青春18きっぷで宮城、福島へ。2024年8月

2024-08-13

青春18きっぷで行く宮城、福島の旅。2日目は仙台のホテルからスタートです。早い時間に出発の予定だったのでホテルは朝食無しのプランにしていました。

という事で早起きしてホテルから歩いてすぐのとこにある24時間営業のマックで朝マック。都会で泊るとこういう事もできるのは良いですね。ソーセージエッグマフィンのセットをオレンジジュースで頂きました。安定の美味しさです。

この日は仙台駅から出発です。乗車区間がそんなにないのでこの日は青春18きっぷは使わず通常の運賃を支払い列車に乗ります。

仙石東北ラインの列車に乗ります。車両はHB-E210系。

車内には走行している時にどのように電気を使っているかモニター表示がありました。自動車でもハイブリッド車でよくある感じのですね。この時はバッテリーに貯まっている電力でモーターを動かして進んでいました。

終点の石巻駅に到着しました。仙石線の終点で石巻線も乗り入れている駅です。

石ノ森 章太郎さんの漫画のキャラクターがお出迎えです。

駅舎の入り口上にも009のキャラクターがいました。

今回は時間の都合で行けませんでしたが石巻市には石ノ森萬画館という施設もあるようです。

駅前からミヤコーバスの路線バスに乗ります。三菱ふそうの中型バス エアロミディMK。

石巻市震災遺構 門脇小学校に来ました。こちらの施設は2011年の東日本大震災で津波と津波火災の被害にあった石巻市立門脇小学校(震災後は別の場所の仮校舎に移転後2015年に閉校)の建物で現在は石巻市の震災遺構として東日本大震災をめぐる事象と教訓を後世に伝え継ぐために整備、公開されています。学校内にいた生徒は先生が誘導し学校の裏山(日和山)に避難して全員が無事だったそうです。

校庭だった場所から建物を見ることができます。こちらが本校舎だった建物で左右にもう少し長がったようですが、遺構として保存する際に管理上の理由で建物の一部が解体されて中央部分が残されています。

小学校の玄関だった部分です。建物の手前には花壇のようなスペースが作られていて玄関までは入れませんがすぐ近くから見る事ができました。

施設の入り口は展示館(屋内運動場)という体育館だった建物の手前に増築したところにあります。

こちらが入り口です。入り口を入った所に入場料の券売機があり入場券を購入して受付をして頂き入場します。入場後すぐの所にコインロッカー(使用する時に100円を入れて鍵をかけて鍵を開けると100円が戻ってくるタイプ)があるので荷物がある場合ロッカーに入れると見学しやすかったです。旅の途中に公共交通機関で来た場合ロッカーがあるとホント助かります。ロッカーの近くにはトイレもありました。

展示館からは通路を通り震災遺構となっている本校舎と展示館となっている特別教室棟まで歩いて行きます。

本校舎の壁には津波がどこまで来たかを表しているラインが引かれていました。この建物があるのは海から1キロほど離れている場所ですが津波で約1.8メートルの高さまで水に浸かったそうです。

こちらは校長室だった部屋です。本校舎は3階建てで1階は津波の被害を受け、さらに1階から3階にかけ地震後の津波で流されてきた瓦礫や車両等から引火して津波火災がおき延焼してしまったそうです。津波の可能性がある場所で避難する際は高い建物の上の方に避難する垂直避難だけだと津波火災のリスクがあるという事を実際に被害の状況を見て学ぶ事ができました。逃げる時間に余裕が無い場合は高い建物に避難しないといけない事もあると思いますが、避難が間に合う場所に山などの高台があればそちらに避難した方がより安全なんだなと思いました。

本校舎の中の殆どは津波と火災の被害で人が入れない状態のまま保存されているので建物側面に新たに通路や階段が設置されていてその通路などから本校舎の中などを見れるようになっていました。

特別教室棟だった建物は展示館になっており、小学校や周りにあった街の歴史や思い出、震災の時の事なども展示されていました。

校舎に避難してきた被災者の方が校舎まで津波が到達したためさらに裏山へ避難する際、この画像真ん中あたりの建物の1階屋根の部分と右側の裏山の崖の上の部分に教壇をかけて橋にして校舎2階から裏山へ避難したそうです。

また体育館から避難する際にはこの崖の部分に同じく教壇を立てかけハシゴとして使用したそうです。

説明書きが近くにあり実際に避難した際に使用された場所を見ることができたのは勉強になりました。

本校舎の震災遺構と特別教室棟の展示館を見学するとまた入口がある体育館だった展示館に戻ってきます。こちらには石巻市内で使用されていた応急仮設住宅も展示されていて室内も見学する事ができます。

体育館だった展示館には津波の被害にあった車両も展示されていました。消防団で使用されていた車両と石巻市北上総合支所で使用されていた公用車で2台とも震災時に駐車スペースに停めてあり津波に流されてしまったそうです。2011年に僕が災害ボランティアで宮城に来たときに廃車となった自動車が沢山置いてある場所を見かけ普通の事故とは違う壊れ方をしているのを見て津波の恐ろしさを感じたのを思い出しました。

石巻駅からは路線バスで10分位でした(バスが無い時間で歩く場合は徒歩で30分位かかるようです)。駐車場もあり三陸縦貫自動車道のインターから15分位で着くようです。

石巻市震災遺構 門脇小学校を見学した後、近くにある石巻南浜津波復興祈念公園という公園の中にある みやぎ東日本大震災津波伝承館にも見学に行きました。門脇小学校からは歩いて5分位で伝承館の建物に着きました。

みやぎ東日本大震災津波伝承館 の建物です。震災の記憶と教訓を伝えるために作られた施設で県内の震災伝承施設等へのゲートウェイ(玄関口)の役割を果たす施設としての目的もあるそうです。こちらの施設は入場料がかからず無料で見学できます。

館内には震災関連の展示があります。大型スクリーンで映像を見る事ができるシアターという部屋もありました。土曜日には県内で東日本大震災を被災なさった方による語り部講話も行われているようです(語り部講話のスケジュールなどは宮城県HPの みやぎ東日本大震災津波伝承館ページに記載されています。

石巻南浜津波復興祈念公園にある、一丁目の丘という丘からの景色です。右の方にあるのが みやぎ東日本大震災津波伝承館。この公園は東日本大震災の前は石巻市南浜地区の住宅街があった場所でこの丘には同じ場所からの住宅街の景色の写真のパネルも展示されていました。この広い公園全体に住宅街があった事を考えると東日本大震災の被害の大きさを実感しました。ここにあった街のことは門脇小学校の展示にもありました。

石巻南浜津波復興祈念公園、みやぎ東日本大震災津波伝承館へは公共交通機関の場合門脇小学校と同じ門脇四丁目というバス停が最寄りのようです。このバス停の路線は山下門脇線という石巻駅からの循環バスで右回り、左回りがあり石巻駅から門脇四丁目はどちらに乗ってもそこまでは時間が変わらないので右回りに丁度いい時間のバスが無ければ反対の左回りという感じで時刻表を調べたら丁度いい時間にバスに乗れました。(2024年秋時点)

石巻市震災遺構 門脇小学校と みやぎ東日本大震災津波伝承館を見学して東日本大震災について色々と学ぶことができ今後のいざという時の避難などについても考える事もできました。

この日の宿泊地に向かうために路線バスで石巻駅まで戻ります。

ミヤコーバスの路線バスに乗ります。車両はいすゞの中型バス エルガミオ。

石巻線の列車に乗ります。車両はキハ110系200番台。

石巻線の車窓からは田畑や遠くの山々が見える景色がとても良かったです。

小牛田駅に到着です。こごた と読むのは知らないとなかなか難しいですね。

ここで乗り換え時間が1時間ほどあるのでお昼ご飯を食べに行きます。

丸竹食堂 に来ました。1929年創業と90年以上の歴史があるお店です。店内はテーブル席、座敷席があり到着したのが13時少し前とお昼時という事もあり賑わっていました。メニューはラーメン類の他、定食屋丼もの、うどんもありました。地元のお客さんも多そうで好みの雰囲気でした。

鶏中華そば(とりちゅう)を頂きました。中華そばの鳥のチャーシューが多くなっているチャーシューメン的なメニューで開業時からの人気メニューなんだそうです。醤油の味がしっかりとして蕎麦の汁のような和風のダシも感じるサッパリとしたスープに中太ストレートのツルっとした麺で美味しかったです。麺は自家製麺のようです。チャーシューは柔らかめのものとコリっとした歯ごたえのあるものの2種類がのっていてそれぞれ違いがあって食べ飽きない感じでした。他ではラーメンに乗っているのを見た事無かった赤くて丸い生姜が途中で食べるとサッパリして良いアクセントになりました。

塩檸檬中華そばというメニューもあって気になりました。塩檸檬中華そばの方は数年前にできたメニューのようで昔からの伝統のメニューと共に新しい独創的なメニューを作っているのもまた良いですね。また来店して今度はそちらも食べてみたいと思います。

小牛田駅の西口駅前から徒歩で3分ほどの位置にあります。営業時間はお昼のみのようですが駅から近いので旅の途中に寄るのにも良いと思いました。

ラーメンを食べた後に買い物をするために丸竹食堂から徒歩で2分くらいの場所にあるお店に移動します。

山の神まんじゅう本舗 村上屋 です。1900年創業で120年以上の歴史があるまんじゅう屋さんで製造をしている建物に直売所が設置されています。

山の神まんじゅう(6個入り)を購入。作り立てのまんじゅうを注文後に紙のパッケージに入れていただけました。しっとりとした薄めの皮にたっぷりのあんこが詰まっています。手作りのあんこは粒あんで小豆の風味が強く控えめの甘さでした。とても美味しかったです。パッケージのデザインも良いですね。山の神まんじゅうは小牛田の名物として複数の業者が製造販売していたり小牛田駅の構内で販売されていた時期もあったそうですが現在ではこの村上屋のみが製造しています。

こちらの直売所以外でも宮城県内の駅にあるNEW DAYSやスーパー、道の駅などでも購入できたり直販の通信販売もあります。HPに店舗への入荷予定が掲載されていたり通信販売のページもありました。

山の神まんじゅうはこの日の宿で頂きました。

山の神まんじゅう本舗 村上屋は小牛田駅から徒歩で1~2分くらいで着きますので列車の乗換の時間に余裕があれば買いに行けるかと思います。

陸羽東線の列車に乗ります。キハ110系100番台。陸羽東線はこの年の7月の大雨で一部区間が運休となってしまっているのですが。この日に乗る区間は一部の列車以外は通常通り運航していたので最初の予定通り鳴子温泉駅へ向かいます。(鳴子温泉駅から先が運休になっていました)

鳴子温泉駅に到着です。

駅前には鳴子温泉イメージキャラクター なる子ちゃん がお出迎え。

この日に宿泊した旅館 岡崎荘です。湯治向けの自炊宿で手ごろな価格で宿泊できました。鳴子温泉駅からは歩いて5分位です。

こちらの宿には前年の2023年夏に宿泊する予定だったのですが旅の数日前から体調不良になってしまい旅をキャンセルする事になってしまったので1年越しで念願の宿泊でした。

旅館 岡崎荘について詳しくはこちらの記事にて。

お部屋は湯治向けの自炊宿らしくシンプルかつ冷蔵庫など湯治に必要な物がしっかりと用意されていました。清潔感もあって居心地良かったです。湯治向けの宿には珍しく部屋にトイレもついています(湯治宿はトイレ共用の場合が多いです)

浴室には源泉かけ流しで硫黄(硫化水素)の香りが心地よい温泉が使用されています。この温泉の源泉は近くにある早稲田桟敷湯という共同浴場と同じものが使用されているようです。

コンパクトですが露天風呂もあります。夜になると外も涼しくなり露天風呂がとても気持ち良かったです。

温泉に入った後、散歩がてら徒歩10分くらいのところにあるコンビニへ行ったりして戻ってきたら夕方になりお腹もすいてきました。宿に自炊用の設備もありますが近くに飲食店もいくつかあるので夕食は外食をします。

Tumbleweed burgers cafe 鳴子店へ。こちらのお店は鳴子温泉駅と岡崎荘の間の道沿いにあるハンバーガー屋さんで、こちらの鳴子店の他に本店が同じ鳴子温泉郷の川渡温泉駅から車で少し山の中に入った所にあってそちらも人気があるそうです。外観も店内もオシャレな感じで店内は広々としたスペースにテーブル席やカウンター席がありました。アルコール類も充実していてバーとしての利用ができたりステーキなどもありハンバーガー以外でも楽しめるようです。

ハンバーガー、オニポテ、コーラを頂きました。パティは宮城県産黒毛和牛を使用しているそうでしっかりとした牛の味を感じました。パンズは丁度いい弾力があり甘みもあってパティともよくある味でした。レタス、トマト、タマネギ、ベーコンもサンドされていてボリュームもあってとても美味しいハンバーガーでした。オニポテは通常ポテトとオニオンリングが別メニューなのを両方食べれるように半分づつでセットになっているメニューでカリっと上げてあってサクサクで香ばしかったです。

Tumbleweed burgers cafe 鳴子店は鳴子温泉駅から徒歩で3分くらいの場所にあります。

夕食後に宿に戻り温泉に入って疲れを癒してからのんびりとして就寝。旅の2日目も終了です。次のページの翌日に続きます。

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