2023年の10月に大阪の淡路駅近くにあるCAPSULE HOTEL NINJA & GEISHA（カプセルホテル 忍者＆芸者）というカプセルホテルに宿泊して来ました。海外の人がイメージする日本のような遊び心ある内装などがユニークなカプセルホテルで2022にできた施設なので全体的にとても綺麗で快適でした。
この日は3泊4日の兵庫、大阪への旅行の3泊目に宿泊しました。東京と新大阪の往復はちょっとお得な金額で新幹線に乗れるぷらっとこだまを使用して兵庫では有馬温泉に泊り大阪では美味しいものを2日間で色々と食べ歩きました。旅行全体についてはこちらの記事にて。 続きを見る
ぷらっとこだま で大阪、兵庫へ（温泉、カスタム君、古墳、動物園、食べ歩き）2023年10月
宿の最寄り駅は阪急電鉄の京都本線と千里線の駅で、少し歩いた所にJRおおさか東線のJR淡路駅という駅もあります。
駅舎をでたらすぐ近くにあるアーケード付き商店街の入り口にある建物です。淡路駅から徒歩で1分くらいで着きます。JR淡路駅からだと徒歩で5分位です。僕は来るときは淡路駅で降りて翌日出発した後にJR淡路駅から列車に乗りました。1階はコンビニになっているので買い物するのにも便利です。
建物の5階が受付と共用ラウンジ、4階が女性専用フロア、5階が男性用フロアになっています。
1階がコンビニの雑居ビルという感じの建物ですが入口横には宿の名前が書いてあるので分かりやすいかと思います。
入口を入ってすぐの所にエレベーターがあります。
エレベーター内のマットにも忍者＆芸者。
５階でエレベーターを降りると何やら神社のようなそうでもないような和風な感じのカウンターが見えてきてテンション上がりました。
夕方～夜だと窓からの明かりも無い分さらに妖しさあります。チェックインは楽天トラベルで予約した後にスマホでSMSで送られてきたアドレスにブラウザでアクセスすると名前等の入力ができカウンターにあるタブレットでＱＲコードを読み取って簡単にチェックインできるようになっていました。無人のチェックインではなくスタッフさんがいらっしゃるので館内の説明もあり、ロッカーのカギがついたリストバンドを受け取ります。
先ほど乗ってきたエレベーターに乗ってリストバンドを読み取り装置にかざすと宿泊する階に行くランプが光ります。リストバンドの一部分（短い円柱みたいな部分）にICチップか何かが入ってる感じでその部分を読み取り部にタッチする感じにしないとなのでちょっとコツが必要な感じでした（読み取らせる部分だけわかれば難しくないです）男性フロアは3階なので3階のランプが光ります。
泊る階のエレベーターを降りた所にまたリストバンドを読み取らせる装置があってリストバンドをかざすとフロアの自動ドアが開きます。
自動ドアから入ってすぐの所で靴を脱いで進みます。この靴を脱ぐ場所がちょっと分かりにくいようで間違えてそのまま土足でロッカーの前まである行ってしまってる人を何人か見かけました。
ドアから入ったところの通路沿いにロッカーがありその向かいの壁には謎の漢字が書かれていてテンション上がりました。服部半蔵手裏剣とか風林火山苦無とか。
ロッカーは上下2段でロッカーの中にも棚があって下段に靴を置き上にリュックサックなどを入れて十分なサイズでした。スーツケースは入らないので同じ階にスーツケースを置いておくスペースがある他、5階のフロントの近くにもスーツケース置き場があるようでした。ロッカーの中には館内着（作務衣のような感じ）とバスタオル、使い捨てスリッパが用意されていました。
ロッカーと一緒の並びに使用後の館内着とタオルを入れるボックスがあるので帰る前までにはこちらに入れます。
ロッカーの先にさらに進むと扉が２つありそれぞれの扉の先にカプセルルームのフロアがあります。
カプセルは上下2段で一つのフロアに20くらいのカプセルがありました。
カプセルの中は寝るのには充分な標準的な広さがあり快適でした。座っていても天井が気になる事は無いくらいの高さもあるように思いました。
スイッチやコンセント、ケーブルを持参すればスマホの充電に使えるUSB端子は1か所にまとまっています。カプセル内のライトはON、OFFの他ダイヤルで調整できます。カプセルの一番奥にあるのでライトが消えた状態でスイッチを探すのはスマホのライトを使いました。枕元にあるのでスマホの充電などに使うには便利な場所だと思います。USBはAタイプだったのでCタイプだけ持ち歩いている僕は使いませんでしたがコンセントに刺すUSB-Cの充電器も持って行ってるのでそちらを使用。
側面には小さなテーブルがあります。サイズ的には充電中のスマホや寝る時に外した腕時計やメガネなどを置いて置けるくらいのものです。
テーブルの上には小さな鏡もありました。
カプセルの入り口はロールカーテンがあります。引っ張って離すと固定されもう一度引っ張ると巻き取る定番のタイプです。
展面台はロッカーの近くにあります。
洗面台の向かいにはトイレがあり下駄のような木でできたスリッパが入り口前にありました。中にはウォシュレット付き大便器の個室が2つと小便器がいくつかありました。トイレは他には5階のラウンジにも1つありました。
シャワールームは4ヵ所ありそれぞれのシャワールームの手前に脱衣所があって鍵付きの扉がついています。シャワールームは手持ちのシャワーの他、固定されていて頭の上からシャワーが出てくるタイプのものにも切り替えできるようになっていました。こういうタイプのシャワー初めて使ったのでテンション上がりました(笑)シャンプーやボディーソープは各シャワールームに備え付けがありました。
コインランドリーと乾燥機は1セットがロッカーの近くにありました。
5階の共有フロアは受付の奥にラウンジがあり天井から沢山の提灯がぶら下がっているようなライトが付いていたりで海外にある日本イメージの施設みたいな感じで怪しさあって楽しくなりました。
テーブルの上には盆栽のようなものや折り紙なども。
壁にはお客さんが書いた絵馬も飾られていました。
和風デザインの地図がある他、観光マップなどの冊子も用意されていたので翌日の予定が決まっていない場合などにここで探すのも良さそうです。
カウンターテーブルも和風な感じの装飾が。ここのまどの奥にはルーフバルコニーがあって外に出れるようになってるようですが改装中で今回のタイミングでは使用できませんでした。
テーブルにはスライドするカバー付きのコンセントとUSB端子が設置されていました。ラウンジでは勉強やパソコン作業などをしている人もいらっしゃいました。このラウンジはチェックインの時間より前から使用することができるようなので早めに用事が済んでチェックイン前に時間がある場合や、夜から外出したい時に少し時間を調整したい時などにもこのラウンジを使用するのも良さそうです。
ソファーとテーブルのスペースもあります。ラウンジ全体が綺麗で居心地も良かったです。
電子レンジ、ポット、流しは一か所に纏めて設置されていました。
冷蔵庫もその隣にあります。
電子レンジや冷蔵庫のスペースは暖簾で目隠しされていてラウンジの雰囲気を壊さない感じになっていました。
カプセルホテルは大体そうだと思いますがカプセル内では飲食禁止なので、コンビニや飲食店のテイクアウトなどで食べ物を買ってきた場合はこの共用ラウンジで頂きます。ドリンク類は自動販売機で購入できます。宿の近くにも飲食店も多くありました。
楽天トラベルで泊る宿を探していた時に外国からみた日本といった感じの雰囲気の写真が気になって今回泊まってみましたがほんとにそういう感じの内装でとても楽しめました。コンセプト的に外国人のお客さんも多いのかなと思って行きましたが、日本人のお客さんの方が多かったです。2022年にオープンした施設というのもあり全体的に綺麗だったのもあり居心地も良かったです。最寄りの淡路駅から阪急の列車に乗ると梅田や京都まで行けたりJR淡路駅からは新大阪駅にすぐだったりと交通の便もとても良い場所だと思います。食事の提供はありませんが淡路駅から乗り換えなしで十三駅や大阪梅田駅に行けば美味しい食べ物のお店が多いのでチェックイン後に夕食に出かけるのも良いと思います。淡路駅は駅周辺の商店街以外は住宅が多い街のようで落ち着いた雰囲気の街でした。
でき、宿についての詳しい情報はHPで見る事が出来ます。