます。

本日宿泊させていただく温泉ゲストハウス 湯koriです。磐梯熱海駅から徒歩ですぐの場所にあり源泉かけ流しの温泉に入れるゲストハウスです。

温泉ゲストハウス 湯koriについてはこちらの記事にて。

昭和の時代からある旅館をリノベーションして作られた宿で客室もそれぞれの部屋が趣向をこらしたものになっています。今回泊まった部屋は元の旅館の和風のテイストを残しつつ使い勝手を良くしたような感じの部屋でした。

大浴場と小浴場があり宿泊すると男女入れ替えで両方の浴室の温泉を楽しむことができました。1日目は小浴場の方。源泉かけ流しの温泉で小さめの浴槽なので温泉そのものを楽しむことができました。こちらの温泉も入っているとツルツルな感じがする美肌の湯的な温泉でした。

こちらの宿は夕食の提供は無いので外食するか食べ物を持ち込んでの夕食になります。磐梯熱海温泉には少し歩いた所に飲食店やコンビニなどもありますし、18きっぷで郡山駅まで戻れば沢山飲食店があるので夕食の選択肢は沢山あるのですが今回は夕方から台風の影響で雨が降りそうだったので郡山駅で乗り換えの時に駅弁を買っておきました。

海苔のりべん です。福島県の福豆屋という会社のお弁当で郡山駅などで販売されています。2018年にはJR東日本が主催している駅弁味の陣という投票イベントで征夷大将軍(グランプリ)に選ばれた人気のお弁当です。

海苔とご飯の部分は海苔の下におかかが敷いてあり海苔、おかか、ご飯を一緒に食べると美味しいです。ご飯の部分は食べ進んでいくとご飯の中から昆布の佃煮も出てきて色々な味が楽しめ複雑なハーモニーを感じます。おかずは一つ一つがとても丁寧に作られている印象で芋の煮物、玉子焼き、ゴボウなどそれぞれの味付けも品がある絶妙な味でした鮭が少ししょっぱめなのも良いアクセントになっていました。 盛り付けもとても綺麗です。1000円以上の価格なのでのり弁にしてはちょっと高いかなと思い買おうかちょっと迷いましたが、食べてみるとそれだけの価値があるお弁当だと思いました。また食べたいです。

1日目は何度か温泉に入ったり部屋でテレビを見たりしてのんびりと過ごして就寝。

次のページの2日目に続きます。

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