和歌山への3泊4日の旅2日目は那智勝浦町のビジネスホテルからスタートです。

無料の朝食がセルフサービスで頂けるのでパンをトーストしてコーヒーと共に頂きます。
この旅の計画を立てた時、2日目はカーシェアで車を借りて温泉巡りをしようと思っていたのですが、タイムズカーが和歌山県には少なく(和歌山市や白浜の方には多いんですが)勝浦には1台しかなくて予約が取れませんでした...という事でこの日は午前中から観光をします。

ホテルの前の船着き場から紀の松島めぐりの船に乗ることができるので船に乗る事にしました。この船着き場は他にもホテル浦島という大型観光旅館への送迎船や碧き島の宿 熊野別邸 中の島という島全体が宿の敷地となっている温泉宿の送迎船なども発着しています。

紀の松島めぐりの乗船券はこの日宿泊していたブルーハーバーの隣の建物で販売していました。

勝浦観光桟橋から紀の松島観光の紀の松島めぐり遊覧船くじら号に乗ります。クジラ風のデザインの船で2階建てになっています。

観光のお客さんが多く、海外からのお客さんも結構いらしてました。

2階の最前列に座る事ができました。僕は乗り物酔いをしやすい(鉄道と自分で運転する車以外は酔います)ので酔い止め薬を飲んでおきました。湾内は揺れは少なかったですが、外洋に出てからはそこそこ揺れがあったので酔いやすい人は酔い止めを飲んでおいた方が安心だと思います。

紀の松島は勝浦湾に点在する島々の総称で大小130程の島があるそうです。その姿が宮城県の松島に勝るとも劣らないという事で紀の松島と呼ばれているそうです。実はこの1か月後に宮城県の松島にも行きました(笑)

船のアナウンスで見どころを案内してくれるのですが次々に見どころが現れます。

この海を知り尽くしている観光船なので島の近くにも寄っていきます。

そしてまさかの島の間の狭いスペースを通過していきました。島の岩と岩の間を通っていく時はかなりテンション上がりました。

特長的な形の島々が沢山あり見ごたえありました。船内のアナウンスで見どころを案内してくれるのもとても良かったです。

ここはラクダ岩というラクダに見える岩だったと思います。後でネットを検索して知ったのですが10年ちょっと前まではここにラクダの湯という温泉もあったみたいです。入浴してみたかったです。

太地くじら浜公園桟橋に到着です。ここから折り返して先ほど乗船した勝浦観光桟橋へと向かいますが、ここで途中下船することもできます。

という事でこちらで下船しました。チケットは往復分で購入してあるのでそのまま帰りの分で使用できます。ほとんどのお客さんはそのまま降りずに勝浦観光桟橋の方へ戻っていきました。

船を降りた所は駅前ロータリーみたいな感じになってました。

太地町立くじらの博物館 に来ました。船を降りて徒歩5分くらいですぐ近くです。

ちょうどイルカショーの始まる時間だったので入場してまずイルカショープールへ移動しました。

イルカがジャンプ!見事でした。

イルカショーを見た後に敷地内の施設を見て回ります。こちらはシロナガスクジラの全身骨格標本。強化プラスチック製の原寸大標本で1880年代にノルウェーで捕獲された全長26メートルのシロナガスクジラの骨格を元に作られていて、元となった骨格は下関の博物館に展示されているそうです(ノルウェーから貸し出されていて今のところ2027年まで下関の博物館で見る事ができる予定のようです)

敷地の一番奥の方にある海洋水族館マリナリュウムです。中にはイルカを初めてとして魚やクラゲなども展示されています。

中に入ると水槽の下を通れるトンネルがあります。

このトンネルのある水槽には沢山のイルカがいます。

この水槽のトンネルがイルカが泳いでいる姿を間近で見る事ができとても素晴らしかったです。

トンネルを抜け階段を登っていくと先ほどの水槽の真横からも見る事でできるようになっていて横からのイルカも見る事ができました。まるで「何について調べますか?」と聞いてくれそうな雰囲気です。

マリナリュウムの屋上からみたくじらの博物館です。海の入江を仕切って作られた自然プールが広がっています。

自然プールではイルカがいる場所でカヌーに乗ったりもできるようでした。

自然プールにあるふれあい桟橋エリアではイルカに餌をあげたりもできます。

ふれあい桟橋ではすぐ近くでイルカを見る事ができました。

自然プールではクジラショーも見る事ができます。

小型のクジラですがそれでもイルカ以上の大きさなので大迫力でした。ジャンプした後の水しぶきも凄いです。

クジラが何匹も登場してのショーは見ごたえありました。

くじらの博物館のメインの建物の中はクジラに関する多くの資料などが展示されています。

また古くから捕鯨でクジラと共に暮らしてきた太地の歴史も見る事ができます。

吹き抜け部分上部に展示されていたクジラと捕鯨の模型です。

クジラのヒゲを使用したからくり人形も展示されていました。
クジラの博物館は勝浦から船で近くまで行く以外にJRの太地駅(紀勢本線(きのくに線))から町営のバスでも行くことができます。バスの時刻表は太地町のHPで確認できます(暮らしの情報ページの町営じゅんかんバスというページから時刻表を見れました)。
くじらの博物館のHPがあるのでそちらに開館時間やイルカ、クジラのショーの時間なども詳しく載っています。
くじらの博物館を見学した次に歩いて5分くらいの場所に移動します。

くじら浜海水浴場という海水浴場です。ここは夏の海水浴シーズンにクジラ(2頭のハナゴンドウという3~4メートルくらいの小型のくじら)と一緒に泳ぐことができます。イケスの中にいるクジラをお昼前後の2時間くらいの間海水浴場の中に放ち、その時間にクジラと一緒に海水浴を楽しむ事ができます。小さな入り江にある海水浴場ですがシャワーや更衣室、トイレなども用意されています。

こちらのクジラはくじらの博物館で飼育されているそうで飼育員さんがカヌーに乗って誘導していました。陸からは結構離れている場所でクジラが泳げるくらいの深さは有る場所なので浮き輪やライフジャケットなどを使って楽しむようです。僕はあまり時間が無かったので見学だけでした。

この海水浴場は追い込み漁で使用される入江でもあり(海水浴とは別の時期が漁のシーズンのようです)以前はシーシェ〇ードが捕鯨反対運動の一環で滞在したりしていたようです。(そのことなどについてはおクジラさま ふたつの正義の物語という映画をこの旅に行く前に観ておきました。)
くじら浜海水浴場はクジラの博物館のすぐ近くなので勝浦からの船や太地町の町営バスのバスでも行くことができます。駐車場もあるので車でも行きやすいかと思います(詳しくは太地町のHPに記載されています)
くじら浜海水浴場を出発して船で勝浦へ戻ります。

紀の松島観光の紀の松島めぐり遊覧船の太地くじら浜公園桟橋のすぐ近くには第一京丸という捕鯨船が展示されているのですが僕が行った時は丁度改修中で周りを足場などに囲まれていました(その後改修が終わり今は見えるようになってるようです)

太地くじら浜公園桟橋から紀の松島観光の紀の松島めぐり くじら号に乗船します。

帰りは1階の船内の席に座りました。太地くじら浜公園桟橋から乗る人は数組いましたが船に乗っていた殆どは勝浦観光桟橋からの周遊でそのまま勝浦まで戻るお客さんでした。
太地くじら浜公園桟橋から勝浦観光桟橋までの帰りのルートは行きとは違い最短距離を真っすぐ戻る感じなので時間的には行きより短いです。

前日の夜に温泉公衆浴場 はまゆ に入浴しに行った時に見かけて気になっていた神社にお詣りしてきました。勝浦八幡神社です。

駅や商店街から少し離れた落ち着いた場所にあり神聖な雰囲気を感じました。9月に行われる勝浦八幡神社例大祭では勝浦の街全体の規模で開催されて街中や港での行事の他、海の上でも伝統的な木製の舟の櫂伝馬行事があったり神輿は勝浦の街を練り歩いた後に担いだまま海の中に入って行ったりもするようです。
神社にお詣りした後にお昼ご飯を食べに行きます。勝浦といえばマグロが名物ですが前回勝浦に来た時には食べていなかったので食べたいなと思いマグロを食べれるお店に行くことにしました。

まぐろ三昧 那智 というお店に来ました。那智勝浦名物のマグロ料理を中心に熊野牛や太地町のクジラなどの料理なども扱っているお店でした。12時すぎくらいに着いた時は満席でしたが少し待つと入店できました。

和歌山で梅酒を飲みたいなと思っていたのでまずは梅酒を。こちらのお店は梅酒の種類が豊富にありました。一番ベーシックな感じな紀州産南高梅酒をソーダ割でいただきました。外が暑かったので氷で冷たく冷えたソーダ割の梅酒が爽快でめちゃ美味しかったです。

まぐろ+ネギトロ=二色丼を頂きました。こちらのお店の丼ものメニューの中で一番人気のメニューとのことです。ご飯の上にまぐろの切り身とネギトロがのっていて美味しかったです。まぐろはすぐ近くの勝浦港で水揚げした生マグロ。ネギトロはメバチ、キハダ、びんちょうを叩いて作ったものだそうです。丼の他に味噌汁と漬物もついてきました。
こちらのお店はマグロの丼もののメニューも多いですしそれ以外にもマグロのお刺身やカツなどの定食メニューやおつまみなどがあったりお酒の種類もけっこうありました。
まぐろ三昧那智は紀伊勝浦駅から徒歩5分位。高速バスも発着する那智勝浦バスターミナルも道を挟んで斜め向かいあたりにあります。
昼食の後は次の宿泊地に移動します。

紀伊勝浦駅から紀勢本線(きのくに線)の列車に乗ります。車両は227系1000番台。この日は鉄道での移動距離が短いので青春18きっぷは使用せず通常の運賃での乗車です。(この次シーズンから18きっぷが連続日程でしか使用できなくなった閉まったのでこういう使い方ができた最後のシーズンでした。)

湯川駅に到着です。ホームに駅名標が見当たらなかったので駅舎にあった駅名のパネルです。

この湯川駅、ホームから海が見える景色が綺麗でした。

湯川駅から歩いていきます。

湯川温泉に到着です。ゆかし潟という湖の近くなんですが昔は海の入り江だったのが切り離されて湖になったそうで海水と淡水が入り交じっている汽水湖という種類の湖でした。

この日に宿泊した湯川温泉 恵比須屋です。湯川温泉で現在唯一宿泊営業している温泉宿で近くにある日帰り入浴施設とも違う源泉の温泉に入ることができます。
湯川温泉 恵比須屋について詳しくはこちらの記事にて。 続きを見る
湯川温泉 旅館 恵比須屋(和歌山県)

畳の敷かれたお部屋でアットホームな雰囲気の宿でした。

恵比須屋にチェックイン後、近くにある夏山温泉もみじ屋旅館に入浴に行きました。元々旅館だった温泉で旅館としての営業は終了したあとも午後から夕方まで数時間だけ日帰り入浴のみで営業していてぬる湯の温泉がとても評判良いので入ってみたいと思っていました。

という事で楽しみだったんですが、なんと日帰り入浴のみの営業もやめてしまい閉館してしまっていました。ネットでの投稿などを見ると、この日の前の週までは営業していたようです。ネット上にも閉館の情報が全くなかったので現地で知ることになりました。入浴してみたかったのでとても残念でした。

恵比須屋に戻り温泉に入ります。こちらの温泉も源泉かけ流しでお湯が使用されています。硫黄(硫化水素)の香りもする気持ちいいお湯でした。

夕食は宿で頂きます。家庭的な雰囲気のお食事で美味しかったです。2食付きで結構手ごろな価格の宿泊料ですがボリュームもたっぷりでした。
和歌山3泊4日の旅2日目もたっぷりと満喫して終了。次のページの翌日に続きます。