青春18きっぷで宮城、福島へ。2024年8月

2024-08-13

宮城、福島への4泊5日の旅最終日です。朝食は宿で頂きます。

朝食も少し変わったスタイルで宿に併設されているお蕎麦屋さんが朝から営業していてチェックインの際に受け取った朝食用のクーポンで好きなメニューを頂きます(クーポンの金額以上のメニューの場合は差額を支払い)朝から美味しいお蕎麦やご飯などしっかりと食べれてとても良かったです。デザートに桃が付いてきたのも福島らしくてうれしいところです。

飯坂温泉駅から福島交通飯坂線の列車に乗ります。車両は福島交通1000系。

引き続き温泉気分を味わえました。

帰りもミッフィーみたいなウサギに監視されています。

福島駅に到着です。

ここからは青春18きっぷでJRの列車に乗ります。改札で18きっぷ5回目のスタンプを押してもらいました。1回ごとにスタンプを押してもらう18きっぷはこのシーズンまでだったのでこれが最後です。当時は次シーズンのことは発表になってなかったので知る由もなかったのですが。

東北本線の列車に乗ります。車両は701系1500番台。

白石駅で乗り換えます。

引き続き東北本線の列車に乗ります。車両はE721系1000番台。

岩沼駅で乗り換えます。

岩沼には2011年の東日本大震災の後に災害ボランティアで来た事があってホームに降りたのはその時以来だったのでその時の事を思い出したりしました。駅から少し歩いた所にあったボランティアセンターから車に乗って被災された方の家にお伺いしてドロかきのお手伝いをしたりしました。それから13年たってるんですね。その時には多賀城にも行った事があってその時に食べに行った多賀城のラーメン屋さんに今回の旅でも行きたかったのですが営業休止中で行けませんでした(その後、2024年の冬に営業再開したそうです。また機会に多賀城のラーメン屋さんにも行きたいと思います)

常磐線の列車に乗ります。車両は701系1500番台。

原ノ町駅で乗り換えます。

常磐線の列車に乗ります。車両はE531系。5両編成の付属編成でした。

二葉駅に到着です。

東北アクセスが運行している双葉町シャトルバスに乗ります。車両は日野の小型バス ポンチョ。双葉町シャトルバスは双葉駅前と双葉町産業交流センター駐車場にあるバス停の間を往復しているバスで車内で2回券というのを購入すると片道づつ運賃を支払うより少しお得でした。

双葉町産業交流センターに到着です。2020年にオープンした双葉町の復興をけん引する施設で、フードコートやレストランで食事をしたり土産店では福島の名産品などを購入できる他、貸会議室や貸事務所もあります。1階にはファミリーマートも入っていました。

双葉町産業交流センターのフードコートにあるせんだん亭で昼食を頂きます。浪江町が役場隣りに整備した仮設商店街で4年間営業後にこちらのフードコートに移転してきたお店で、なみえ焼そばなどを食べる事ができます(他にも山形の冷たいラーメンやコロッケもメニューにあるようですが焼きそば以外は日によって提供が無いようです)

なみえ焼きそば を頂きました。うどんのような太麺にソース味の焼きそばでとても美味しかったです。具はモヤシと豚バラ肉で炒められてソース味がしっかりとついたモヤシと甘い脂がのったお肉もとても美味しかったです。袋に入っている唐辛子がニンニクの風味になってるようで途中でこの唐辛子をかけると味変になってこれがまた美味しかったです。しっかりとした食べ応えもあって大満足でした。なみえ焼そばは福島県浪江町の1950年代からあるご当地グルメで2000年代終わりごろから町興しの一環でご当地グルメのB-1グランプリに出場したりして東日本大震災の原子力発電事故の影響をうけながらも2013年のB-1グランプリでは1位を獲得したそうです。浪江町のお店以外にもこちらのお店や二本松駅近くにある杉乃家というお店などでも食べれるようです。

双葉町産業交流センターへは双葉駅からシャトルバスで6分位で着きます。車の場合は常磐自動車道の常磐双葉インターチェンジから10分くらいで広い駐車場もあったので車でのアクセスも良いかと思います。

東日本大震災・原子力災害伝承館を見学します。双葉町産業交流センターのすぐ隣にある施設で2011年3月におきた東日本大震災と津波によっておきた福島第一原子力発電所事故の原子力災害を後世に伝えることを目的としています。

震災前の町の展示もあります。こちらは1991年から双葉町の商店街前に掲示されていた標語で1987年に当時の小学6年生が学校の宿題で提出した標語だったそうです。震災後にテレビなどで有名になった看板ですね。

当時の中学校で書かれた習字にも原子力発電所が生活の中で身近な存在だった事が感じられますね。

2011年の事故後の福島第一原子力発電所の模型です。

福島第一原子力発電所事故での対応の状況が生々しく残された展示物。震災時の事については他にも詳しく展示がされていて映像や音声などを使った展示も多く見た人が理解しやすい展示になっているなと思いました。

発電所からの3キロ、10キロの円が地図に描かれています。

除染作業で取り除かれた土砂を入れた袋(展示されている物は実際に土砂が入っているわけではないです)。震災後の復興への事も詳しく展示されていました。原子力発電所の事故は一度起きてしまうとその後の復興が大変だという事を改めて感じました。

今も続く復興への挑戦についての展示もあります。

展示以外に1日4回(2024年時点)語り部さんによる語り部講話があり震災時に双葉町やその周辺の市町村にお住まいで被災なされた語り部さんの講話を聞くことができます。(毎回40分で先着順の受付。入館料のみで参加できます)館内の展示は実際に起きた事などを資料として展示しているのに対して、語り部さんの講話は被災なさった方のその時に体験した事や感情も交えた生の声を聞く事ができるので展示の見学だけではなく語り部さんの講話にも参加するとよりこの震災で起きた事について学べると思いました。東日本大震災原子力震災伝承館のHPに語り部講話のスケジュールなども載っていますので時間等を確認してから来場すると良いと思います。

屋上には展望スペースもありました。

東日本大震災原子力震災伝承館は双葉町産業交流センターと同じくJR常磐線の双葉駅からシャトルバスに乗るとすぐです。双葉駅には常磐線特急列車の中で仙台まで行くひたち号が停まるので公共交通機関でも東京方面からのアクセスも良いかと思います。(沿線にはいわき湯本温泉がある湯本駅もあるので温泉好きにはそちらもお勧めです)

福島第一原子力発電所の事故に関してはこの福島県の事業である東日本大震災・原子力震災伝承館の他に、富岡町にある東京電力廃炉資料館という東京電力の施設(同じ常磐線沿線にあり富岡駅が最寄り駅です)が東日本大震災・原子力震災伝承館とも違う視点での事故についての展示があるのであわせて見学するのも良いと思います(僕はこの旅の翌月に東京電力廃炉資料館も見学しに行きました。その時にはその近くにあるとみおかアーカイブ・ミュージアムという施設にも行きました)

双葉町産業交流センターに戻りお土産物屋さんで福島の桃で作られたももふるというスイーツを購入。少し解凍して頂きました。桃を冷凍してシャーベットにしていてスッキリとした味で美味しかったです。

双葉町産業交流センターの屋上は展望スペースになっています。

双葉町産業交流センターの屋上から現在整備中の福島県復興祈念公園という公園が見えました。この公園は震災前いくつかの集落があった広範囲な土地に東日本大震災で犠牲となった命に対する追悼と鎮魂の場としてや津波や原子力災害等震災の記憶と教訓を後世に伝承するためにつくられているそうです。

屋上からは海も見えました。

双葉町シャトルバスに乗ります。車両は日野の小型バス ポンチョ。この時はゲリラ豪雨的な雨が降ってきていました。

双葉駅から常磐線の列車に乗ります。車両はE531系の付属編成。この頃には雨も止み晴れてきました。

列車は少し遠くに海がある場所を走っていきます。やがて窓から虹が見えました。

勝田駅で乗り換えます。

乗り換える列車が東京方面から来て折り返し始発なのですが遅延していたので少しホームで待つことに。

すると、なんとホームから見えるところで花火大会が始まりました!

遅延がなくて予定通りの出発だと花火は見れなかったので遅延して逆にラッキーでした!

少し花火大会を観てると列車の発車準備が終わったので乗車します。

常磐線の列車に乗ります。車両はE531系。

柏駅に到着。今回は新松戸駅で武蔵野線に乗り換えるのですが乗換駅の新松戸駅は常磐快速線の列車が停まらないので常磐緩行線の列車に乗り換えです。

常磐緩行線の列車に乗ります。車両はE233系2000番台。首都圏に多く走ってるE233系ですが2000番台は常磐線から東京メトロ千代田線に乗り入れる車両のため車幅が狭かったり前面に非常用の扉がついてたりと独特のスタイルです。

新松戸駅で乗り換えです。

武蔵野線の列車に乗ります。車両は209系500番台。

北朝霞駅に到着。今回の旅はここで終了です。(この後東武で地元の駅まで帰りました)

宮城県、福島県で温泉に入り美味しい食べ物も食べれてとても満喫できました。以前から行ってみたかった松島に行けたり東日本大震災関連の施設に行って勉強になったりと色々な所に行けたのも良かったです。

2024年の冬から青春18きっぷが新しくなったので今までの使い方で18きっぷ旅をできたのは最後となりました。自分にとって便利だった1日ごとに使うというのが出来なくなった点は残念ですが、また今までと違う使い方での旅を考えようと思います。ルールが変わったらそれを工夫して旅するというのはそれはそれで楽しいですし。

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