青春18きっぷ(福島~山形 温泉、食べ物)2023年3月

2023-03-24

2日目の朝は宿で温泉に入って前日にコンビニで買っておいた朝食を食べて少し早めの7時半に出発。湯本駅で青春18きっぷの4回目にスタンプを押してもらいました。

常磐線の列車で仙台方面へ進みます。車両はE531系。付属編成の5両編成です。

いわき駅で乗り換えです。いわき駅は常磐線の他、郡山駅まで向かう磐越東線も乗り入れている駅で気動車も見かける駅です。

引き続き常磐線の列車に乗ります。車両はE531系。こちらも5両編成です。

常磐線でいわきより先へは初めて乗ります。窓から海も見えました。

原ノ町駅に到着しました。この駅は駅の構内に留置線がある大きな駅です。この留置線には東日本大震災で常磐線が分断されてしまった時に2編成の車両が5年間停まったままになっていたそうです。

常磐線から東北本線に乗り入れ仙台駅まで行く列車に乗ります。車両はE721系。このE721系は仙台周辺の路線で使われている車両でここまで乗ってきた交直流両用のE531系とは異なり交流電化区間のみを走ることができる車両です。また、客車が使われていた時代のままホームの高さが低い駅がある路線を走ることが多いという事で床が低くなっていて乗り降りしやすくなってるそうです。車内はボックスシートとロングシートの両方が設置されているセミクロスシートになっています。

原ノ町駅を出発した列車はしばらくすると宮城県に入り新しいめの高架線を走る区間を通りましたが、東日本大震災で線路や駅舎が被害を受けて高架化、移設した区間のようです。その後、岩沼駅に到着。列車は仙台駅まで向かいますが常磐線はこの岩沼駅までで岩沼駅からは東北本線に乗り入れます。

仙台駅に到着です。仙台駅は東北新幹線も停まり多くの在来線も乗り入れている駅なので賑やかです。

仙山線の列車に乗ります。仙山線は仙台駅と羽前千歳駅(そのまま奥羽本線の山形駅まで乗り入れ)の間を走る路線で、宮城県と山形県の県庁所在地を山岳地帯を越えて結ぶ路線です。日本で初めて交流電化された路線だそうです。

乗った車両はE721系1000番台。先ほど乗ってきた0番台が先頭車2両のみで2両編成を組み合わせて4両編成や6両編成などに使用するようになってるのに対して、この1000番台は先頭車の間に中間車が2両連結された4両編成になっています。

仙台駅の乗り換えの間に僕の一番好きなお土産物である萩の月を購入。(仙台駅にはバラ売りしているお店があるので単品で2つ購入)

仙山線の終点羽前千歳駅に到着しました。

仙山線の列車はこの先の山形駅まで奥羽本線に乗り入れるのですが、奥羽本線の福島駅~新庄駅間(通称山形線)は山形新幹線の車両が走るために線路の幅が新幹線と同じ1435mmの標準軌という広い幅(世界的に見ると標準的な幅)に変更されているため、日本の在来線の通常の線路の幅である1067mmの狭軌の路線である仙石線の車両は同じ線路を走ることができません。という事で、羽前千歳駅~山形駅の間の奥羽本線は複線で線路が2つ並んでいますが、それぞれ標準軌と狭軌が単線で並んでいるというちょっと変わった区間になっています。この写真で左が狭軌で右が標準軌。しかもこの写真の奥の方でその2つの線路がクロスして左右が入れ替わるようになっているのもまた見ていて面白いです(山形駅のホームの位置を新幹線が便利場場所にするためにこのように左右の線路を入れ替えているようです)

今回は羽前千歳駅から山形駅とは逆方向の新庄駅方面に向かうのでこの区間は通りません(翌日に通りました)

山形線(奥羽本線)の列車に乗ります。車両は701系5500番台。交流電化区間の在来線用電車の701系の中で5500番台は山形新幹線が走るのと同じ線路を走るために標準軌用の台車になっている車両です。

途中で列車の窓から外を見ると雪が残っているところもありました。

新庄駅に到着しました。山形新幹線の終点の駅で奥羽本線のうちの山形線の区間の終点にもなります。新庄駅には他には宮城県の小牛田駅から鳴子温泉を通ってくる陸羽東線やその反対方向に最上川沿いを走っていく陸羽西線も乗り入れています。新庄氏には とりもつラーメンというご当地ラーメンもあって気になるのですが今回はタイミングが合わなかったので他の機会にまた行って食べてみたいです。

駅舎はとても広くて人形などの展示やお土産物も多く扱ってるコンビニなどもありました。

この日はこの新庄駅からバスで40分くらいの位置にある羽根沢温泉に向かいます。最初計画を立てた時は路線バスで向かうつもりだったのですが村営の路線バスが平日のみの運行で土日祝は走っていないので、あらかじめ電話をして宿の方に新庄駅まで送迎いただくことになりました。待ち合わせの時間に駅前ローターリーまで向かいに来ていただきました。

30分ほどで羽根沢温泉に到着です。本日はこちらの羽根沢温泉 加登屋旅館に宿泊させていただきます。

羽根沢温泉 加登屋旅館に付いて詳しくはこちらの記事にて。

この温泉がツルツルトロトロとするとても素晴らしい温泉でした。大きな浴槽にたっぷりのお湯が源泉かけ流しで投入されています。

今回、お料理は少なめのプランでの予約していたのですがそれぞれのお料理の調理、味付けがすばらしくとても美味しかったです。

この日は宿の温泉に何度か入りのんびりと過ごしました。

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